ヒブの予防接種と副反応(副作用)について

ヒブ感染症とは?

ヒブ(ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型:Hib)が原因で「細菌性髄膜炎」を引き起こします。「ヒブワクチン」と「小児用肺炎球菌ワクチン」は、セットで受けるほうがいいと推奨されています。両方のワクチンは全くの別物ですが、この二つのワクチンを接種する事で「細菌性髄膜炎」を予防することが出来るとされています。ヒブワクチンが導入される前の日本では、年間約1000人の子が「細菌性髄膜炎」に感染し、そのうちの600人がヒブが原因で細菌性髄膜炎に感染していました。

特に、欧米の子供の発症率が高かった為、子供に使用できるワクチンを1980年代に開発。そのワクチンを予防接種として組み込んだ事により、発症率が99%減少したとされています。

日本では世界に20年も遅れて、2008年にワクチンの販売を開始し、2013年には定期接種の1つとして登録されました。今後、日本でも細菌性髄膜炎に感染する子供達が減少することでしょう。生後5か月以降から急激に患者数が増える事で知られているので、生後2か月に入ったら予防接種を受けさせてあげましょう。

※2011年に「ヒブワクチン」と「小児用肺炎球菌ワクチン」の同時接種による乳幼児の死亡例が多発しました。詳細はこちら

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どのように感染するの?

ヒブ感染症を引き起こす菌が、鼻や口から入る事で感染します。鼻や口から入った菌は、肺や喉の奥にある喉頭蓋、脳を包む髄膜などで炎症を起こします。

細菌性髄膜炎の症状

ヒブが原因で、脳を包む髄膜に炎症が起こる事を「細菌性髄膜炎」と呼びます。「細菌性髄膜炎」に感染すると、脳の中に膿が溜まってしまったり、脳脊髄液が増えてしまったりします。

初期の段階では、症状は熱やだるさなど風邪に似た症状が現れます。病院へ行って血液検査などを受けても、風邪と区別がつきにくいのが「細菌性髄膜炎」の怖いところです。そのため、「細菌性髄膜炎」であるという判断が遅くなってしまいます。細菌性髄膜炎に感染していた場合、熱などの風邪の症状から、痙攣・意識が無くなる・ぐったりとするといった症状が現れます。

重症化してしまった場合は?

重症化してしまった場合の後遺症は様々で、発達障害・知能障害・運動障害・難聴、最悪の場合には亡くなる子もいます。ヒブに感染した場合の死亡率は約2~5%、脳に何らかの後遺症が残る割合は全体の30%と言われています。これらの後遺症が残らなかった場合でも、中学生以降に軽度ですが知能に遅れが見られるという事もあります。「細菌性髄膜炎」についての詳しい説明はコチラから

感染しやすい年齢は?

ヒブが原因で、細菌性髄膜炎に感染している子の6割が0~1歳までのお子さん、残りの3割は2~4歳児だと言われています。生後5か月を過ぎた頃から、急に増えるといわれていますが、保育園に通っているお子さんの場合は、感染率が2~3倍高くなると言われています。

予防方法は?

ヒブワクチン(不活化ワクチン)で予防します。不活化ワクチンとは・・・死んだ細菌やウイルスから、免疫を作るのに必要な成分だけを取り出し、毒性を無くして作ったワクチンです。上でもお話した通り、日本では世界に20年遅れの2008年に、ヒブウイルスのワクチンを販売開始。その後、2013年にようやく定期接種の仲間入りを果たしました。「細菌性髄膜炎」は、予防接種を受けることで感染を予防する事が出来る病気です。「ヒブワクチン」+「小児用肺炎球菌ワクチン」は必ず受けさせるようにしてください。

ヒブの副反応(副作用)は?

予防接種を受けた部分が赤くなったり、腫れたりすることがあります。また患部が痛む事や、発熱がある場合もありますが、数日では治まります。

※2011年に「ヒブワクチン」と「小児用肺炎球菌ワクチン」の同時接種による乳幼児の死亡例が多発しました。詳細はこちら

予防接種のスケジュール

1歳未満の予防接種スケジュール

※1歳以降のスケジュールは作成中です。

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