絵本の読み聞かせのコツ「目的を第一に絵本を読まない/絵の説明をしすぎはNG」

楽しく読み聞かせを続けるコツ

読み聞かせのコツ、というのを聞かれることがあります。「私は読むのが下手なので…」と言うお母さんもいらっしゃいます。でも、家で行う読み聞かせに、上手下手などあってないようなものではないでしょうか。こうしなければならない、という決まりもありません。極端に言えば、お母さんが心を込めて絵本を読んでくれるというだけで、あとはもうどんな風でも良いのではないか、と私は思っています。

ただ、「楽しく」読み聞かせを「続ける」となると、いくつかコツがあるのかなと感じているので、何回かのコラムに分けて、お伝えしていきたいと思います。

一つには、目的を第一に絵本を読まない、ということが挙げられます。例えば、教育的な目的が、あまりに先にたってしまうと、聞き手は読み手の意図を察知して絵本を心から楽しむことができません。聞き手の方も、期待した効果がすぐに得られなければ、絵本を楽しむ余裕はなくなってしまうでしょう。

絵本の内容についても、理解度を測るような質問や感想を聞いてしまいがちですが、毎回それを続けていると、聞き手としては安心して絵本の世界に没頭できなくなってしまいます。感じたことを必ず言葉にしなければならない、というのは、意外と負担になるものだと思いませんか。絵本の世界に遊ぶ心を、邪魔しないというのは一つのコツだと思います。

二つ目に、絵の説明をしすぎることに注意しましょう。聞き手は、物語を聞くだけでなく、絵を「読んで」想像力を働かせ、自由な発想を楽しんでいます。大人には、思いもつかないような楽しい解釈を、あれこれしているものです。ですから、その想像力を制限してしまうことにならないように、たとえ間違った解釈だと感じても、特にそれを訂正する必要はないので、おおらかに、読みっぱなしで良いと気楽に構えてください。

質問や説明は、読み手からする必要はないものの、もし聞き手のお子さんから質問をされたり、語り合いを求める様子があれば、それにはぜひ応えてあげてくださいね。内容に疑問や興味をもち、さらにお母さんとそれを分かち合おうとするからこその質問です。お子さんの自主性の芽が、絵本の物語だけでなくお母さんと触れ合い語り合うことで糧となり、花開いていく。絵本の効果を追い求める読み方よりも、こんな流れが親子の関わりの中で生まれていく方が、自然なことではないでしょうか。

最後に、読み方を気にせず、遊びながら楽しめる絵本をご紹介して今回は終わりたいと思います。

ととけっこうよがあけた

せんべせんべやけた

わらべうたを、こんな風にいろんな絵で発展させて一緒に楽しめるなんてすばらしいです。赤ちゃんの頃から読んでいると、そのうち一緒に歌ってくれるようになり、そのやりとりが本当に楽しいのです。リズミカルにゆったりと、ぜひ声に出して読んでみてください。

平松祐美子先生

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