絵本の読み聞かせのコツ「お母さんが絵本を楽しむ」

絵本の読み聞かせのコツ「お母さんが絵本を楽しむ」

前回の【絵本の読み聞かせのコツ「義務にしない/日常生活に取り入れる」】に続き絵本の読み聞かせのコツご紹介したいと思います。絵本の読み聞かせで特に重要だと感じることは、やはりお母さん自身が絵本を楽しむ、ということではないかと思います。

赤ちゃんが生まれ、ファーストブックと言われる赤ちゃん向けの絵本は、繰り返しが単純だったり絵がシンプルだったり、大人には面白さがよくわからない、という声を聞くことがあります。それを毎日何回も続けているうちに、飽きてしまいました、というお話も聞くことがありました。絵本がもともと好きな方であればきっと、こういった心配もなく、ご自分の好きな絵本を中心に読み聞かせていくことで、自然と親子の絵本タイムが定着していくことでしょう。そうではない方は、まずご自身が好きになれる一冊を探すことが第一歩になるかと思います。赤ちゃん向けではなくても良いのです。物語のすてきなもの、絵が好みのもの、大人が面白いと思える絵本もたくさんあります。

そして、それを読んであげてみてください。お母さんが好んで行っていることに、赤ちゃんは興味を示すものです。赤ちゃんによそったご飯ではなく、お母さんのお茶碗からご飯を食べたがったりすることがあるように。

MOE絵本屋さん大賞に輝いた絵本達はおすすめです。大人が読んでおもしろい絵本がたくさん紹介されています。

2014年大賞【へいわってすてきだね】

2013年大賞【りんごかもしれない】

2012年大賞【あさになったのでまどをあけますよ】

読み手であるお母さんの気持ちは、聞き手であるお子さんに伝わります。子どもは、お母さんの気持ちに敏感です。気配やちょっとした声の調子でそれを察知しているものだと、子育てをしていく中でも感じます。

絵本を読んでいても、それがおざなりだったりイライラした気持ちを忍ばせていたりすると、それは伝わってしまうものだなあと思います。そういう気持ちを見せないように、というつもりはありません。そんなときこそ、絵本を開いてみてほしいなと思います。お子さんを膝に乗せ、絵本を開く時間。お母さんにとっても、日常から一歩離れて心を鎮め、ひと休みする時間になることでしょう。絵本には、大人を癒す不思議な力があります。なぜなら、絵本は、洗練されて大切に選ばれた言葉が使われているので、本当に大切なことを心の深いところにすとんと届けてくれる、素直さがあるからです。

ぜひ、まずはお母さんに絵本を好きになってもらいたい、ざわざわした毎日と息つく暇もない家事や育児の合間に、絵本の時間をオアシスのように楽しんでもらいたいのです。

絵本の楽しさを感じてもらうためにおすすめしたいのは、読み聞かせを体験すること!家にある絵本を一冊、ご主人にでも、実母さんにでも、ママ友にでも、ぜひ一度読んでみてもらってください。自分が読んでいたときには感じられなかった新しい体験となることでしょう。絵本は、黙読するのではなく読んでもらうことで完成する、という考え方もあります。それは、実際に体験してみないとなんともわからないことなのですが、言葉というものが、目で見て処理されるのではなく、耳を通して聞くことによって、「身体を使った体験」となり、それが本当に面白いのです。違う人が読むと、自分とは違う音の取り方で新鮮です。そして、絵だけを見て、それを感じながら言葉の韻や調べを体感することが、他の何ものにもたとえがたい不思議な時間となるのです。これを、お子さんが、大好きなお母さんの声で毎日味わっているとしたら、と想像すると、日々の中で絵本の時間をもつことに、少し張り合いを持てるのではないかと思います。

平松祐美子先生

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