赤ちゃん、子どもの歯ぎしり

赤ちゃん、子どもの歯ぎしり

歯ぎしり

だんだん歯が増えてくると、赤ちゃんでもコリコリと歯ぎしりをすることがあります。少ししか歯がないのに、ずいぶん大きな音がするので、びっくりするママも多いのですが、赤ちゃんが、自分の歯を悪くしてしまうほどの歯ぎしりをすることはありませんので、あまり心配することはありません。お顔の周りの筋肉がこって固くなってしまっていることが原因で歯ぎしりをする赤ちゃんもいるようです。お口の周りや耳、首の後ろなどを寝る前にマッサージしてあげると、歯ぎしりをしなくなる赤ちゃんもいますので、試してみてください。

歯がかみあわさって音が出ることをおもしろがっていることもあります。あまり頻繁にしているようでしたら、少し気をそらしてあげるとよいでしょう。起きている時に歯ぎしりを始めたら、カミカミできるようなおもちゃをあげると、歯ぎしりのように「こする」左右の動きではなく、「かむ」という上下運動に誘導できます。赤ちゃんがカミカミして遊ぶことは、お口の発達にとてもよいことなので、ぜひたくさんやらせてあげてください。

歯が全部生え揃ったころから、また歯ぎしりをする子が少しずつ増えてきます。2歳から4歳で15%くらいの子が歯ぎしりをするようですが、前歯の生え変わりの時期である5歳から7歳でもっとも多くなり、25%くらいの子に歯ぎしりが見られます。その後歯ぎしりをする子は少しずつ減っていき、小学校高学年くらいで15%くらいの子が歯ぎしりをするようです。

子どもの歯ぎしりは、以前は歯並びが悪いことや顎関節の異常のせいと言われることもありましたが、最近の研究では、寝ている間の歯ぎしりは、かみ合わせや顎関節とは関係なく、睡眠中に脳の活動レベルが上昇することをきっかけに起こるといわれています。

寝ている間に脳の活動レベルが上下することは正常のことですので心配することはありませんが、毎晩長時間歯ぎしりをしているような場合には、まずはしっかり睡眠がとれているかを確認しましょう。幼児から小学校低学年くらいまでは、夜7時から朝7時までの間に、10時間程度の睡眠をとることがおすすめされています。

睡眠時間をしっかりとっているつもりでも、長時間歯ぎしりが続いたり、いつもいびきをかいていたり、昼間も眠そうにしていたりする場合、十分な深い睡眠がとれていないのかもしれません。子どもの睡眠時間が足りていないと、体にも心にも頭にも、様々な悪影響が出ることがわかっています。鼻がつまりやすいことや、扁桃腺の位置や大きさが原因で眠りがとりづらいこともあります。もしかして、ぐっすり眠れていないのかな?と思ったら、小児歯科や小児科、耳鼻咽喉科の先生に相談してみてください。

乳歯は永久歯に比べてやわらかく、歯ぎしりをすることですり減ってしまうことがよくあります。中には歯がぺったんこになってしまうほどすり減ってしまう子もいますが、それが原因で歯が痛くなってしまったりすることはほとんどありません。

でもまったく心配ないというわけではなく、まれにですが、歯ぎしりで急激に歯がすり減ってしまったことが原因で、歯が痛くなったり歯ぐきが腫れてしまう子もいます。むし歯が全然ないのに急に歯を痛がったり、歯ぐきが腫れてしまったりした場合には、歯がすり減ってしまったことが原因かもしれませんので、小児歯科の先生に診てもらってください。

永久歯にはえかわってからも、まだ歯ぎしりが続く場合は、永久歯がすり減ってしまったり、顎の関節に負担をかけすぎてしまったりするのを予防するために、マウスガードのようなものをつけたほうがよい場合もあります。小学校高学年以降で歯ぎしりが続く場合は、一度歯医者さんに相談してみましょう。

今村由紀先生

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