むし歯の子が減っている?

むし歯の子が減っている?

むし歯の子

今から30年くらい前、ママやパパが子どもの頃は、「むし歯の洪水」と言われていた時代で、ほとんどの子どもたちにたくさんのむし歯があるのが当たり前でした。小児歯科には患者さんがあふれていて、予約を取ろうとしても2年待ちなんてところもあったくらいです。

最近は子どものむし歯が減った・・とよく言われますが、実際は今の子どもたちには、どのくらいむし歯があるのでしょう?

厚生労働省では、6年に一度、大規模な「歯科疾患実態調査」というものを行っています。最新の調査が平成23年のものになりますので、こちらから子どものむし歯についての結果をご紹介します。

まずは乳歯について。調査結果によると、乳歯がむし歯になったことがある子の割合は、1歳ではほぼゼロ、2歳で15人に1人程度なのに、3歳になると約4人に1人に急増しています。その後もどんどん増え、4歳では3人に1人、5歳6歳では2人に1人は乳歯がむし歯になっていました。

永久歯についてはどうでしょう。子どもの永久歯が最初に生え始めるのは5~6歳ごろです。下の前歯が乳歯と交換したり、乳歯の奥から「6歳臼歯」と呼ばれる歯が生えてきたりします。その後、前歯から奥歯にかけてだんだんと生え変わり、12歳くらいですべて永久歯に生えかわる子が多いです。

永久歯がむし歯になったことのある子は、5歳から9歳までは10%ですが、10歳から14歳で35%、15歳から19歳で65%と、生え変わってから数年の間にどんどんむし歯ができてしまっている状況がわかります。乳歯と永久歯合わせた結果ですと、8歳では70%の子がむし歯になったことがありました。

大人のデータも見てみると、20歳から24歳では90%、25歳以上では95~99%の人がむし歯になったことがあるようです。ママやパパの世代では、ほとんどの人にむし歯の経験があるということです。

文部科学省からは、学校保健統計調査の結果が報告されています。平成25年度の結果によると、むし歯になったことのある子どもの割合は、幼稚園で約40%、小学校?高等学校で約50%で、「改善傾向」と評価されていました。

半分の子がむし歯、という現状を「むし歯の子が少ない」とみるか「まだまだ多い」とみるかは評価の分かれるところかもしれませんが、少なくともまだ「今の子にはむし歯がほとんどない」とは言えないのではないかと思います。

むし歯になる子が急に増えるのは3歳からですが、実際には1歳でむし歯になってしまう子もたくさんいます。歯が生えたばかりの赤ちゃんの頃から、信頼できるかかりつけの歯医者さんを見つけて、定期的に検診に通ってもらえれば、この数字はもっともっと減らせるんじゃないかなと思います。

参考リンク:平成23年歯科疾患実態調査

今村由紀先生

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