歯みがきよりも効果的なむし歯予防~3歳までのおやつ~

歯みがきよりも効果的なむし歯予防~3歳までのおやつ~

3歳までのおやつ

「歯みがき」よりも簡単で効果的な虫歯予防のお話。今回は3歳までのおやつについてです。

「何歳からおかしを食べさせていいですか?」と聞かれることが多いのですが、3歳まではなるべく市販のおかしやジュースはデビューさせないことをおすすめします。

むし歯予防のために、3歳までのおやつに気を付けた方がよい理由は2つあります。1つ目は、生えたばかりの歯はとてもむし歯になりやすいということ。生えてから最初の1~2年は、まだ歯が弱いので、あっという間にむし歯がすすんでしまいます。1歳、2歳のころに生えた歯は、3歳くらいまではまだとても未熟な状態なのです。

もうひとつは、3歳までの時期は味覚や味の好み、食生活習慣がどんどん確立されていく時なので、この時期にアメやチョコレート、ジュースなどの濃い甘い味を覚えてしまうと、その後も甘いものがないといられない生活になってしまいがちだからです。2歳以下でむし歯になってしまった子は、その後もむし歯ができる確率がとても高いことが報告されています。

栄養面からみても、大人が食べるようなお菓子は、糖分や塩分、脂肪分、香辛料、添加物がたくさん入っているものもあります。ほんのちょっとだけ、と思っても、1歳や2歳の子の体にとってはかなりの量になってしまいます。

もうひとつ、覚えておいてほしいことがあります。子どもの気道の太さは、その子の小指の太さくらいということ。1歳や2歳の子の気道は、とても細いのです。アメやグミ、ピーナツなど、丸くて小さなものは誤飲すると窒息してしまう危険性がありますので、事故防止という意味からも、小さい子にはあげないようにしてください。

この時期のおやつは、3回の食事だけではとりきれない分の栄養をおぎなうことが目的なので、甘いおかしである必要はありません。朝昼夜の3回の食事の間に1~2回、10時と3時、など時間を決めて、おにぎりやパン、バナナ、おいもをチンしたもの、チーズなど、手軽で栄養のあるものをあげてください。ただし、チョコレートやクリームなどのはいった菓子パンは、糖分も多く、味もとても濃いことが多いので、3歳まではあげないようにしましょう。

「くだものは虫歯になりますか?」という質問も多いです。時間を決めたおやつの時間やお食事の時にくだものを食べるのは心配ありません。でも、くだものにも果糖という糖分が入っていますので、全くむし歯の原因にならないわけではありません。ダラダラと1日に何度も食べさせるのはやめましょう。缶詰のくだものは糖分がとてもたくさん入っていますので、3歳以下の子にはおすすめできません。

アメやチョコ、グミなどの「大きい子のおやつ」はこの時期にデビューするのはまだ早すぎます。一度でも食べて味を知ってしまうと、「ほしいほしい!」となってしまうので、アメもチョコも知らない方が幸せ。子どもの目に触れるところには置かないのが一番です。「チョコ食べたい!ジュース飲みたい!」と大泣きする子をなだめるのは大変ですが、食べたことがなければ、ほしがることもありません。何歳まで市販のおかしやジュースの味を知らずに育てるかな?目標は3歳です。

「家ではおかしをあげていないのに、保育園で色々食べてしまうんです」と心配になるママも多いです。実は、保育園に通っている子どものほうが、家にいる子よりもむし歯が少ないことがわかっています。保育園によっては、かなり小さな子にも大きい子と同じようなおやつを出しているところもあるようですが、基本的におやつや食事の時間がしっかり決まっていて、それ以外の時間にダラダラ飲んだり食べたりすることがないので、むし歯になりにくいのです。

保育園に行っている場合は、保育園でのおやつはあまり気にしなくて大丈夫。子どもが味を覚えてきてほしがっても、「お家にはないよ」と、保育園のおやつと家のおやつの区別をしっかりつけて、お家ではなるべく市販のおかしではないものをあげるようにしましょう。

市販のおかしは3歳までなるべくあげない。でもどうしても、の時は、薄味で栄養面にも配慮されたベビー用、または幼児用おやつとして販売されているものをおすすめします。

この時期に大切なことは、「ぐずったらおかし」とか「ごほうびにおかし」、という習慣をつけないこと。おやつは1日1~2回、時間をしっかり決めて、それ以外の時間にはあげない。「わが家のおやつ」のルールをしっかり作りましょう。

3歳を過ぎて、色々なおかしと出会うようになってからのおやつのあげかた、選び方については、また別のコラムでお伝えします。

今村由紀先生

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