人工授精で産み分けってできる?費用や確率は?パーコール法ってなに?

男女産み分け方法のひとつに、人工授精を用いた産み分けがあります。

自己流でできるものではなく病院に通いながら行うため、費用はそれなりにかかりますが、当たる確率はその分上がります。

産み分けを検討している方は、人工授精がどのようなものなのか、その費用や確率を知って、今後の産み分けにぜひ役立ててください。

人工授精とは


人工授精は、排卵日またはその前の日に、精液から選び取った精子を子宮内に注入して受精させる方法です。

主に不妊治療の一環で使用され、精子の数が少ない、タイミング指導でもなかなか妊娠しないなどの理由で人工授精を採用することがあります。

夫の精子を受精させる場合は「配偶者間人工授精」、第三者から提供された精子を使用する場合は「非配偶者間人工授精」と、精子の提供者によって呼び方が異なります。

人工授精の流れ


ここでは、配偶者間人工授精の場合の流れをご説明します。

1:排卵時期を特定

排卵時期を特定するには、基礎体温の記録がとても役立ちます。
生理周期でもっとも体温が低い日から体温が一気に上昇する日を排卵時期にかけて排卵が行っていると予測できます。

生理周期が28日の場合、生理開始日から数えて14日前後が排卵日になります。

2:超音波検査で正確な排卵日を特定

排卵時期の特定ができたら、経膣超音波検査で卵胞の直径を測ります。
直径が20mmを超えると、排卵が起こるといわれています。

3:頚管粘液の分泌が増加してから性交する

排卵が近づくと、透明で粘り気のあるおりものが出ますが、これを頚管(けいかん)粘液と呼びます。

頚管粘液の分泌が増えると、精子が子宮内に入りやすいため、この時期にセックスを行います。

4:排卵日検査薬で陽性が出たら採精

排卵日検査薬で陽性反応が出たタイミングで、精子を採取して人工授精を受けるため病院に行きます。

病院によってはその場で採精するところがあり、その場合は配偶者と一緒に病院を受診します。

5:精子の洗浄濃縮処理後、子宮内に注入

精液に雑菌などが混入することがあるため、洗浄濃縮処理を行います。
ここではより元気な精子を選ぶために「密度勾配遠心法」と呼ばれる方法で精子の調整が行われます。

精子の調整後、カテーテルを用いて精子を子宮内に注入します。
自然妊娠の場合、精子は膣から入りますが、人工授精では子宮の奥に注入するため、より子宮内に入りやすくなるのです。

6:排卵確認

人工授精を行ってから1日ほど経つと、排卵の時期がきちんと特定されていたかを確認するために、超音波検査を行います。

人工授精時に見えていた卵胞が消えていれば、排卵時期の特定はうまくいったと思ってよいでしょう。

7:妊娠検査

妊娠が成功していれば、排卵のおよそ1週間後に着床が起こり、hCG検査で陽性反応が出るようになります。

経過がさらに進むと、妊娠5週目ごろに胎嚢(赤ちゃんが入った袋)が確認され、妊娠6週以降には心拍が確認されます。

人工授精で妊娠する確率


人工授精は医療技術を用いた妊娠方法であることから、妊娠が成功しやすいと期待されがちですが、実際には成功率は5~10%しかないといわれています。

年齢によっても差があるようで、40代に入ると人工授精での妊娠の可能性は下がり、妊娠が成功したとしてもおよそ半数が流産になってしまうようです。

人工授精での産み分け方法、パーコール法


主に不妊治療の一環で使われる人工授精ですが、産み分けとして人工授精を行う場合、どのように行われるのでしょうか。

パーコール法とは

パーコール法とは、人工授精の技術を用いた産み分け方法のことをいいます。
女の子を希望する女性に適用される方法のひとつです。

高度な技術で精子を分けるのですが、これは精子の種類とそれぞれの特徴をうまく利用しているのです。

パーコール法は1996年から2006年まで日本産婦人科学会によって禁止されていましたが、現在は不妊治療を行っている病院の多くで使用されています。

X精子とY精子

精子には、X染色体をもつ精子とY染色体をもつ精子の2種類があります。
X精子が卵子と受精すると女の子になり、Y精子が受精すると男の子になるのです。

X精子とY精子では重さが異なり、X精子の方が重いという特徴があります。
パーコール法では、この重さの違いを利用して精子を分け、産み分けを行っているのです。

パーコール法のやり方

  1. 精液を採取し、パーコール液と呼ばれる液体に入れ、遠心分離機でX精子とY精子を分離させる
  2. パーコール液の中でX精子は下に沈み、Y精子は上に浮かぶ
  3. 沈んだX精子を取り出し、子宮に注入

パーコール法の成功率

パーコール法は病院で行い、かつ高度な技術で目で見えない精子を見分けられるため成功率は高いと思われがちです。

しかし、パーコール液と遠心分離機を用いても、X精子とY精子を完全に分離させることは不可能のようです。

パーコール法で実際に女の子の赤ちゃんを授かるのは、70%程度といわれています。
確率が高いとはいえませんが、女の子を切望する夫婦にとって、少しでも成功率をあげたいという思いから、パーコール法はぜひ利用したい産み分け方法ではないでしょうか。

パーコール法にかかる費用

パーコール法は2~5万円の費用がかかります。

地域によって相場が変動しますが、パーコール法を実施している病院がない地域もあります。

東京や大阪といった大都市では比較的パーコール法を用いている病院が多く、遠くから通う方もいるようです。
その場合、旅費や宿泊費もかかってしまうため、それらを含めるとさらに多くの費用を必要とします。

パーコール法を行っている病院が見つかったとしても、だいぶ先まで予約が埋まっているケースもあるため、検討しているのであれば、早めに予約状況を問い合わせるといいでしょう。

パーコール法のメリットとデメリット

パーコール法を受けるにあたり、利点や不利な点はあるのでしょうか。

メリットとしては、性行為障害などの問題を抱え自然妊娠が難しい夫婦は、産み分けゼリーなどを用いても、妊娠する可能性が低いため産み分けを行うことが困難です。

パーコール法は、人工的に受精をしながら希望の性別の赤ちゃんを授かる確率を上げることができるため、まずは妊娠を目指す方にとっては非常に有益な方法といえます。

パーコール法のデメリットとして、受精する確率が100%ではなく、受精したとしても必ず女の子が生まれるとは限らないのです。

また、1回の費用が数万円もするため、受精に失敗して再度パーコール法を受けるにはさらにお金がかかってしまいます。

不妊治療は数か月~数年という長い期間を要するため、事情があって転院することも十分考えられます。
そうなると、それまでの検査期間が無駄になり、また一からやり直す必要があるのです。

お金がかかる方法だからこそ、メリットとデメリットをしっかり理解した上で受けるかどうかを検討することをおすすめします。

以上、人工授精の流れやパーコール法の確率や、費用などをお伝えしました。

人工授精は、不妊に悩む夫婦にとっては赤ちゃんを授かるための素晴らしい方法ですが、女の子の赤ちゃんを希望している方にとっても、ぜひ知っておいてほしい産み分け方法です。

パーコール法の流れや産み分けの確率、費用などを知って、他の産み分け方法と併せてぜひ検討してみてください。

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