結核の予防法と症状について

結核(けっかく)ってどんな病気?

結核

結核とは、結核菌が口から侵入することで感染してしまい、全身に影響を及ぼす感染症です。血液に入り込み、全身に菌がいきわたるので、様々な臓器に影響を与えます。昔は結核と言えば「不治の病」でしたが、今は早期発見・早期治療で完治することが出来ます。子どもが感染した場合は、4歳以下(特に1歳未満)のお子さんは重症化しやすいことで知られています。一緒に結核について学んでいきましょう。

結核は、どのように感染するの?

結核の感染経路は、主に飛まつ感染です。
感染者のくしゃみで飛び散った、結核菌を吸い込んでしまうことで感染します。殆どは、家族からうつる事が殆どですが、人ごみなどで他人から感染するという事も考えられます。おじいちゃん・おばあちゃんと同居されている方で、どちらかの咳が長引いている場合は結核の可能性もありますので注意しましょう。免疫が力が低下している為、高齢者は結核に感染しやすい傾向にあります。

結核の症状

初期症状は、風邪の症状と似ています。

  • 発熱(微熱の場合もある)
  • だるそう

口から侵入した結核菌は、肺の近くにあるリンパ節へ移動し、血液に入り込んで全身へと菌がいきわたります。微熱が続いたり、咳がでたり、熱はないが元気が無く、だるそうな様子が続きます。稀に、初期症状は出ず、感染してすぐに髄膜炎の症状(痙攣・嘔吐など)が出る場合もあります。その場合は、大至急病院を受診するようにしましょう。

結核が重症化すると

4歳以下、特に1歳未満のお子さんが重症化しやすいと言われています。全身へと菌が回るので、様々な部位に影響が出る事が予想されます。

  • 手足が麻痺することがある
  • 肺結核になることがある
  • 結核性髄膜炎になることがある
  • 粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)という重篤な状況になることがある

結核菌が血液にのって運ばれ、脳・肝臓・腎臓・骨・関節などに病巣(病菌に侵されている臓器)を作り、様々な影響を与えます。脳に病巣を作った場合、結核性髄膜炎になってしまう事があります。結核性髄膜炎とは、結核菌が原因となり発症する髄膜炎の事をいいます。髄膜炎に関する記事はコチラから

肺結核も、結核性髄膜炎と同様、結核菌が肺に病巣を作る事で、肺炎のような症状が表れます。

粟粒結核とは、結核菌が全身に回り、病菌に侵されている臓器が少なくとも2箇所以上ある重篤な状態をいいます。粟粒結核や結核性髄膜炎を発症してしてしまうと、最悪の場合は亡くなってしまう事もありますし、人工呼吸器が必要となる場合もあります。

結核は治るの?

昔は、不治の病として知られていた結核ですが、今の医学では治療を受けることで完治することが出来ます。治療法は、大人も子どもも一緒です。薬の服用が半年間続くなど、子どもにとってはツライ長期戦になります。「熱が下がった」「咳が治まった」といって、薬の服用を途中で止めてしまうと、体内に残った結核菌が再度増殖してしまい、その後は薬での治療も難しくなってしまいます。結核菌を一つ残らず体から排除して、初めて完治したと言えるのです。子どもの咳が長引く、風邪のような症状が続いている・・・または、そのような症状を持っている方が家族にいる場合は、一日も早く病院を受診し、治療に専念しましょう。

結核の予防方法

BCGを受けさせてあげる事で、結核を予防できます。生後5か月から7か月頃にBCGを受けさせると良いとされています。ですが、日本では乳幼児の結核発症例はとても少なくなっています。BCGよりも先に重症化を招きやすいものから接種しておくのが理想です。中でも「ヒブ」「小児用肺炎球菌」「四種混合」は、必ず早めに受けておきましょう。

稀に、「BCGをうけさせたくない」「腕にBCGの跡を残したくない」といって、BCGを受けさせない親御さんがいるようです。BCGの跡は、どのお子さんにもありますし、大きくなるにつれ徐々に消えていきます。大人になる頃には、殆どの方が消えています。BCGの跡は結核から赤ちゃんを守る為のお守りだと考え、赤ちゃんの命を優先に考えてあげましょう。

ワクチンが取り入れられる前は、日本でも大流行し、沢山の方が命を落とした感染症の一つです。歴史上の人物達も、沢山の方が結核で亡くなられています。皆さんがBCGを受けさせていることで、感染者数がここまで減少しています。今の日本でも結核は、未だに存在する病です。しっかりとお子様の事を考えた上で、判断していただきたいと思います。

BCGの予防接種についてはこちら

予防接種のスケジュール

1歳未満の予防接種スケジュール

※1歳以降のスケジュールは作成中です。

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