【専門家が教える】「人の話を聞けない」3つの原因、それぞれの子どもへの対応は?

「うちの子全然人の話を聞いていなくて」と相談にくる保護者の方は多くいます。
4月から幼稚園に入園するにあたって「これで大丈夫かしら?」と心配されるママパパも多いかもしれません。

「人の話を聞いていない」と思われる子どもは、3つのグループに分けることができます。

「聞いていない」
「聞いているけど理解していない」
「わかっているけど、やりたくない」

その子が、どのグループかがわかれば、対応の方法がわかりやすくなります。
それぞれの特徴と、対応の方法をご紹介します。

3つのグループの子どもの特徴


話を聞けないと思われる子どもは、先生や大人の指示と違うことをするので「いつも話を聞いていない」と評価をされているのではないでしょうか。

ひとことで「話を聞いていない」といっても、その背景にはさまざまな要因が隠れているかもしれません。

今回は「話を聞いていない」と思われる子どものタイプを、3つのグループにわけます。

1:「聞いていない」子どもの特徴

「聞いていない」子どもは「話を聞くこと」が苦手です。
特に、集団での場面で、先生の話を聞くことに苦手さを感じることがあります。

さまざまな原因を考えられますが、話している人に注目すること、話に集中することが苦手という特徴があります。

注意集中に問題がある子どももいれば、聴こえの悪い子ども(耳が聴こえにくいだけではなく、中耳炎を繰り返していて聞こえにくい子どもも含みます)も同じように、話に注目することが苦手である場合があります。

このグループの子どもたちは、話を聞くときにどこに注目していいかわからず、きょろきょろしていたり、話が始まっても気が付かずに、自分がやっている活動を続けている場合があります。

2:「聞いているけど理解していない」子どもの特徴

このグループの子どもたちは、先生や大人が話をしているときは、しっかり聞いているようにはみえるのに、実際に行動すると指示とは違うことをやり始めることが多いのが特徴です。

また、ことばだけでは理解できないために、集団場面では、友達のやっているのを見て真似ようとする子どもが多いようです。

3:「わかっているけどやりたくない」子どもの特徴

話にも注目して聞けて、理解もできているけど「やりたくない」ということもあります。

これは応答性の弱さが背景にあると考えられるので、話を聞く以外の場面でも「相手に合わせる」ことが苦手な子どもが多いようです。

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1:「聞いていない」子どもへの対応


まずは、注目しやすい環境を作りましょう。

例えば、バズガイドさんが話をするときに、注目してもらうために旗をあげたりしますよね。
注目することが苦手な子どもには、この要領を使いましょう。

話をするときに、必ず「今からお話します。よく聞いてね」とアナウンスをしたり、肩を叩くなどの合図をしてあげましょう。

また、手を挙げるなど動きを付けることで、より注目しやすくなります。

2:「聞いているけど理解していない」子どもへの対応


ことばの理解が苦手な子どもへは、ことばだけではなく、説明するときに物を使って見せたり具体的に動きながら「こうやってやるんだよ」と示すことで理解しやすくなります。
ジェスチャーなども、とても有効です。

また、子どもたちが順番になにかを行う活動のシーンでは、1番目ではなく、2~3番目の順番にすることで、友達の動きをモデルに、しっかり理解をして行動できます。

3:「わかっているけどやりたくない」子どもへの対応


「僕(私)は今これがしたい!」という気持ちがあっても、少しずつ「今はこれをしなくてはいけないんだ」ということがわかるようになることも大切です。

もちろん、すべての場面で指示通りに行動する必要はありませんし「今はやりたくない」と拒否をする権利も子どもは持っています。

しかし、すべての場面で拒否をすると、楽しいことをするチャンスや、新しい学習のチャンスを逃してしまうこともあります。
集団生活のなかでは「今はこれをする時間」という、ある程度のルールを学ぶ必要があります。

「わかっているけどやりたくない子ども」には「どうして嫌なのか」を聞いてあげることは大切です。
「なにがしたいのか」を確認した上で「今はなにをすべき時間なのか」を明確にし、本人がしたいことはできないわけではなく「いつできるのか」を伝えましょう

また、違う場面では、遊びのなかで、相手に応じる経験をすることで応答性を上げていきましょう。

相手に応じる「応答性」を上げるゲーム

    • 相手の指示通りに、人形を動かす

「クマが寝る」→「クマの人形を寝かせる」

  • 相手が作った積み木と、同じものと作る

話が聞けないな、と感じたときは、どのグループになるのかを見極めることで、どのような大人の手助けが必要になるかがわかります。

まずは、子どもがどんなことに苦手さを持っているのかを観察してみましょう。

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