妊娠中に赤ちゃんの歯やお口のためにできること

妊娠中に赤ちゃんの歯やお口のためにできること

妊娠中に赤ちゃんの歯やお口のためにできること

妊娠中の歯や口のお話し。前回は「妊娠中にママの歯やお口のためにできること」をお伝えしました。今回のコラムは「お腹の赤ちゃんのためにできること」です。

赤ちゃんの歯はいつできるのでしょうか?すべての乳歯と、永久歯の前歯、6歳臼歯はお腹のなかにいる頃に作られ始めます。1番早い乳歯の前歯は、ママがまだ妊娠に気付くか気付かないか・・の妊娠6週くらいから作られ始め、10週目くらいまでに、すべての乳歯の芽(歯杯といいます)が作られます。妊娠4~5か月くらいになると、永久歯の前歯や6歳臼歯の歯胚もできてきます。

その後、少しずつ少しずつ歯胚が固く大きく育ち、歯が完成するのは、生まれてきてからになります。「元気なお口」の第一歩は、お腹のなかにいるときにすでに始まっているのです。妊娠中に「赤ちゃんの歯やお口のためにできること」を3つお話しします。

①バランスのよい食生活をしましょう

お腹の赤ちゃんの歯を強くするには、カルシウムをたくさんとればいいのですか?と聞かれることがよくあるのですが、お腹の中の赤ちゃんの歯が健やかに育つためには、カルシウムだけでなく、タンパク質やビタミンA、C、Dなどが重要であることがわかっています。体調のよいときにはバランスのよい食生活をするように心がけましょう。

とは言っても、つわりの時期は食べられるものも限られてきてしまいます。極端な栄養不足などがない限り、ママがつわりであまりご飯が食べられなかったとしても、それが原因で赤ちゃんの歯が弱くなってしまうことはありません。赤ちゃんの歯のためにカルシウムばかりたくさん取る必要はない、ということだけ覚えておいてください。

②ママのお口をきれいにしておこう

「妊娠中にママの歯やお口のためにできること」のコラムでもお伝えしましたが、妊娠中に歯周病にかかってしまうと、早産や低体重児出産の可能性が7倍も高くなるという報告があります。妊娠中もなるべくママのお口をきれいに保ちましょう。ママの歯周病を予防する方法については、「妊娠中にママの歯やお口のためにできること」のコラムを参考にしてください。妊娠中にママの歯やお口のためにできること

また、赤ちゃんは産まれた時お口の中にむし歯菌はいませんが、1歳半から3歳くらいの間に周りの人、特にママからの感染がおこります。

妊娠中から子どもが3歳になるまで、積極的にママのお口のケアを行ったグループは、行わなかったグループに比べて子供のむし歯菌の検出率が非常に低く、その後も低いまま保たれることが報告されています。

お腹の中にいる間だけでなく、その後のお子さんの健康な歯のためにも、妊娠中からママのお口のケアをがんばりましょう。

ママのお口のむし歯菌を減らすためには、まずはむし歯があったらなおすこと、そして毎日の歯ブラシとフロスによるおそうじに加えて、歯科医院で定期的にプロのクリーニングをしてもらうことがとても効果的です。妊娠中からキシリトールガムなどを積極的にかむことでむし歯菌を減らすことをおすすめしている歯医者さんも多いです。妊娠中の人工甘味料の摂取については、かかりつけの先生とよく相談してみてください。

③子どものお口のことを相談できる歯医者さんを見つけておこう

妊娠中に小児科を探しておくママは多いですが、子どものお口のことを相談できる歯医者さんもぜひ見つけておいてください。もう少し大きくなるまでは、歯医者さんなんて行くことはないと思われるかもしれませんが、赤ちゃんでも、歯の生え方や歯ぐき、べろの様子など、「ちょっと気になる」ことはたくさん出てきます。なんでも相談できる歯医者さんがいると安心です。小児歯科でも妊婦健診を受け付けているところも多いので、どんな雰囲気なのか、妊娠中に一度受診してみるのもおすすめです。

今村由紀先生

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