歯が黒くなった!これってむし歯?

歯が黒くなった!これってむし歯?

子どもの歯の表面に黒い色がつくことがあります。むし歯かな?と心配になってしまいますが、歯が黒くなっているからといって、すべてむし歯というわけではありません。

「むし歯ができました!」とあわててクリニックに来てくれて見てみたら、イチゴの黒い種やクリの茶色い渋皮が歯のみぞにはいりこんでいた、なんてこともよくあります。お茶碗に茶シブがつくように、子どもの歯に食べ物や飲み物の着色がつくこともよくあります。黒い色が着色なのかむし歯なのか、食べ物がはさまっているだけなのかは、ママがみてもよくわからないことも多いので、気になったときはすぐに歯医者さんに診てもらいましょう。今回は「黒い着色」についてのお話しです。

歯の表面はつるつるなわけではなく、実際は目ではよく見えないような小さな溝がたくさんあります。この溝にお茶やコーヒーなどの色が沈着して着色することが多いのですが、なかには「お茶もコーヒーも飲まないのに歯が黒くなってしまう」という子がいます。

下の写真のように、歯ぐきに近いところに、歯ぐきの形にそって黒いポツポツが連なっている場合は、食べ物や飲み物による着色ではなく、「黒色色素産生菌(こくしょくしきそさんせいきん)」という菌が原因の場合が多いです。

黒色色素産生菌

「菌」なんて聞くと、なんだか悪いもののように思ってしまうかもしれませんが、お口の中には誰でもいろいろな種類の菌がすんでいるのがあたりまえのことで、菌がいることが悪いわけではありません。

お口のなかに住む菌の中に、「黒色色素産生菌」という、黒い色素を出す菌がいます。この菌の割合が多いと、このように歯の表面にポツポツと黒い点のように着色しやすくなります。むし歯菌とはちがいますので、この色がついているからといって、そこがむし歯になるわけではありませんが、黒い色がついているのは気になると思います。歯みがきでとるのは難しいので、歯医者さんで色を落としてもらいましょう。

むし歯とはちがいますので、歯を削る必要はなく、表面を機械でみがくだけで取れます。黒色色素産生菌による着色がある子は、一度きれいにしてもまたすぐにつきやすいので、定期的に歯医者さんでみがいてもらうことをおすすめします。

「黒色産生菌による着色の多い子は、むし歯菌が少ない」との報告もありますが、まだはっきりしていません。着色と同じ位置にむし歯ができても見つけづらいので、定期検診でむし歯のチェックもしてもらいましょう。

だんだん大きくなってお口の環境が変わっていくと、この菌が減って黒い色がつかなくなる子が多いのですが、永久歯になってからもしばらくは黒色産生菌による着色がつきやすい子もいます。なかには大人になってもついてしまう人もいますので、気になる場合は定期的にクリーニングしてもらってください。

今村由紀先生

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