離乳食開始のサイン


離乳食開始のサイン

離乳食開始のサイン

元気なお口を育てる離乳食のお話、今回は「離乳食開始のサイン」についてです。

育児書を読んでみると、◯ヶ月くらいからスプーンで果汁をあげてみましょうとか、◯ヶ月くらいになったらドロドロおかゆ一口から始めましょうとか、月齢ごとに色々な目安が書かれています。平成17年の乳幼児栄養調査の報告では、離乳食開始の時期について、「月齢で決める」という回答が約80%と最も多く、5か月または6か月になったことをスタートのきっかけとしているママが多いようです。

それまで母乳やミルクだけで大きくなってきた赤ちゃんが「食事」を始めるのは、ママにも赤ちゃんにも、とても大きな嬉しいイベントのはずなのですが、実際には、離乳食開始のその日から、なかなかうまく進まないと悩む日々が始まることもあります。

離乳食セットを買いそろえ、いざ5か月になった日。赤ちゃんをベビーイスに座らせて、ドロドロにつぶしたおかゆをスプーンで口に近づけてはみたものの、スプーンをはらいのけようとして口に入れさせてくれない。お手手をおさえてなんとか口にスプーンを入れてみたけれど全部べろでべーっと出してしまう。そのうちベビーイスに座っているのも嫌がって そっくり返って大泣き。どうしたらいいんだろう?あんなにがんばって作ったのに、泣きたいのはこっちだよなんて、ちょっとほろ苦い初日を迎えるママも多いかもしれません。

離乳食の悩みの中で一番多いのが「食べてくれない」というものだそうです。これから離乳食を始めるぞ!というときに、ぜひ考えてほしいことがあります。離乳食は、何のためにあげるのか?ということです。

離乳食は、おっぱいやミルクだけで大きくなってきた赤ちゃんが、家族の食事に仲間入りできるようになるために、少しずつ家族と同じ食べ物を練習していくものです。「赤ちゃんのための特別な食べもの」を「赤ちゃんに食べていただく」ためのものではありません。

離乳食をはじめるのに一番大切なのは、赤ちゃんが家族の食事を見て、「ぼくも一緒に食べてみたい!」「わたしにもちょうだい!」と思うことです。

赤ちゃんを一人でベビーチェアに座らせて、おかゆを無理やり口に入れても、なかなか「食べてみたい!」という気持ちにはなりません。赤ちゃんだけの「離乳食タイム」をつくるのではなく、まずは家族のお食事時間に一緒に食卓を囲みましょう。

月齢で離乳食のスタート時期を決めるのではなく、お食事のときにママやパパ、お兄ちゃん、お姉ちゃんが楽しく美味しそうに食べているのを見て、ヨダレが垂れてきたり、自分から手を出してきたりすること。それが離乳食スタートの合図です。

もうひとつ、離乳食を開始するときの目安に「上手におすわりができること」があります。
自分でしっかりすわってあたりを見回したり、両手を自由に使ったりできるようになると、食べたいものを見つけて手をのばしたり、手にとったおかずをお口にいれてみたりすることが自在にできるようになるからです。

「上手におすわりができる」というのは、無理やりすわる姿勢をとらせることではありません。まだ赤ちゃんの体の準備ができないうちにむりやりお座りのかたちをさせることは、背骨やおしりに不自然な力がかかってしまうため、姿勢が悪くなる原因になります。きちんと座れていない姿勢では、上手にかんだりごっくんしたりすることも難しいです。お座りのための体の準備ができているかどうかの目安は、赤ちゃんが自分でハイハイからお座りができるようになれば、もう大丈夫と言えます。

でも、おすわりがまだ上手にできない時期から、家族のお食事にとても興味を持つ子もいます。まだ上手にすわれないけれど、家族の食事を見て手をのばしてきたり、ヨダレが出てきたりするような様子が見られたら、ベビーイスにひとりで無理に座らせるのではなく、ママのおひざにすわらせて、首を支えてあげながら離乳食を開始しましょう。赤ちゃんが「食べてみたい!」という意欲をもつことが離乳食をスタートするために最も大切なことなので、そのサインを見逃さないように「最初の一口」をはじめてみてください。

離乳食をはじめる時期については以下の赤ちゃんの部屋の記事もご参考に。離乳食の進め方を表で学ぼう離乳食はいつから始める?

今村由紀先生

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