子どもの熱中症対策~イオン飲料の飲みすぎに注意!

子どもの熱中症対策~イオン飲料の飲みすぎに注意!

子どもの熱中症対策

関東地方も梅雨明けし、毎日暑い日が続きます。初めての夏を迎える赤ちゃんには、水遊びや花火など、初めてのことがいっぱいの楽しい季節です。この時期に心配になるのが「熱中症」です。赤ちゃんや小さな子どもは、まだ上手に体温調節ができないうえに、背が低かったりベビーカーに乗っていたりするので地面からの熱を受けやすので、大人よりも熱中症にかかりやすいといわれています。

たとえば、身長150センチのママが「暑いなあ」と感じる気温32度のとき、身長50センチの子どもは35度、もっと地面に近いベビーカーの中は36度くらいになっています。「暑い」とか「のどがかわいた」「具合が悪い」ということを、なかなか自分では伝えられないので、周りの大人が注意して見守ることが大切です。お出かけのときだけでなく、家の中にいるときにも、熱中症対策をしっかりしましょう。

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子どもの熱中症予防

  • こまめに水分をとる
  • 帽子やベビーカーの日よけなどで、日差しから守る
  • 「寝ているから」「すぐ戻るから」という理由で子どもを暑い中に置いていかない。特に車中に注意。

「水分補給」と言われると、まっさきにイオン飲料を思い浮かべるママも多いと思います。テレビのコマーシャルなどでさかんに「熱中症予防にイオン飲料を飲みましょう!」と言われるのを見て、赤ちゃんや子どもにも体のためにイオン飲料を飲ませたほうがいいのかなと思うかもしれません。

でも、のどがかわいた時に、水がわりにイオン飲料を頻繁にのむと、とてもむし歯になりやすいということを覚えておきましょう。イオン飲料は、下痢や嘔吐などの軽い脱水のときには必要になりますが、普通の食事ができている赤ちゃんや子どもが飲むと、電解質が多いためにかえってのどがかわいて、もっともっとと欲しがるようになってしまいます。

また、飲みやすくするためにかなりの糖分が入っているため、甘くてとてもおいしい飲み物なので、イオン飲料を飲むことが習慣化してしまうと、水やお茶などの甘みのない飲み物を嫌がって飲まなくなることがあり、さらにむし歯のリスクが高くなってしまうことになります。ペットボトル1本の中に、スティックシュガー10本分もの糖分がはいっているイオン飲料もあります。色々な飲み物に含まれる糖分の量については、以下を参考にしてください。甘い飲みものを覚えさせない

歯の表面のエナメル質は、pHが5.5より低くなると溶けはじめます。イオン飲料のpHは約4.0ととても低いので、歯が溶ける危険性の高い飲み物です。特に夜寝る前や、夜中にのどがかわいた時などにイオン飲料を飲むと、夜は唾液がとまってしまって飲んだものが薄まりづらいので、むし歯のリスクがとても高くなります。子どもたちがよくのむ飲み物のpHについては以下をご覧ください。食後すぐに歯みがきしてはダメ?酸蝕症とは

通常のお食事ができている元気な子どもの水分補給は、基本的にこまめに水やお茶を飲ませることで充分です。

長時間のお外のお出かけで極端に汗をかくような時など、「それでも飲ませたい!」という場合には、日常的な水分補給として飲ませるのではなく、必要な状況のときだけの時別な飲み物として利用し、イオン飲料を飲んだあとに水を飲ませるなどの工夫をしましょう。

下痢や嘔吐のときなどの軽い脱水症状のときには、経口補水液を利用しましょう。pHが中性に近く、比較的歯にやさしいものもあります。経口補水液はあくまでも体調不良のときの飲み物ですので、元気になったら飲ませるのはやめてください。

pHが中性に近い経口補水液

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日本小児歯科学会から、赤ちゃんや子どもへのイオン飲料のあげ方について6つの提案が出されていますので、参考にしてみてください。

  1. 過激な運動や極端に汗をかいたとき以外は、普通の水を飲ませましょう。
  2. イオン飲料を水がわりに飲ませないようにしましょう。
  3. 下痢や嘔吐などで医師からすすめられてイオン飲料を飲ませたときは、体調がよくなったら中止しましょう。
  4. おふろあがりの水分補給には水を飲ませましょう。
  5. 体調不良などでイオン飲料を飲ませた場合には、寝る前にしっかり歯をみがきましょう。寝る前や寝ながら水分を与える場合には水を飲ませましょう。

今村由紀先生

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