「仕上げみがき」はいつまで必要?

「仕上げみがき」はいつまで必要?

仕上げみがき

赤ちゃんのころはあんなに嫌がって悩みの種だった「仕上げみがき」も、3歳をすぎるころにはすんなりやらせてくれるようになることが多いようです。赤ちゃんのころの「仕上げみがき」についてはこちらを参考にしてください。歯みがきをはじめましょう

だんだんと自分でみがく練習もしてほしいけれど、でも子どもにまかせるのもちょっと心配。「仕上げみがき」は何歳までやればよいのでしょう?

「自分できれいにみがけるようになるまで」というのが理想的な答えなのかもしれないのですが、それって何歳?そもそも大人であるママやパパは「自分できれいに」みがけている自信がありますか?「自分できれいにみがけるようになる」年齢というのは、手の器用さや歯みがきへの興味などによって人それぞれです。小学1年生でフロスまで完璧にこなす子もいれば、大人になっても歯みがきチェックをすると全くみがけていない、という人も多いのが現状です。

ひとつの目安として、アメリカの小児歯科では「靴のひもが結べるようになるまでは仕上げみがきをしてください」という指導をしているそうです。お口のすみずみまでしっかりみがくためには、「靴のひもが結べる」くらいの器用さが必要ということです。「自分でやるからママはみがかなくていい!」と言う子には、「靴のひもが上手にむすべるようになったらね。」とお話ししてあげるのもよいかもしれません。

幼稚園の年長さんくらいになると、少しずつ歯の抜け代わりが始まります。下の前歯から最初に抜ける子が多く、最後の歯が抜けかわるのは小学校高学年、遅い子では中学生になってからの子もいます。実は「歯みがきの難易度」で考えると、この時期がもっとも難しい時期になります。ぐらぐらの歯、生えたばかりの歯、しっかり生えている歯が混在し、歯の高さもバラバラ。しかも生え変わったばかりの永久歯はとてもむし歯になりやすいからです。

小学生になると、もうそろそろ靴のひもも結べるようになったし、仕上げみがきは卒業かな、と思うママも多いかもしれませんが、実際には「全ての歯が生え変わるまで」は、週に1回くらいは仕上げみがきをしてあげることをおすすめします。生えたばかりの永久歯のみがき方については、かかりつけの歯科医院でしっかり教えてもらいましょう。

もうひとつ、ママたちによくお話しするのが「ママが何も言わなくても自分から歯みがきをするようになるまでは、時々仕上げみがきをしてあげてください」ということです。誰にも言われなくても歯をみがくということは、歯みがきがしっかり習慣として身についているということで、歯をみがくことの大切さや意味をちゃんと理解できていると考えられるからです。

「歯みがきしたの?」と毎日ママに怒られてようやくみがく・・・という場合には、いくつになっていても、「歯をみがかなくてはいけない」という意識が身についていないということなので、自分ではしっかりみがけていない可能性が高いでしょう。「そういえばうちのパパもそうかも」なんて思ったママもいるかもしれませんね。

「靴のひもが結べるようになるまで」は、ママが毎日仕上げみがきをする。そのあとは、全部の乳歯が生え変わって、ママに言われなくても毎日歯をみがくようになるまでは、1週間に1度くらいは仕上げみがきをしてあげるのが安心だと思います。

今村由紀先生

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