メリットいっぱい!冬の母乳育児

メリットいっぱい!冬の母乳育児

気温と湿度が下がる冬。インフルエンザやノロウイルス、ロタウイルスによる急性胃腸炎、イヤな咳が止まらないRSウイルス、高熱の出る溶連菌感染症など、できれば避けたい感染症が流行ります。

ウイルスは低い気温と乾燥した環境を好むので、冬に感染力を強めます。そしてわたしたちの身体は、寒さで微妙に体温が下がり、免疫力が低下してしまいます。

寒いとあまり喉が乾くということがないので、夏に比べて水分補給がおろそかになりがちです。空気は乾燥しているのに身体が乾いている実感がないので実は案外、夏より冬のほうが身体はカラカラだったりします。気づかないうちに喉や気管支の粘膜も乾燥します。わたしたちの身体は、喉の粘膜が潤っていることでウイルスの侵入を防いでいますが、粘膜が乾くとウイルスの侵入を防ぎきれなくなって風邪を引きやすい状態になってしまいます。

「子どもが大きくなるにつれ、おっぱいへの執着が増して困る。冬の授乳は寒くて辛いし、回数が多すぎてしんどいんです。」そんな相談を受けることが多々ありますが、できれば免疫力が低下しやすく感染症の流行る冬は断乳はしないほうがいいと思います。

おっぱいを飲むときには、子どもは顎やほっぺ、肺の筋肉をめいっぱいに使います。栄養補給と運動を同時にしている感じです。だから少々気温が低くても、母乳っ子たちはおっぱいを飲むときには体温を上げ、それを消化吸収するときにもさらに体温をあげていきます。寒さに負けず体温をしっかり維持できるので、免疫力が上がります。

四六時中おっぱいにかぶりついている子どもは冬の乾燥に負けることなく、喉の粘膜はつねにしっとり潤って、身体の水分が足りなくなることはありません。

子どもにとっておっぱいは天然の万能加湿器なんですよ。母乳をしっかり飲むことがなによりもの感染症予防になるわけですね♪

また、母乳には免疫物質が含まれていて、2歳でも3歳でも、飲ませ続ける限り子どもに移行するというメリットもあります。肌と肌の密着で心の充電が満タンになることも子どもの免疫力が上がる要因になるんです♪だから母乳っ子は病気になりにくいです。冬のおっぱいは、偉大なんです!

それでも人間ですから、おっぱい星人でも風邪を引くことはあるでしょう。体調が悪いとき、離乳食拒否。お茶やお白湯も飲んでくれなくても不思議なことに、おっぱいだけは飲めるんですよね。嘔吐下痢のときでさえ、吐いてもおっぱいだけは欲しがったりします。

ミルクは消化するのに3~4時間ぐらいかかりますが、母乳は、その半分以下の時間で消化してしまいます。おなかの中での滞在時間が短いということは、子どもの身体には、とても優しい栄養源なのです。だから母乳っ子は病気になってもあっという間に元気になってしまいます。

「断乳したら子どもは朝までぐっすり眠ってくれるようになって、おっぱいタイムが家事の時間に回せるようになって、楽になるかなぁ・・・」と夢見ているママたち。冬のおっぱいには、子どもが病気になりにくい!病気になってもすぐ治る!というメリットもあるので、果たして冬の断乳が、ママたちが夢見る「やめてよかった♪」につながるかどうかは、わかりません。

「断乳した途端に子どもが体調を崩しやすくなった」という子も多いですし、今すぐ切羽詰まって断乳の必要がないママは、よく考えて検討してくださいね。できれば、過ごしやすい春を待ってから、断乳を考えることをおすすめします。

小林ひさこ 先生

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