破傷風の予防接種と副反応(副作用)について

破傷風(はしょうふう)とは?

破傷風

破傷風(はしょうふう)とは、破傷風菌が傷口から入り込み、体内で大量増殖し、破傷風菌毒素という毒素を体内で排出します。破傷風菌毒素は、筋肉を痙攣させてしまう怖い毒素です。

深い傷口だけでなく、かすり傷などの小さな浅い傷からも感染する可能性があります。人から人へうつる事はありません。傷口がある手で土を触ったり、転んだ際に傷口に土や泥がつく事で、感染することがあります。

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破傷風の症状

怪我をして数日が経過した頃、まずは顔の筋肉に症状が表れ始めます。顔がひきつり動かしにくくなったり、笑った顔のように引きつったりします。その後、口が開けにくくなる、舌がもつれ会話に支障をきたすなどの症状がでます。破傷風の怖いところはここからです。

その後、全身の筋肉が一斉に縮み、痙攣が起こります。腹筋や背筋なども痙攣するため、まるでイナバウアーのように背面に反り返ります。意識はハッキリしている為、子ども自身が怖くて、つらくて、痛い状況が続きます。この時期を越えると、元に戻りますが、現在の医学でも亡くなる事のある感染症です。背面に反り返る為、背骨が折れる子もいます。

破傷風の重症化

上でもお話したとおり、背面に反り返る為、背骨が折れる事があります。また、呼吸が出来なくなり、亡くなってしまう事もあります。新生児破傷風の場合、致死率が60~90%と言われています。破傷風に合併症はありませんが、合併症がなくても、命の危険があるとても怖い感染症の一つです。

※48時間のうちに、顔の筋肉の痙攣から全身の筋肉の痙攣までの症状が出た場合は、症状が重く出るといわれています。

破傷風は治るの??

全身の痙攣を引き起こしたあとは、徐々に痙攣の症状も軽くなっていきます。ですが、破傷風は1度感染しても体内に免疫が出来ることはありませんので、何度も感染する可能性があります。

上記でもお話ししたように、破傷風は1度感染しても体内に免疫が出来ることはありませんので、"予防"する為にしっかりと予防接種を受けるようにしましょう。

※子どもの頃にDPTワクチンという形で破傷風ワクチン(破傷風トキソイド)を投与しても効果は10年程度と言われています。

破傷風の予防方法

子どもが怪我をしてしまった際は、傷口をしっかりと綺麗に洗うことも大切なことです。手に怪我をしている場合は、土を触らせないという事も重要になります。

毎年10人以上の方が、破傷風で亡くなっており、今の医学でも、亡くなる方もいる怖い感染症の一つです。特に40歳以上の方は、子どもの頃の定期接種に破傷風のワクチンが含まれていなかった為、40歳以上の方の発症例も多くあります。乳幼児から大人まで感染する可能性のあるものなので、予防接種は忘れずしっかりと受けさせましょう。

破傷風の予防接種

四種混合ワクチン(定期接種、不活化ワクチン)で予防します。生後3か月から4週間隔で3回受ける事で、予防効果が期待できます。5~7か月頃に受けるBCGの前に、必ず四種混合ワクチンを3回受ける事をオススメします。BCGに関する詳しい記事はこちら

接種券が届くのが遅い自治体があります。生後3か月目から四種混合ワクチンの接種を始める事が理想なので、3か月目までに届けてほしいという事を保健所に依頼しておきましょう。赤ちゃんの命に関わる大切なことなので、生後3か月に入ったら、しっかりと四種混合ワクチンを受けさせてあげましょう。

破傷風ワクチンの副反応(副作用)

接種後7日までに3割程度の方に接種部分が腫れたり、硬結(しこり)が見られますが、数日で自然に治ります。しこりは縮小しながらも数ヵ月残ることがあります。まれに接種局所のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状がでる事がありますので、気になる副反応が出る場合は医師に相談しましょう。

予防接種のスケジュール

予防接種は赤ちゃんの成長に合わせてスケジュールを組まないと受けたい予防接種を逃してしまう事があるので、しっかりとスケジュールを立てましょう。以下は年齢別の予防接種スケジュールです。

1歳未満の予防接種スケジュール

※1歳以降のスケジュールは作成中です。

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