断乳は、言い聞かせ期間を大切に

断乳は、言い聞かせ期間を大切に

おっぱい卒業のドラマは、人それぞれ本当にさまざまです。

ある日突然いきなり卒乳してしまう子もいれば徐々に飲む回数が減って、自然に終わっていく子もいます。また、次子の妊娠を望んでいたり、ママが薬を内服しなければならなかったり、仕事復帰など、なんらかの理由があって卒乳を待たずしてママの一存で断乳を決める場合もありますね。

自然卒乳なら問題はないのですが、ママ側の都合で断乳をする場合、子どもになるべくストレスをかけないように、辛い思いをさせないように、どうにかうまく断乳できないものか?と相談を受けます。

1歳半を過ぎると、子どもは2本の足でしっかり大地を踏みしめて歩くようになります。おっぱいに依存していた時代から、外の世界へと意識が拡がっていく大切な節目の時期です。

歯もだいたい生え揃って、消化吸収能力もそれなりに伴っていきます。口に入った食べ物を上手に噛むことができるようになりしっかりと食事から栄養をとる準備が整うのもこの時期です。

また、めまぐるしい言葉の発達も見られます。個人差はありますが、いくつか単語が出始め、早い子なら2語文が出てきます。まだうまく言葉が出ないにせよ、ママの話すことはだいたい理解できるようになります。

  • 歩ける
  • 歯が生え揃う
  • 言葉が出始める(大人の言うことがある程度理解できる)

この3つの条件が整った時期を境に、断乳を開始しても子どもの心と身体に負担がかからなくなることが多いようです。

断乳することを決めたママには最低でも2週間前、できれば1ヶ月前から「もうすぐおっぱいバイバイね」の言い聞かせを毎日、授乳のたびに根気よく続けてもらいます。

1歳半を過ぎるとママの言っていることはある程度理解していますから、繰り返し言い聞かせをしながらたっぷりとおっぱいを飲ませて断乳の準備に入ります。

短期間の言い聞かせでスパっと断乳してもそのタイミングがたまたま自然卒乳の時期に一致していれば案外苦労せずにあっけなく断乳成功という場合もありますが、言い聞かせ期間が短すぎると子どもは心の準備ができていなくて納得できない断乳劇に親子で大バトルになってしまうこともあり、できればやっぱり、言い聞かせは1ヶ月ぐらいは必要かなぁ…と感じています。

もうすぐおっぱいバイバイって言い聞かせたのに、言い聞かせなんて無意味だった。泣きわめいて心が折れそうになる断乳だった。

という人はたいてい、3つの条件が整っていなかったか、言い聞かせの期間が短すぎた場合です。言い聞かせと同時に、ばぶばぶでは手作り断乳カレンダーをおすすめしています。

断乳開始日の欄(ゴール)に、大きなアンパンマンの絵を描いてもらいます。その日に向けて、毎日子どもと一緒に小さなアンパンマンを描いていきます。小さなアンパンマンが、大きなアンパンマンの日に到達したときに、ママのおっぱいが、アンパンマンに変身します。

大きなアンパンマンのところに小さなアンパンマンが届いたら、おっぱいがアンパンマンに変身しちゃうよ。そしたらバイバイなんだよ。

乳当日、おっぱいにマジックで描かれたアンパンマンの絵を見た瞬間、毎日、ママが言っていた「おっぱいバイバイ」の意味、カレンダーの意味が子どもの小さな頭の中ですべてが一本線として繋がるんです。

もう飲めないんだな。大好きなおっぱいと、バイバイなんだな。

すべてが繋がり、理解した瞬間の子どもの表情は、凛として、本当にかっこいいです。おっぱい卒業とともに子どもは新しい世界へと一歩を踏み出します。

晴れやかな気持ちで、彼らの門出をお祝いできるように1歳半ぐらいからの断乳は、慌てず準備期間を端折らず、進めていってくださいね。

小林ひさこ 先生

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