助産師の断乳失敗談について

助産師の断乳失敗談について

うちの5人目ちゃんが2歳の頃のお話です。幼稚園に入園することが決まり 春から心機一転、おっぱいを卒業して園児さんとして頑張ってもらおうと思いました。

今から思えば、入園するからという理由だけでなぜ「断乳」と思ったのか自分でもナゾなんですが(笑)、今から7年前、当時のわたしはとにかく「断乳だ!」と思ったんですよね。

彼女は兄弟の中でもぶっちぎりのおっぱい星人でした。2歳時点で夜間授乳回数は8回以上。もう、何をもって1回と数えるのかもわからないような状態で、口を開けば「パイー」一日中、おっぱいにぶら下がっているような子でした。

こんな状態で果たして断乳できるのか?

半信半疑で強行突破。2月の終わり、寒い日のことでした。

断乳当日いつものように洋服をめくりにきましたが、ママのいきなりのおっぱいストライキに納得できず暴れ狂い、2時間泣き続けました。

この時点で、心が折れそうでしたが、断念してなるものか!

次の日も激しくギャン泣き。攻撃的にバシバシ殴りかかってきてどうにかしておっぱいを飲もうと必死でした。

そうこうしているうちに、彼女の身体がなんか熱い?!ストレスで熱が出てしまったんですよね。その時点でようやく、自分の不甲斐なさに気づきました。

やめる前、ろくに言い聞かせもしなかったし、こんなにもおっぱいにへばりついている子に2歳だというだけでの理由でいきなり断乳したって無理に決まってます。

断乳は中断。飲ませたら、ものの30分後には熱が下がってしまいました。身体を張って「おっぱいやめないで!」と訴えた彼女、すごいと思いました。無理なことをするのはやめよう。彼女が「いらない」って言うまで、とことん付き合おう!反省しました。

わたしが断乳に失敗した理由。

まず、真冬にスタートしたこと。夏と冬はなるべくなら避けたほうがいいとアドバイスしています。暑い時期と寒い時期は免疫系が弱るので、大人も子どもも体調を崩しやすいですよね。断乳するとおっぱい由来の免疫系も急に働かなくなるので、彼女のように熱を出したりママも乳腺炎を起こすリスクが高くなります。

おっぱいを飲めないストレスを、うまく発散させてあげなければなりませんが、快適な時期なら外に出て遊ばせることができても、過酷な季節はどうしても家にこもりがちで子どものメンタル面への気遣いも不十分になってしまいます。

言い聞かせをしなかったことも問題。1日に10回でも平気で飲みにくる時点で彼女にはまだおっぱいが必要だったのだと思います。どう考えても「やめどき」ではなかったんですよね。

見極めのできない身勝手なママでごめんね。中途半端な気持ちで断乳に踏み切ってごめんね。ママの意思の弱さが、伝わって不安になったよね。

こうして、断乳は大失敗、仕切り直しになってしまったのでした。

断乳した途端に子どもが体調を崩したり活気がなくなって無表情になったり1日中グズグズ言って泣いてばかりだったりママ自身が「やめなければよかった」と後悔しているような場合。一旦決めた断乳でも、途中放棄していいと思います!助産師のわたしでさえ、このザマです。

彼女は、その後半年間たらふくおっぱい生活を楽しみました。そして潔く『その時期』を迎えました。断乳失敗体験がウソのようにスムーズに自らおっぱいにバイバイしたのでした。

小林ひさこ 先生

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