食事とおっぱい

食事とおっぱい

ママの食べたものが血液となり、その血液が加工されて母乳になります。ですからママの食事内容がそのまま赤ちゃんに影響するといっても過言ではありません。

しばしば、母乳育児支援の現場では肉、乳製品、玄米、小麦製品、みかんなどの柑橘系(南国系)の果物、あくの強い野菜、洋食、カレーやキムチ、にんにくなど刺激物、外食、ジャンクフードはもってのほか、脂の乗った青魚、洋菓子、カフェイン・・・

食べたらダメ、制限したほうがよいとされるものばかり。「美味しい」と感じるものは全部我慢しろと指導されます。

食べていいのは、ごはん、白身魚、薄味の根野菜煮物、お味噌汁。たったそれだけ。

そんな強迫じみた指導、聞いてるだけで辛くなってきます。

最高級の母乳を作るためには、その指導は正論なのかもしれないけど、「あなたはママ失格です」ダメママの烙印を捺されるようで、わたしだったら耐えられません。

母乳育児中だからといって、そこまでストイックな食事制限は本当に必要なんでしょうか。我慢、我慢、また我慢。美味しいものから完全に遠ざかった生活は楽しいですか?

健康マニアで極端な食事制限が心地よいという人はきっとそれはそれでハッピー。そのままでいいのだと思います。

でも、頑張りすぎることがストレスになって母乳の質は素晴らしいのだけど、目がトローンと据わってしまっているママに出会うと複雑な思いがします。

逆に、母乳の質はいまひとつなんだけど、目がキラキラして子育て、母乳育児を心から楽しんでいるママに出会うとわたしもウキウキしてきます。

わたしは何度も授乳を繰り返してきたので、食事制限をしたときのおっぱい、暴飲暴食をしたときのおっぱい、どちらの体も知っています。どちらの心も知っています。

理論ではなく、実体験です。体質は人それぞれ、万人が同じではないですし、あくまでわたし個人的な実験報告ですから、ママ全員に当てはまることではないので参考までに、ということではありますが。

自分の身体を使っての実験は大好きです。両方のパターンの自分の身体の違いを知っていることは、とても面白いです。

ベジタリアン、マクロビ、○×式母乳育児・・・ほかにもいろいろな食事療法があるけど、限界を越えて抑圧しての食事制限でバランスが崩れたり、我慢の反動で心が病んで子育てが楽しくなくなってしまうぐらいなら、気が済むまで、自分が信じた通りに動いてみたらいいと思います。

それで失敗しておっぱいがトラブルになっても、原因は明らかなので諦めがつきます。その体験が、その失敗が肥やしとなって、本物の自分の意思となり、あなたが本当に必要としている、無理のない乳房管理法へと自然に導いてくれると思います。

厳しい助産師の指導に翻弄され、ただルールを守る事が目的化しまうと、本来の母乳育児のすばらしさが見えなくなってしまいます。『やらされてる』では、他人の意見に身を任せただけで、自分の行動に責任を持つこともできない大人になってしまいます。

やってみて、自分自身で感じ、気づきをありのままに受け止めて、そして決断して動くのです。

美味しいおっぱいを作るために行うべきこと。頑張りどころ。肩の力の抜きどころ。

何事も大事なのは、極陽でもなく極陰でもなく、ちょうどその中間のバランスだと思います。極端に偏ると、ひずみが出て統制がとれなくなってしまいかねません。

ママには心も身体も健やかであってほしいから。ストイックな食事制限でストレスいっぱいの授乳をするよりも、時々はハメを外したりもしながら、美味しいものとも上手に付き合い、楽しく充実した授乳生活を送ってくださいね。

小林ひさこ 先生

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