保育園と母乳育児の両立

保育園と母乳育児の両立

保育園は集団生活です。仕事復帰にともない保育所入園することが決まると母乳育児をしているママたちはみなさん悩みます。おっぱい、やっぱりやめるべきかしら?お昼寝のときおっぱいがなければ眠れないわが子。グズって他の子どもたちや保育士さんに迷惑をかけたら困るし、いつまでも母乳にこだわるのは自分のエゴなんじゃないか?

仕事復帰後のママが保育園の保育士さんに6ヶ月以上の母乳には栄養のカケラもなく、単に水分を飲ませているだけのようなものなんですよ。離乳食もあまり食べないし、長期の母乳育児は子どもの自立をジャマしているだけですよ。母乳を続けていることをそんな風に否定的に指摘されると落ち込んで心が折れてしまいそうになります。さまざまな立場の、さまざまな考え方があるでしょうから、正解不正解はありません。

だけど、仕事に復帰するからこそ。保育園に毎日頑張って通うからこそ。あえておっぱいをやめない選択もあると思います。毎日、朝から夕方まで保育園で過ごすということは、気を張ってママが仕事を頑張っているのと同じように子どもも必死に頑張っているのです。だからこそ、帰宅後はほっこりとおっぱいでリラックスの時間があってもいいのではないでしょうか。

忙しい毎日、ときどきママもお茶を入れてホっと一息の時間が欲しいですよね。子どもだって同じなんです。ママのおっぱいは、彼らの一番の精神安定剤、明日への活力の源だと思います。

保育園に通い始めたら、1日中大好きなママと一緒に過ごすことはできなくても、家でともに過ごす短い時間はおっぱいを通しての「守り守られている」という絶対的な安心感、信頼感が親子の絆を育てていくのです。

長くおっぱいをあげているといつまでもママに依存して、甘えたさんになる?わがままになって自立できない子になる?本当にそうでしょうか。少なくとも、わたしはそのような統計、文献には出会ったことはありません。仕事をしているからこそ、保育園に通わせているからこそ、おっぱいは大事!!と思っています。

じゅうぶんに満足した心は強い自立心を育てます。おっぱいを飲むことで身体も成長するけれど、栄養は身体だけじゃなく心にも浸透して優しい心を育みます。幼児期に、思う存分ママからたくさんの優しい心をもらった子は、お友達にもその優しさのお裾分けをできる優しい人になっていくと思います。

保育園に通い始めた頃にはおっぱいっ子は保育士さんにとっては「やりづらい子」かもしれません。でも、子どもの適応能力はすごいです。あっという間に新しい環境に慣れて、家ではおっぱいばかり飲んであまりごはんも食べないけれど、園ではおっぱいなしでお友達と一緒にちゃんとごはんを食べてお昼寝もできるようになるんです。その使い分けを、子どもはなんとなく理解して、しっかりこなすようになります。

よくグズる子は大人の視点では「やりづらい子」かもしれませんが、それを母乳育児のせいにされてはかないません。母乳うんぬん以前に、子どもはそれぞれ個性もあります。なんでもかんでもおっぱいのせいではないと思いますよ。保育園に通うという理由で、おっぱいっ子に無理に断乳を勧めることは、本当にその子のことを考えての温かいアドバイスというよりも、大人視線での「やりやすい子」を意図的に作り、やりやすくするための身勝手な解決策のように感じられてなりません。

WHOは「2歳までは母乳を続けましょう」

国際的な母乳育児支援団体は、「母乳の栄養は飲ませ続ける限り継続する」と提言しています。

以前は母子手帳に「断乳」という言葉が載っていましたが、厚生省はその言葉を排除し、現在では卒乳(子どもが自然におっぱいから離れていくこと)を推奨しています。

保育園に通いながらおっぱいを続けることのメリットは、感染症に罹りにくく病気をしても治るのが早いのでママが仕事を休まなければいけない機会が少なく済む。母子ともに糖尿病や膠原病、ガンなど、タチの悪い病気に罹りにくくなる。優しい心が育ち、お友達と協調性を持って関われる子になる。など、いいことずくめです!

ママのエゴ?いえいえ、。自信を持ってくださいね。もしも仕事と保育園と母乳育児を両立していきたいのであれば、保育園と喧嘩するのではなく、熱く母乳に対する熱意、正しい知識を堂々と語ってきてほしいと思います。

小林ひさこ 先生

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