妊娠線がかゆいのはなぜ?かゆみの原因と対策・予防方法まとめ

妊娠中はさまざまな美容トラブルが起こり得ますが、そのひとつが妊娠線です。
妊娠線は妊婦の90%が抱える悩みで、一度できてしまったら消すことが難しいようです。

妊娠線はただお腹や太ももに線ができるだけでなく、かゆみをともなうこともあります。

かゆくてしょうがないからと掻いていると、さらなるトラブルの原因になってしまいます。
しかし、かゆいのを我慢しているとストレスを感じてしまうでしょう。

今回は、妊娠線がかゆくなる原因を特定し、かゆみを抑える対策や予防法について解説していきます。

妊娠線とは


妊娠線とは、妊娠によっておなかが大きくなり、その部分または周辺の皮ふが急激に伸び真皮が割けてできる断裂跡を指します。

おなかが大きくなり始めるのは妊娠5~7ヶ月頃で、その時期に妊娠線ができやすくなります。


妊娠線の種類

妊娠線には大きく分けて、ふたつの種類が存在します。

新妊娠線

新妊娠線は、妊娠中にできる妊娠線です。
新妊娠線は、おなかが大きくなることで、毛細血管の紫色や赤色が、皮ふの表面に透けて見えます。

赤紫色でミミズ腫れのような紡錐形(ぼうすいけい)が新妊娠線の特徴で、線幅は1本2~3mmほどになります。
目で見てよくわかるほど目立ちますが、触感はなかなかわかりずらいため、おなかの下の部分など見えない場所にできると気づかない方もいます。

旧妊娠線

出産を終えると、新妊娠線は銀白色に変わりシワのような線になりますが、これを旧妊娠線と呼びます。

旧妊娠線は新妊娠線が治ったあとに傷跡のように残ったもので、新妊娠線に比べて目立たないのですが、なかなか消えにくくなってしまうのです。

新妊娠線は触っても感じませんが、旧妊娠線はボコボコした触感です。

正中線

正中線はおへそのあたりにできる縦の妊娠線を指します。

妊娠中に色素沈着によってできます。
茶色っぽい色が特徴で、産後しばらく経ってから自然に消えることが多いようです。

妊娠線がかゆくなる原因


妊娠線にかゆみをともなう原因は、いくつか考えられます。

ホルモンの影響で敏感肌になる

妊娠中はコルチコステロイドというホルモンが多く分泌されますが、このホルモンが新陳代謝を抑制する働きをもつため、皮ふが薄くなり敏感肌になりやすいのです。

洋服がこすれたり下着に締め付けられたりすることで、敏感な皮ふが刺激されかゆみをともないます。

かさぶたができる

妊娠線は皮ふが割れてしまうことで生じるのですが、亀裂にかさぶたができてかゆくなることがあります。

亀裂部分は乾燥しがちなので、かゆみが生じてしまうのです。

妊娠中の肌はかゆくなりやすい

妊娠中は女性ホルモンの一種であるエストロゲンが多く分泌されますが、その影響で肌が敏感になり、身体が全体的にかゆくなりやすいのです。

妊娠線は敏感になっている肌の中でもとくに乾燥していることから、かゆみが生じてしまいます。

産後もかゆみが治まらない原因

妊娠中に妊娠線がかゆくなるのは、主にホルモンの影響ですが、ホルモンが正常に戻った産後もかゆい場合は、手術後の傷跡がかゆくなるのと同じような症状です。

妊娠中に傷ついた真皮が、傷跡のような状態になっていることで、かゆみが続くのです。

妊娠線をかくのはダメ?


妊娠線を少しならかいても問題ありませんが、かきすぎると色素沈着を起こして消えにくくなります。

それだけでなく、皮ふが薄くなっている状態でかきすぎると出血を起こしたり、ぶつぶつが出たりすることもあるのです。

かきすぎるとそれだけ跡が残って目立ってしまうため、視覚的にもよくありません。

妊娠線がかゆくてしょうがない場合は、次にご紹介するかゆみ対策をぜひ試してみてください。

妊娠線のかゆみ対策


妊娠線のかゆみが続いたり強い場合は、どのような対策があるのでしょうか。

妊娠線クリーム

おなかが大きくなったことで伸びて薄くなった皮ふは乾燥しがちです。

そこにできた妊娠線の亀裂が乾燥することでかゆみが生じやすいため、妊娠線クリームで保湿をすることで水分が加わり、かゆみを和らげることができます。

普通の保湿クリームは妊娠線のかゆみに多少効果はあるでしょうが、妊娠線クリームは妊娠線に特化したものであるため、保湿効果がより高いのです。

妊娠線クリームは、すでにできてしまった妊娠線のかゆみを軽減するだけでなく、新たに妊娠線ができるのを予防する働きもあります。

妊娠線クリームはさまざまなものが販売されていますが、下記のポイントに注意してクリームを選びましょう。

妊娠線クリームを選ぶポイント

    • 保湿・美容効果が高い
    • 無添加
    • 肌になじみやすい
    • べとつきがない

ゆったりとした肌ざわりのいい衣類

妊娠線ができている部分は敏感になっているため、こすれたり締め付けられたりすることでかゆみが強くなってしまいます。

妊娠線に衣類が触れても大丈夫なように、なるべくゆったりとして肌ざわりがいい衣類を身に付けましょう。

コットンは肌に優しいとされているため、おすすめです。

おなかを冷やさない

おなかを冷やすと血行が悪くなり、おなかが張って皮ふが突っ張り、かゆみにつながります

おなか以外の部分で妊娠線ができている場合、その部分は冷やしても問題ありませんが、おなか周りは常に温めましょう。

妊娠線クリームでマッサージすれば、保湿と同時に血行をよくする効果を期待できます。
ほかにも、腹巻きなどでおなかの皮ふを保護しながら温めるのもよいでしょう。

どうしても治らない場合は受診

自分でどんなに妊娠線のかゆみ対策をしても治まらない場合は、産婦人科や皮ふ科を受診することをおすすめします。

ただの妊娠線によるかゆみだと思っていたら、妊娠中に発症しやすい妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)などの皮ふ病だったということもあるからです。

先にご紹介した対策でかゆみが軽減されなければ、皮ふ病の可能性を考慮して一度医師に相談しましょう。
場合によっては、かゆみ止めなどのお薬を処方してくれます。

なお、市販薬の中には妊婦が使用しても問題ない塗り薬があり、「オロナインH軟膏」や「レスタミンコーワ軟膏」があげられます。

今すぐにでもかゆみを止めたいという場合は、薬局の薬剤師に相談しながら適切なお薬を紹介してもらいましょう。

妊娠線のかゆみを事前に防ぐには


妊娠線でかゆみがともなう場合の対処方法をご紹介しましたが、事前に妊娠線のかゆみで悩まされないようにする方法はあるのでしょうか。

体重管理で急激に太り過ぎない

妊娠線はおなかやその周辺の部位の皮ふが引っ張られることで起きますが、体重が急激に増えると、妊娠線ができる可能性が高まってしまいます

妊娠中の体重増加は、月に1~1.5kgのペースに抑えるようにすることが大切です。

食欲の増加や運動不足で体重増加が気になる方は、低カロリーの食事を摂ったり、適度な運動をするよう心がけましょう。

肌の乾燥を防ぐ

妊婦の中には、妊娠してから肌が乾燥するようになったと悩む方もいます。
肌が乾燥しないように対策することは、かゆみを抑える以前に、妊娠線ができることを防いでくれるのです。

日頃から乾燥対策をしていることで、妊娠線ができにくい肌になり、かゆみにも悩まされなくなるでしょう。

ローションやクリームなどで保湿したり、部屋の湿度を乾燥しない程度に保つことをおすすめします。

以上、妊娠線のかゆみについてお伝えしました。

妊娠線は多くの妊婦が直面する美容トラブルで、一度できたら消すのに大変な労力を必要とします。

さらにかゆみをともなうとなると、見た目の問題だけでは済まず、ストレスにもつながってしまいます。

妊娠線によるかゆみに悩まされずに快適なマタニティライフを過ごすために、妊娠線のケアや予防をこまめに行うことをおすすめします。

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