触れない育児の影響について

触れない育児の影響について

「赤ちゃんが泣いていても、抱き癖がつくので、抱っこばかりしていてはだめよ。」と言われたことがある方、多いのではないでしょうか?実は、筆者も実母に同じようなことを言われ、とても嫌な思いをしたことがあります。1950年代に世界的にベストセラーとなった「スポック博士の育児書」が出回ったころから、この「抱き癖」という言葉は広まってきました。「スポック博士の育児書」は母子手帳にも導入されました。スポック博士は、抱っこのしすぎで「抱き癖」がつき、依存的で自立心が育たないと考え、触れない育児を提唱したのです。

しかし、この「抱き癖」については、いまでは考えは変わり、スポック博士自身も、育児書の改訂を繰り返し、内容も大きく変更しています。現代でも祖父母世代の中には、この時広まった「抱き癖」について抱っこのしすぎで、依存的で自立心が育たない子になるのではないかと心配している方が多くいるようです。

ベビーマッサージ

声を大にして言います。「赤ちゃんはたくさん抱っこしてあげてください!たくさん触れてあげてください!」赤ちゃんは、泣いても抱き上げてもらえないことを学習してしまうと、泣くことさえもあきらめてしまいます。笑うことが少なくなり、感情をうまく表現できない無表情の赤ちゃんになってしまい、「孤立」してしまうのです。こう言った赤ちゃんを「サイレントベビー」と言います。サイレントベビーについては赤ちゃんの部屋の以下の記事でも紹介されています。赤ちゃんが泣かない・・・。サイレントベビーについて

また、情緒不安定でヒステリックに泣き出す子も同じように触れ合い不足が原因と考えられています。触れられない環境で育つと、欲求不満な記憶が残り、いつまでもスキンシップを求めて自立が遅れてしまうと言われています。

また、人との信頼関係を築くのが難しくなり、触れられることに、必要以上に緊張感を抱いてしまう傾向があるとも言われています。もしお子さんが「サイレントベビ-かも?」と思いましたら、小さければ小さいときほど回復も早いので、是非まずは触れ合うところからはじめてみてください。赤ちゃんの時の触れ合いは、一生を通しての肌に残る記憶であり、人生を生き抜く土台となります。

たくさん抱っこされた子どもは、甘えたい要求が十分に満たされているので、自分自身に自信を持つことができ、自立が促され、色んなことに積極的にチャレンジできるようになります。ハイハイや一人歩きができるようになったころ、お母さんが近くにいることをちらちらと確認しながら、少し距離をとってひとり遊びができるようになるのも、この甘えが十分に満たされている証拠です。

人はたくさんの人からたくさんの愛情を受けることで、自分自身が大切な存在であることを認識し、自尊心が生まれます。そして、自尊心があるうえで、周りの人を愛し大切にすることができます。抱っこやベビーマッサージの触れ合いは、赤ちゃんにとって一生を通して肌に残る記憶となり、財産となります。お母さんの愛情たっぷりのベビーマッサージを一緒に始めていきましょう♪

参考文献著:山口 創、山口 あやこ 2011 / 出版:PHP研究所 / タイトル:脳と体にいいことずくめのベビーマッサージ (PHPビジュアル実用BOOKS)

奥山麻理先生と石坂晶先生

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