【専門家が教える】着付けのようなだっこ紐「ベビーラップ」の選び方

ママのなかには「色々なだっこ紐があり、選べない」という方がいるのではないでしょうか。
そんな方に、ベビーラップをご紹介します。

べビーラップ(BabyWrap)は金具などの接続が一切ついておらず、大きな一枚布で親子を包む(wrap)抱っこ紐です。

メジャーとはいえないだっこ紐ですが、ここ1~2年で少しずつ認知度が上がってきているようです。

ベビーラップの主な特徴


ベビーラップは、まさに「究極のベビーウェアリング」といえるでしょう。

  • 理想の姿勢:抱く人の胸のまん中、高い位置でよりそう、親子にとって理想の姿勢が取りやすい。
  • 抜群の安定感:布でぴったりと身体を包むようにして使う。
  • 重く感じにくい:母子ともに包まれる感覚が心地よく、一体となるので、子どもの重さを感じにくい。

いっぽうで、取り扱いメーカーが複数あり、ベビーラップの種類やサイズが豊富なことや、扱い慣れるまで、ある程度の練習が必要なため、最初は難しくて手に取りにくい印象を受けるかもしれません。

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種類:ストレッチ素材と伸びない素材


まず、ベビーラップには、どのような種類があるのかをみていきましょう。

ベビーラップは、布のストレッチの有無で大きく2種類に分けられます。

ベビーラップのなかで、ストレッチ素材の多くは「編み」であることにたして、伸縮しないベビーラップは「織り(woven)」です。

そのため、ベビーラップ(baby wrap)は、ストレッチラップ(strech wrap)とwoven wrapという呼び方で区別されます。
woven wrap のわかりやすい日本語の表現が現時点で見当たらないため、この記事では伸縮しにくい素材のベビーラップを、そのまま「woven wrap」とします。

1:伸縮するストレッチ素材

ストレッチ素材のベビーラップは、赤ちゃんの体重によって一概にはいえませんが、生後3~4ヶ月頃までの赤ちゃんに使いやすいでしょう。

商品としての耐荷重は15kg(年齢2~3歳)などとされていますが、「布そのもの」の耐荷重と、「だっこ紐としての使いやすいさ」は、少しズレがあるのかもしれません。

今のところ、日本ではストレッチ素材のベビーラップの方が、伸びないタイプより一般的にみられるようです。

伸縮性があるため、抱く人のからだにベビーラップを巻き付けた後、赤ちゃんの体勢を整えながら抱き入れます。

  • 布の扱いに、特別な技術がなくても、使いやすい
  • 伸縮する素材で、単色のものが多く、色柄のバリエーションは少なめ
  • 布幅は50cmくらいと狭めで、長さ5mほどのワンサイズ

ストレッチ素材のベビーラップは、無地のシンプルなものが多いようです。

ストレッチ素材のデメリット

赤ちゃんが重くなると、体重で抱いている位置が下がりやすくなります。
子の成長とともに、抱っこが不安定になりやすいため、心地よく使用できる期間は限られています。

また、ストレッチ素材の商品はおんぶは控えた方がよいでしょう。
メーカーによっては、おんぶ不可とされています。

2:伸縮しない素材のベビーラップ「woven wrap」

ストレッチ素材と同じように新生児期から使え、子が2~3歳以上など大きくなっても、親子にとって身体への負担が少ないだっこやおんぶが可能です。

ストレッチ素材では子どもが重くなると使いにくくなりますが、布が伸縮しないことのメリットは、重くなった子どもでも、安定した抱っこやおんぶができることです。

  • 布の色柄や織模様、素材など種類が多くあり、洋服感覚で楽しめる
  • 布幅がおよそ70cmと幅広で、長さサイズも多いため、巻き方のバリエーションが豊富

ベビーラップ(woven wrap)は、さまざまな織り方を用いることで、多彩な模様や柄を生み出しており、それが魅力のひとつです。
このように、ベビーラップはお洒落で華やかな印象があると思います。

「woven wrap」のデメリット

デメリットは、使いこなすために、練習が必要なことです。
ユーザーの多くは、動画などを参考にしています。

実際にベビーラップを使って抱き方の練習ができる場所は増えつつあるので、赤ちゃんにとって、安全で楽な姿勢の作り方、布の扱い方の基本などは、動画だけに頼らず練習会などで指導してもらうとより安心です。

woven wrapは「着物みたい」

「着物みたい」とは、woven wrap(伸縮性が少ないベビーラップ)の練習会で、よく聞く言葉です。
大きな1枚布をいかに心地よく、からだに巻きつけるか、と考えるとたしかに、着物に通じるところがありますね。

安心できるメーカーの商品は、比較的高価であることや、洋服のような感覚で、季節やシーンに合わせて、つい沢山欲しくなってしまうという傾向は、楽しいデメリットかもしれませんね。
そんなところも、着物に似ているような気がします。

woven wrapを購入するには

woven wrapを購入するには、直売のお店は殆どなく、通販が主な購入手段になります。
2017年4月現在、日本に代理店があるメーカーは以下の4社です。

    • ディディモス:ドイツ製。ベビーラップの老舗。HP上で練習会情報なども発信。
    • 北極しろくま堂:日本初、完全日本製のベビーラップ「Wrap you?」を販売。高温多湿な日本の夏に対応できる布の開発から行い、通気性がよく、非常に柔らかいのが特徴
    • Oscha(オーシャ):スコットランド製。2015年秋~日本代理店。高級素材を用いてゴージャスな雰囲気のベビーラップが多い。
    • Yaro:オランダ製。2017年~日本のおんぶ紐メーカー「おもいでおんぶ」のダマヤカンパニーが代理店

海外には欧米を中心に多くのメーカーがあり、その数は数百ともいわれます。
上記の4社以外にも沢山あるので、英語ができる方はインターネットを使った個人輸入で購入できます。

ベビーラップを扱うメーカーの多くはwebでの通販が主体なので、どの布も質感、雰囲気などは商品が届くまで正確に分からないというのが難点です。

こちらは、メーカーのレンタルサービスを利用したり、ベビーラップの使い方を教えてくれる練習会で、現物に触れることで多少のイメージがつくのではないでしょうか。

季節によって


ベビーラップはストレッチ素材もwoven wrapも、親子がぴったりとよりそう抱っこになります。

そのため、夏は暑いのです。
酷暑の季節は、ベビーラップを使いづらいかもしれません。

しかし、ベビーラップでなくても、夏のだっこやおんぶはそれだけて「暑い」ものです。
そして、空調の効いた建物の中などは、使うチャンスがあります。
そう考えると、どの季節でも使えそうです。

また、ぴったりした抱っこは「暑い」ので夏季は、ある程度の不快感はあります。
しかし、ふれあうことで、赤ちゃんの体調(体温、息遣い、機嫌etc.)を常に察知できるため、急な体調の変化をいち早く見つけられるという点はメリットといえるでしょう。

いっぽう、冬は親子がぴったりくっつくため、お互いが湯たんぽのような存在に。
なかには「ベビーラップで包まれ、お互いが温められるので、薄めのアウターで十分でした」と言うユーザーの声もあります。

おわりに


ストレッチ素材のベビーラップと伸縮性の少ないベビーラップ(woven wrap)をご紹介しました。

それぞれに魅力がありますが、筆者はどちらかというと、多様なファッション性を楽しめるwoven wrapの方が好みです。

使うのに練習が必要だったり、決して安価ではないことなどを考えると、万人向きとはいえないかもしれません。

しかし、ベビーラップ(woven wrap)をしっかりとあつかえれば、親子にとって非常に有能なツールであることは間違いないと思います。

上手に使うと、日々重くなる赤ちゃんを抱く、ママの負担は減るかもしれません。
親子の日常で、ぴったり寄添うことで絆を育てることにも一役買ってくれることでしょう。

ただ、ほかにも優れただっこ紐はたくさんありますので、自分の好みに合うものを選ぶとよいでしょう。

最後に、ベビーラップ(woven wrap)の練習会に参加したユーザーのお声をいくつかご紹介します。

ベビーラップは子どもとの一体感が最高です。

種類によって巻き心地が異なったり、巻き方が沢山あってバリエーションが楽しいです。

ベビーラップでここまで幸せな気持ちになるものとは思いませんでした。

二人目の育児で、下の子の抱っこにと思いましたが、上の子がおんぶで喜んでくれ私も幸せです。

上手にベビーラップを使って、赤ちゃんとの一体感を感じながら、楽しい育児をしてくださいね。

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この記事を書いた専門家

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