【漢方薬剤師が教える】うつ病と妊娠

皆さんこんにちは。
タクヤ先生こと杉山卓也です。

今回のテーマは「うつ病と妊娠」です。

うつ病という病気は現代社会ではポピュラーで、治療をされておられる方も非常に多い疾患です。
妊娠を考えておられる方で、うつ病に悩む場合もかなり多いと、私に日々寄せられる相談の中で感じます。

今日はこのテーマの中で漢方でお役に立てる部分、そして日々の養生法について触れていきたいと思います。

うつ状態に陥りやすい時期

妊娠中のうつ状態には「マタニティブルー」という言葉とリンクする部分が多くあります。

マタニティブルーは特に妊娠初期と後期に起こりやすいとされており、「情緒が不安定になり、イライラしやすい」「急に落ち込んだり気力が無くなる」「なにもないのに涙が出てくる」など、妊娠中の特異なホルモン分泌のせいとされていますが、精神的にも健全さを保てなくなります。

ホルモンだけのお話ではなく、出産に向けての不安(痛みなど)や産後の不安(子育てが上手にできるか)などのストレスでも出やすいのではないかと思います。

この状態が続くとうつ状態につながっていくケースがあり、注意が必要です。


漢方で解釈すると

妊娠中のうつ状態を漢方で分類した場合、「気鬱(きうつ)」や「気滞(きたい)」などという言葉が適当だと思います。

一言でいうなら「気が詰まる」「気が滅入る」「気がふさがる」という状態ですよね。
漢方では「加味逍遥散(かみしょうようさん)」や「四逆散(しぎゃくさん)」、「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこうかりゅうこつぼれいとう)」などがおすすめ。

状態に応じて使い分けが必要なので、きちんと専門機関に相談してくださいね。
いずれも「気を巡らせる」力を持った漢方薬ですので効果が期待できます。


生活の中でも養生を


どうしてもお腹が大きくなったりつわりが出たりすることで、家に引きこもりがちになる妊婦さんもいますのもあまりよくはありません。
しかし、妊娠初期だからといって「動いてはいけない」ということはありません。

妊娠から出産の前日まで働いていた私の母が「働いていたのが病院でよかったわ、いつでもあんたを産み落とせたからね」と現代ですと事件性すら感じさせるコメントを笑いながら言っていましたが、過度な運動やムリをしなければ気分を晴らすために外に出て散歩をするなど定期的に身体をゆるく動かすことはおすすめできます。

とにかく身体をリラックスさせながら日々を元気に過ごす、という姿勢が大切です。

それでも精神的に不安定になるのは、ある程度は仕方がないもの。
そんな状態の自分を責めず、近くにいる方に相談したり話を聞いてもらったりしましょう

ひとりで抱え込まないようにすることが何よりも大事です。
不安があるのは当然ですが、その先に待っているかわいい赤ちゃんとの出会いをどうか楽しみにしていただければ、と思います。

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