「ありがとう」の力

こんにちは。イヤイヤ期コンサルタントの西村です。

前回の記事では、「最高の褒め言葉を使うためのこころがまえ」についてお話しました。

褒めることは、とても威力を持っています。
だからこそ、きちんと利用目的を決めた上での使用が大事だとお話しました。

さて、最もやる気を引き出すことができる最高の褒め言葉とは、「ありがとう」だとお話しました。
このお話をすると、皆さん拍子抜けされます。
しかし、本当のこの「ありがとう」は、力を持っているのです。

「ありがとう」が起こす子どもの行動

私の記事ではよく、「お子さんの行動には意味がありますよ」というお話が出てきます。
行動の意味が、「良い物」だと判断した時には、「ありがとう」と返事をしてあげると、子どもはとても喜ぶのです。

ありがとうと言われると嬉しくなる

「ありがとう」とは、感謝を伝える言葉です。
「ありがとう」と言われた相手は、それが感謝されるようなことだったと、初めてそこで認識します。

だからこそ、またもう一度行いたいという欲求が湧いてきます。
同じ事をすれば、またありがとうと言ってもらえると、思うわけです。

嬉しくなると繰り返しおこなう

子どもは単純です。
嬉しかったらもう一度行う。遊びでも、楽しいと思ったら飽きるまで何度も同じ事を繰り返します。
その繰り返しによって、心の充電を行なっているのですね。

だから、この場合「ありがとう」という言葉を言われ、「嬉しい」という感情を子どもが感じることによって、心の充電ができます。
繰り返すためには、ママが「ありがとう」と言ってくれることを楽しむ必要があります。

ママも嬉しい気持ちになる

だからこそ、何気ないことに「ありがとう」と言ってみましょう。
どんなことでも、感謝の気持ちが湧いた時に「ありがとう」と伝えると、お子様もママもとても良い気持ちになりますよ。

他の褒め言葉よりいい理由

では、なぜ「えらいね~」や、「すごいね~」という褒め言葉よりも良いのかということについてもお話します。

言われると嬉しい気持ちになる

「えらいね~」「すごいね~」という言葉は、子どものことについて褒めていますよね。
ママは、自分自身の行動に対して、嬉しいという気持ちがわきません。

それに対して、「ありがとう」という感謝の言葉は、「感謝するような事を受け取った」自分にも「嬉しい」という感情が湧いてきます。

ママが喜ぶことをわかちあえるようになる

例えば、子どもが机を面白がって拭いてくれたとします。
その場合、子どもは遊びだと思っていても、ママとしては家事が楽になりますよね。
頼んでもいないのに、拭いてくれた時には、どんなに嬉しいことでしょう。

そこで、

「拭いてくれてありがとう。ママ、とっても助かっちゃった。」

と、伝えると、子どもとその喜びを分かち合えるのですね。

「ありがとう」と伝える事で、子どもはその行動が「ママを喜ばせることだ」ということがわかり、嬉しくなります。
ママは、「拭いてもらった」事を嬉しく思っています。お互いにうれしくなるというところがポイントです。

だから、「◯◯できてすごいね~」とか、「■できて、えらいね~」などよりも、簡単で、楽しく褒めることができるのです。

「ありがとう」は、ママも子どももお互いにハッピーになれる、魔法の言葉です。
どんどん言ってみてくださいね。
そして、使うときには「こころがまえ」を忘れないで、利用していただきたいと思います。

次回はタイプ別の褒め方です

それでは、ここまでは広い範囲での「褒める」事についてお話してきました。
ここからは、「タイプ別伸びる褒め方」をお伝えします。

伸びる子はどんどん伸ばすことができる。
そして、不安な子には、安心を与えることができる。
そんな「タイプ別褒め方」をお話していきます。

お楽しみに。

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