4Dエコーで耳を見るとダウン症かどうかが分かるって本当!?

4Dエコーで病気や異常が見つかることがある

4Dエコーで耳を見るとダウン症かどうかが分かる

※こちらの記事は4Dエコーでダウン症かどうかを判断する為の内容ではありません。4Dエコーでダウン症かどうかを個人の方が判断するのは難しい事ですので、4Dエコーで気になる点がある場合は些細な事でも必ず医師に相談するようにしましょう。

妊婦健診のときに行われるのが、エコー検査です。超音波を発する機械で外からおなかの中の様子をうかがうことができるものです。妊婦健診の際にはこの腹部エコーが毎回行われて、赤ちゃんの大きさを調べたり心臓に異常がないか、さまざまなところをチェックしていきます。ピコピコと動いている心臓や、赤ちゃんが少し成長すれば手足をバタバタ動かしているようすを見ることができるので、ママにとっては赤ちゃんを直接見られる機会になります。このエコーは一般的には白黒の映像が映し出されるものですが、最近ではよりリアルに赤ちゃんを見ることができる「4Dエコー」が多くなっています。

4Dエコー

上の画像は4Dエコー写真の参考画像で、左が男の子、右が女の子です。4Dエコーのまま(面影がそのまま)生まれてきたと感じる方も多くいます。※ダウン症の参考画像ではりません。

これまでの3Dエコーとは違って、リアルタイムでもぞもぞと動く赤ちゃんを見ることができるのが4Dエコー。ですが、このエコーを使った検査で、病気やなんらかの異常が発見されることも少なくありません。

ダウン症の特徴的な見た目

「ダウン症」というと誰もが一度は耳にしたことがあると思います。ダウン症(ダウン症候群)というのは、染色体異常による先天性の遺伝子疾患です。ダウン症はこのような症状があらわれます。

  • 体の成長が遅い(筋力が弱い、身長が低いなど)
  • 知的障害(その程度は個人差があります)
  • 耳の感染症
  • 目の異常
  • 難聴
  • 奇形

ダウン症と聞いて多くの方が思い浮かべるのが、特徴的な顔つきではないでしょうか。目が吊り上がっていたり、平坦な顔立ちであるということ、はっきりとした二重や鼻が低いということなど。これは、顔の中心部があまり成長しないにもかかわらず、顔の外側は成長していくためだと言われています。そのほかにも、耳が低い位置にあったり、見た目にさまざまな特徴があらわれるといいます。

ダウン症になる原因

赤ちゃんのもととなるパパの精子とママの卵子というのは、それぞれがもともと46本の染色体を持っています。染色体はその人の遺伝情報を持っている物質で、それぞれの染色体が合体することで子どもにいろいろな特徴を遺伝させることができるということです。

ただ、そのまま受精してしまうと染色体の数が多すぎてしまうので、それぞれが染色体の数を減らす「減数分裂」が行われます。合体した時に46本になるよう、それぞれが23本になるまで染色体を2回に分けて減らしていきます。減数分裂をして数を調整した精子と卵子は受精し、もとどおりの46本の染色体を持って、どんどん成長していきます。このとき、減数分裂がうまくいかず染色体の数に異常が出てしまうことがあるんです。

46本の染色体はそれぞれ順番が決まっていて、その中でも体細胞の「21番目」の染色体が1本多く存在していることがあります。これがダウン症になる原因です。そもそも染色体というのは、通常は2本ずつがペアになって存在しているものなんです。

  • 1本になってしまった染色体…モノソミー
  • 2本がペアになった染色体…ダイソミー(通常)
  • 3本になってしまった染色体…トリソミー(ダウン症)
  • 4本になってしまった染色体…テトラソミー
  • 5本になってしまった染色体…ペンタソミー

このように、それぞれ染色体の数の異常によって呼び方がかわってくるのですが、ダウン症は21番目の染色体が3本になってしまうため「21トリソミー」と呼ばれます。ほかにも、13番目の染色体がトリソミー(3本)になってしまうと出生後の生存率がきわめて低いパトウ症候群に・・・、18番目の染色体がトリソミーになってしまうと、口唇裂や口蓋裂のほか心疾患をもったまま生まれることもあります。

ダウン症は新生児にもっとも多い遺伝子疾患だと言われています。これは13番目・18番目・21番目の染色体の3種類以外の異常は、たとえ起こったとしてもそのまま生まれてこられないことがほとんど。この3種類以外の染色体は大切な遺伝情報がとても多く詰め込まれているため、異常があった場合には流産することがほとんどなんです。…では、このダウン症と4Dエコーがどんな関係を持っているのでしょうか?

4Dエコーでダウン症がわかる?診断方法は?

ダウン症の7割近くの人に、耳の異常がみられるといいます。たとえば、耳の位置が低い・耳たぶが折れ曲がっている・耳が小さいなどの変形です。ですから、通常の白黒エコーでは見られない耳の特徴を、4Dエコーならチェックすることができるということで、ダウン症の発見につながると言われています。もちろん、4Dエコーで耳の形をみるだけでダウン症かどうかを診断することはできませんし、すべてを発見できるわけでもありません。

ダウン症は絨毛検査や羊水検査などの出生前診断で診断することができます。ですが、これらの検査は妊婦さん自らが医師に申し出る必要があり、高齢出産のときなどには医師から進められることもありますが、やはり自分から検査を申し込む必要があります。出生前診断についてはこちら

妊婦健診で4Dエコーを受けている際に、我が子の耳に違和感があったとしても、多くはエコーのせいだということです。4Dエコーは、超音波で得られた情報から立体的な映像を作り出しているので、赤ちゃんの輪郭がぼやぼやっとしていることももちろんあります。ですから、もし4Dエコーで耳が小さい・なんらかの異常がある?と思っても、すべてがその通りというわけではありませんので、考えすぎてストレスを溜めないようにしてくださいね。

また、このように気になることがあれば、ささいなことでもすぐに医師に確認してみましょう。不安を抱えたままストレスが大きくなっていくと、それこそ赤ちゃんに悪影響を及ぼすこともありますので、ママはできるだけゆったりとした気持ちで過ごしてくださいね。

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