ロタウイルスの予防接種と副反応(副作用)について

ロタウイルス感染症について

大人とは違い、まだまだ免疫不足の赤ちゃんです。しっかりと予防接種を受けさせてあげる事で、重症化を防ぐことが出来ます。赤ちゃんの為にも、早いうちから予防接種のスケジュールを立てましょう!

ロタウイルスワクチンは、生後2か月頃に入った頃からヒブ・小児用肺炎球菌ワクチンなどとの同時接種がいいとされています。ロタワクチンは、ワクチンを注射器で体内に入れるタイプではなく、経口生ワクチン(口から飲むタイプの薬剤)となっています。1価ワクチンの場合:生後20週、5価ワクチンの場合:生後24週までに初回の接種を受けるようにしましょう。

1価ワクチンと5価ワクチンの違いって?

ロタウイルスの予防接種は、1価ワクチンと5価ワクチンに分かれており、それぞれ下記のような違いがあります。

1価ワクチン
今一番流行していて重症化しやすいロタウイルス1種類を弱毒化したものです。1価ワクチンは、4週間隔で2回接種します。生後20週を過ぎてしまうと初回接種が受けられなくなってしまいますので注意しましょう。
5価ワクチン
今一番流行していて重症化しやすいロタウイルス5種類を弱毒化したものです。5価ワクチンは、4週間隔で3回接種します。生後24週を過ぎてしまうと初回接種が受けられなくなってしまいますので注意しましょう。

1価ワクチンと5価ワクチンは、金額や接種回数が異なりますが、5価ワクチンの方が感染しても重症化せず優れているとされています。

※接種を予定している日に下痢をしていると接種することができませんので注意しましょう。予防効果は少なくとも3年間は持続することが確認されていますが、ロタウイルス以外の胃腸炎の予防効果はありません

ロタウイルス感染症(ロタウイルス胃腸炎)の症状とは?

ロタウイルス感染症(ロタウイルス胃腸炎)の発症は、冬から春にかけてが多いとされています。生後3か月までは、ママからもらった免疫で、ロタウイルスに感染しても重症化せず軽くすむと言われています。ですが、ロタウイルスに感染しやすいピークの時期は、生後7~15か月と言われており、その頃にはママから貰った免疫では、ロタウイルスに対抗できず、重症化してしまう傾向にあります。生後2か月に入ったら、すぐにロタウイルス対策として予防接種(経口生ワクチン)を受けましょう。ロタウイルスは、下記のような症状が現れます。

症状

  • 突然の嘔吐
  • 白っぽく水のような下痢
  • 発熱

通常は、回復までに1週間ほどかかります。

重症化した場合・・・

  • 脱水症状
  • 腎不全
  • 脳炎(脳症)
  • 痙攣(けいれん)

などの症状が合併して出た場合は、入院という事になります。

ロタウイルスの副反応(副作用)

ワクチン接種を受けた後に副反応が出ることがあります。

1価ワクチンで見られる副反応は、ぐずり・下痢・咳・鼻水・嘔吐・食欲不振・発熱です。ですが、中でもよく見られる副反応が「ぐずり・下痢・鼻水・咳」の症状となっています。

5価ワクチンで見られる副反応は、下痢・嘔吐・胃腸炎・発熱となっています。中でも一番多い症状は、下痢だそうです。

初回接種から31日間の間、腸重積(ちょうじゅうせき)のリスクが増加する可能性がある事が分かっています。腸重積になった子のほとんどが、初回接種後7日以内に症状が現れたということです。腸重積とは・・・腸が腸そのものに入っていってしまい、名前の通り腸が重なる病気です。

腸重積の症状とは?

  • ぐずり
  • 不機嫌、泣きを繰り返す
  • 何度も嘔吐する
  • 顔色が優れない
  • お腹のハリ
  • イチゴジャムの様な血便

ロタウイルスのワクチンを接種した後の1週間は、赤ちゃんに変化がないか、体調や様子をしっかりと観察するようにしましょう。

ロタウイルスのワクチン(菌)は、1週間ほどかけて便から排出されます。オムツを交換する事で、ママやパパが腸炎に感染するという事はありません。ですが、おむつ交換後はしっかりと手洗いを心がけましょう。

予防接種のスケジュール

1歳未満の予防接種スケジュール

※1歳以降のスケジュールは作成中です。

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