人見知りをしない赤ちゃんもいる!?

ママじゃなきゃダメ!な人見知り

人見知りをしない赤ちゃん

赤ちゃんがママを求めて泣いたり、抱っこしてほしいと手を伸ばしてくる姿ってとってもかわいいですよね。ママも、この子は自分のことをちゃんとわかっているんだなと嬉しくなる瞬間でしょう。ただ、多くの赤ちゃんにやってくるのが「ママじゃないとダメ」な時期、いわゆる「人見知り」です。

おじいちゃん・おばあちゃんだけでなく、散歩中に話しかけられた人もダメ、なんとパパさえもダメになってしまう子は少なくありません。一時的なものがほとんどですが、その期間は赤ちゃんによってさまざまなので、いつになったら人見知りが終わるかどうかはわかりません。仕方ないとはわかっていても、周りの人はあまりにもママを求めて泣く赤ちゃんにオロオロすることもあるでしょう。でも、中には人見知りをまったくしないという赤ちゃんもいます。それはそれでママはラクですし、おばあちゃんたちも心置きなく赤ちゃんを抱っこすることができるので良いのでは?と思いますよね。

しかし、まったく人見知りをしないことに関して心配する部分もあると言われています。赤ちゃんの人見知りについて、見ていきましょう。

人見知りの原因とは?

赤ちゃんの人見知りですが、いつ始まっていつおさまるかというのは個人差が大きく、早ければ3~4ヶ月ごろから、長いと3~4歳過ぎまであると言われています。筆者の子どもは長男は人見知りがまったくなく、次男は半年ごろから1歳前まで、長女は3ヶ月から1歳半の現在も多少減ったものの人見知りがあります。このように兄弟の中でもまったく個人差があるのですから、人見知りがある子・ない子というのは予想することができません。

また、どの程度人見知りするかというのもまったく違いますよね。たとえば、ママしかダメ!という子、パパはOKだけど・・・じいじやばあばはダメ、片方のじいじやばあばはOKなどなど…。人見知りの時期や程度は、まったく違ってきます。では人見知りをする原因とは、いったいなんなのでしょうか?人見知りの原因はさまざまなことが言われています。

  • 家族とそうでない人の区別がついた
  • 自分の家と外との区別がついた
  • 不安な気持ちが生まれた
  • 興味はあるけど怖いという心の迷い

では、改めて赤ちゃんの人見知りの原因について見てみましょう。赤ちゃんの人見知りは自然な成長過程の一つ

家族と違う人との区別がついた

まず、ママと周りの人との区別がついたということ。ママとそうでない人との区別というのは、本当のところは産まれてすぐにわかっていると言われています。生後間もない赤ちゃんの場合、逆にママが抱っこすると泣き止まないということもしばしば。これは、おっぱいの匂いがするというほか、赤ちゃんがママが抱っこしてくれてる!ということがわかっていて、甘え泣きをしているとも言われています。

さて、人見知りについてですがパパでもダメ、おじいちゃんがダメ、などというときには、それぞれの人を理解しているということがわかります。ママにとっては誰にも抱っこしてもらえない…ひとりになれない…と、悩みの種になってしまうこともありますが、そんなときには「うちの子って、賢いんだ!」と思ってみてください。誰かをしっかりと理解して拒否して泣いているということですから、誰かを見て泣くときにはちゃんとその人が誰なのか、ママじゃないということがわかっているんだ!と思ってみてくださいね。

自分の家と外との区別がついた

知らないところ、人通りの多いところなどに行ったとき、おなかがすいているわけでもない赤ちゃんが泣きだしてなかなか泣き止まない…そんな経験はありませんか?これは、ここは自分の家じゃない!ということがわかって、落ち着かない・怖いという気持ちになっていると言われています。どこかに行ったり他人の家に行くとわかりますが、自分の家ってそれぞれの「匂い」がありますよね。だから、家に帰って匂いを嗅ぐとホッとしたり、心からリラックスすることができますよね。さらに、私たち大人も行ったことのない場所って、ちょっと緊張してしまったり不安になったりしませんか?赤ちゃんなら尚更不安になってしまうということなので、そんなときにはママが体をしっかりとくっつけて、ママの匂いを嗅がせてあげるように抱っこすると落ち着くでしょう。

興味はあるけど怖い…

これは、人見知りをする子によくみられる行動だと言われているのですが、人見知りをする子は、最初に相手のことをじっと見つめることがありませんか?そしてそのあと、ぎゃーっと泣きだす…。泣かれてしまった相手としてはかなりのショックだと思いますが、これは赤ちゃんがその相手に興味があって観察しているけれど、やっぱり怖い…という気持ちが交差することで泣きだしてしまうのです。怖いという感情ですが、「嫌だ!」「怖い…」など負の感情が芽生えるのが、ちょうど人見知りが始まる時期だと言われています。そのため、外に出て環境が変わったり知らない人に会うことで落ち着かなかったり、怖いと思ってしまうために泣いてしまうということなんですね。この人は誰だろう?と興味はあるものの、やっぱり未知の人という恐怖が勝ってしまうため、人見知りをしてしまうと言われています。

人見知りをしないのは「自閉症」の疑い…?

人見知りをする理由は、どれも赤ちゃんの成長に関わることでしたね。しかし、なかには人見知りをまったくしない子もいると冒頭で述べました。この人見知りをまったくしない子の中には、ただ単にその子の個性ではすまされないある「原因」が隠れている場合があります。それは、自閉症です。

自閉症というのは誰かとコミュニケーションをとることが難しくなったり、こだわりが強くなったり、生活に何らかの支障があらわれてしまう障害のことをいいます。精神的なものだというイメージが持たれていることもありますが、先天性の脳機能障害だとされています。子どもとのコミュニケーションや発達障がいについてはこちら

自閉症の症状としては、言葉の発達が遅れる・手をひらひらとさせる・自己中心的な考え方になる・ストレスによって人に攻撃的になる・奇声を発する…などの症状があります。そして、人とかかわることが難しくなります。人に対してまったく無関心になってしまったり、逆に誰かとの壁をまったく作らずずかずかと入り込んでいく…などです。そのため、まったく人見知りをしないということがあるんです。

もちろん人見知りをしないからといって自閉症というわけではありません。筆者の子どもも人見知りがありませんでしたし、そのため電車でもバス停でも誰にでも話しかけたり、他人との距離を持たない子だったのでそれはそれで大変だったのを覚えています…。

人見知りへの理解・対処法について

人見知りをする子の周囲では、人によっては理解のないことを言う方もいらっしゃると思います。たとえば、人見知りで泣かれてしまったおじいちゃんやおばあちゃん、近所の方などです。確かに抱っこしたりあやしたりしたいのに泣かれてしまうと、ちょっとショックですよね。そのために「ママの育て方が悪いんだわ」とか「外に出ていないから…」なんて言われることがあります。人見知りの原因は先ほど述べたとおりですが、外に慣れていないということや人に慣れていないということは多少あると思います。

しかし、ママの育て方が悪いというのはまったく違います。人見知りをする・しないは育て方うんぬんではなくて、赤ちゃんそれぞれの個性だからです。産まれてすぐにしっかりおっぱいを飲んでたっぷり寝る子、抱っこの手をゆるめるとすぐに泣いてしまう子、おとなしく静かに泣く子、火がついたようにぎゃーぎゃーと泣く子…それぞれの子に、生まれながら個性があるんです。ですから、人見知りも同じくその子の個性となっているので、育て方が影響したということはないので自信を持ってくださいね。

人にもっと会わせたり、多少泣いても外に出る機会を増やした方がいいのかな…?と悩むお母さんも多くいらっしゃるかと思います。場所や人に慣れていないからといって、いきなり多くの人がいる場所にポンと投げ出したり、無理に人と会わせたりということはしなくても大丈夫です。逆に人と無理に会わせることで、赤ちゃんの不安はより大きなものになってしまうことが考えられますし、人見知りが終わる時期は遅かれ早かれ誰でもやってきます。

ですが、地域の福祉センターや支援センターで遊び場が解放されていることが多いので、人の少ない時間帯を見計らったり、赤ちゃんのペースに合わせて少しずつ遊ばせてみて時間を長くしていく…などの工夫をしてみてはいかがでしょうか。赤ちゃん時に人見知りをしなかったのに、小学校くらいになって人見知りをしだす子も中にはいるので、それも成長段階の個性だと受け止めてあげてくださいね。

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