新生児期~生後2,3ヶ月までのコミュニケーションや環境

新生児期~生後2,3ヶ月までのコミュニケーションや環境

新生児期~生後2,3ヶ月までのコミュニケーションや環境

我が家での子育てでは、発達障がいのお子さんへの支援から学んだ方法を実践してきています。今回は、新生児期から、大人の働きかけに応じるようになる生後2、3ヶ月までの取り組みについてご紹介します。子どもがどのように育っていくのか未知数なこの時期、ポイントを押さえた関わりをすることで、親子の関係が深まるはずです笑顔

この時期から始めていたのはコミュニケーションに関する以下の5点です

前回のコラム「子どもとのコミュニケーションに大切な大人の言葉かけ」でご紹介した方法の中で、コミュニケーションを育てるインリアル・アプローチの技法や、応用行動分析での望ましい行動を増やすという方法を特に意識していました。

  1. 子どもの泣きに対して、大人は子どもの気持ちを言語化する
  2. 大人の行動を言語化する
  3. 子どものアクションに対して大人がすぐに反応する
  4. 子どもの声・動きをまねする
  5. 子どもの行動を言語化する

では具体的な方法について説明していきます。

1.子どもの泣きに対して、大人は子どもの気持ちを言語化する

生まれてすぐの赤ちゃんにとって、“泣くこと”は自分から発することのできるとても大事なコミュニケーション手段です。そのため、泣いた時に「お腹が空いたね」「眠いね」「おしっこ出たね」「うんち出たね」と我が子の気持ちを予想して言葉にしていました(=インリアル・アプローチの『パラレル・トーク』)。授乳後には必ずうんちを出そうとするのですが、したくて出せないときに良く泣いていた我が子。「うんちしたいね」と言い、出るまで待つようになりました。しばらくしてからは、「うんち出ろ出ろ、うんち出ろ出ろ♪」という自作の歌を歌うようになりました。

2.大人の行動を言語化する

子育て本で“お世話するときに声かけをしましょう”とよく書かれていますよね。私は、大人の行動を言語化(=インリアル・アプローチの『セルフ・トーク』)していました。「おっぱい飲もうね」「オムツ替えるよ」「(オムツのテープを留める際に)1、2、3」等です。起きている時間ができてくると、家事をしている時に、何をしているのかを言葉にしながら行っていました。ママの気配やいる方向を感じられるように、そしてゆくゆくの言葉の理解につなげるために、新生児の頃から行うようにしていました。

3.子どものアクションに対して大人がすぐに反応する

泣く→不快な状況を取り除く、微笑む→微笑み返す、楽しそう・嬉しそうにする→その状況を増やす、というように、子どものアクションに対して、できるだけすぐに反応するようにしました。見る力が育ち、大人のことを見るようになったら、笑うようにしました。他者からの働きかけが返ってくるということを学び、さらに行動を起こすようになったり、自分から笑うようになるからです。

4.子どもの声・動きをまねする

泣く以外に機嫌の良い時に声を出すようになったら、その声に応じるように真似するようにしました。また、手の動きが出てきたら同じように動かしてみるというように、インリアル・アプローチのミラリングとモニタリングは小さい頃から始めていました。そうすると、声を出すことが増えていきました。

5.子どもの行動を言語化する

自分ではまだ動けない時期ですが、体を動かしながらその様子を言葉にしていました。手足を揺らしながら「ブルブル」と声かけをしていました。もちろん、自分から手足を動かせるようになってきた時にも、擬態語を中心に声かけをしていました。

振り返ってみると、このように意識していたとご紹介しましたが、実際には我が子のお世話を含む新しい生活に慣れるために必死な新米ママでした。しかし、コミュニケーションを取れるようになりたい、反応が返ってくると可愛いと思いながら関わっていましたね。

文中で専門用語として出てきたインリアル・アプローチの技法についは前回のコラム「子どもとのコミュニケーションに大切な大人の言葉かけ」でもご紹介していますので、ぜひご覧下さい。意識して私は使っていますが、どんな方にも使っていただける方法だと思います。

話は少し変わって、この時期の環境についてです。最初は寝る場所、着替えの場所、オムツ交換の場所、起きている間に過ごす場所、全てが布団の上でした。そこから、オムツ交換の場所を決め、お風呂の後は洗面所で着替えることに決め、日中は寝室布団ではなくリビングで過ごすことに決め、というように、場所と活動を一致させてわかりやすくするようにしました。

いかがでしたか?皆さんの参考になれば幸いです。次回は、言葉を話すようになる前までのコミュニケーションを育てる取り組みをご紹介したいと思います。

斑目雅美先生

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