離乳食でNGなこと5つ

離乳食でNGなこと5つ

離乳食でNGなこと5つ

離乳食の時期に身についた食べ方は、大きくなってもずっと習慣として残ることが多いです。 自分で食べようとしない、すぐ席から離れてしまう、いつまでも口の中に食べ物が残っている、くちゃくちゃ音をたてて食べる、など、大きくなってからも子どもの食べ方で悩むママがたくさんいます。

自分でしっかりモグモグかんできちんとゴックンできる、元気なお口を育てるために、いくつか離乳食の時期に「やらないほうがいいこと」があります。今回は、子どものお口の発達から見た「離乳食でNGなこと」5つをお伝えします。

①足がぶらぶら

子どもがご飯をたべるときのイスは、足がしっかりつくものにしましょう。

まだ足が届かない時期は、箱などを床や足置きの上に置いて、足がつくようにしてあげてください。しっかりかんでごっくんするためには、足がぶらぶらせずにギュッと踏ん張れることがとても大切です。足を踏ん張ることで正しい姿勢で安定して座ることができ、頭やあごの位置も安定するからです。子どもの成長に合わせて足置きの位置を調節できるイスは、大きくなるまで使うことができて便利です。

②うわあごに食べ物をなすりつける

スプーンをお口の奥に入れて、うわあごに食べ物をなすりつけるような食べさせ方をしていませんか?離乳食は、単に「食べ物を口の中に入れる」ということが目的ではなく、自分で食べ物をお口に取り込むことができるようになるための大切な練習です。

離乳食をスプーンで食べさせる場合は、スプーンを口の奥に入れるのではなく、下唇に載せて、上唇が閉じて食べ物をお口の中にとりこむのを待ちましょう。

なかなか上唇がおりてこない場合には、そっと指で閉じてあげてもかまいません。上唇がスプーンに乗った食べ物をとりこんだら、まっすぐにスプーンを引き抜きます。最初はなるべくくぼみの浅いスプーンを選ぶとよいでしょう。

「自分で口を閉じて食べ物を取り込む」というのが「自分で食べる」最初のステップです。食べ物をお口にとりこむとき、上唇がセンサーの役目をして、固さや大きさ、温度を確認し、お食事に合った食べ方をします。うわあごになすりつけるような食べ方をさせていると、上唇のセンサーが発達することができません。いつまでたっても、お口をぽかーんとあけて、食べ物が口の奥に入ってくるのを待っているだけになってしまいます。離乳食では、上唇をたくさん使って自分でご飯を食べられるように練習しましょう。

③汁物でながしこむ

お食事のとき、飲みものがないとうまくのみこめないという子がいます。お食事のときは、お口の中でかんだりつぶしたりした食べ物を、自分の唾液(つば)とまぜてごっくんと飲み込むことが必要です。

うまく飲み込めないからといって、食べ物が残っているお口の中にお水やお茶などの飲み物をいれてしまうと、水分で流し込むような飲み込みかたが身についてしまいます。

お食事のときは、基本的にお味噌汁やスープなどメニューにあるもの以外の水分は必要ありません。食べ物に含まれる水分と自分の唾液で上手にごっくんできるようにしましょう。

水分で流し込むような食べ方は、大きくなっても習慣として残りやすいです。流し込み食べは窒息事故の原因になりますので、離乳食の時期に、飲みものでご飯を流し込むようなくせをつけないことがとても大切です。

④手をおさえる

赤ちゃんに離乳食を食べさせようとすると、手ではらいのけようとしたり、せっかく作った料理をぐちゃぐちゃにしたり、思わず手をおさえたくなってしまうこともありますが、赤ちゃんが「食べたい!」と思って自分で手を出してくることはとても大切なことなので、手をおさえて口に離乳食をおしこまないようにしましょう。

離乳食は、「自分で」ご飯を食べることの練習です。手を出して食べたがるものは、手づかみで食べさせてあげてください。

⑤食卓を離れた子をおいかけて食べさせる

食卓を離れて遊びだしてしまった子を追いかけて、残りの食事を口に入れたりしていませんか?

「少しでも多く食べてほしい」「たくさん食べないと大きくなれないんじゃないか」という心配から、ついついやってしまうかもしれないのですが、食事は食卓で食べるものです。席を離れたら「ごちそうさま」で片づけるようにしましょう。遊び食べは窒息事故の原因になります。「お食事をするのは食卓できちんと座っている時だけ」という習慣をしっかり身につけることが大切です。

5つのNG。いかがでしたか?やってしまっていたかもしれないなあということもあるかもしれません。

離乳食の苦労や悩みは、「しっかり食べて元気に大きくなってほしい」というママの気持ちがあるからこそだと思いますが、毎食毎食、ママの理想通りの量を食べさせなくてはいけないと思う必要はありません。

子どもの食欲や興味にはムラがあります。毎回の食事ではなく、1週間とか1か月とかの長い期間でのお食事量を考えると、そういえばちっとも食べない週もあったけど、次の週はもりもり食べたなあ、なんて思って少し気が楽になるのではないでしょうか。1回1回の離乳食の量を少しでも増やすということより、自分でしっかりモグモグかんで、きちんとゴックンできるお口を育てることを大事にしてあげてください。

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