抱っこ相談「抱っこ紐が調整できるって知りませんでした」

抱っこ相談「抱っこ紐が調整できるって知りませんでした」

乳幼児親子の皆様と、だっこやおんぶの練習会を開催しています。そこでは必要に応じて、ご持参されている抱っこ紐のフィッティングをしています。すると、それまで特に違和感を感じていない方でも、赤ちゃんが軽く感じたり楽になったと言われます。「抱っこ紐が調整できるって知りませんでした」と言う方は珍しくないのです。普段使っていらっしゃる抱っこ紐、お身体に合わせて調整してらっしゃいますか?

抱っこ紐の調整をすると良いわけ

抱っこ紐の調整をすると良い訳‥一言でいうと、とにかく「抱っこ(おんぶ)が楽になる!」と言う事です。

例えば腰ベルトタイプの抱っこ紐に代表されるように、ある程度形が出来ている抱っこ紐は、使用者のお身体に合わせ、調整が出来るものも多いのです。お子様の大きさや使用者の体格と、抱っこ紐の形は少なからずズレがあるためです。その為、出来る限り、お身体にフィットするよう調整すると楽に感じるようです。抱っこする人にかかるお子様の重さが、部分的ではなく、抱っこする人のお身体の広い範囲に分散できるようになる為です。

また、抱っこ紐を親子にとって心地よい状態に調整している場合、お互いの感覚が近くなっているように感じます。例えば、お互いの感覚が近い事で、抱いているお子様に落下など危険がないような振る舞いがしやすいと思われます。

調整しない場合のデメリット

  • 抱っこ紐を調整をしないで使用している場合ゆるい事が多く、歩く度お子様が揺れるなど不安定になりやすいでしょう。ゆるく装着していると使用者の体勢によっては、お子様の落下事故など危険になる場合があります。
  • 適度なフィット感がないと、肩や腰などの限られた場所で重さを支えることになり、痛みや辛さなど負担が増しやすいです。

抱っこ紐の調整場所

さて、具体的にはどこを調整するのでしょうか。抱っこ紐と言っても色々なタイプのものがあり、それぞれの商品によって異なります。あえて言うなら、バックルやアジャスターなどプラスチック金具などがついていたら、調整可能な場所であることが多いです。代表的な調整箇所は以下のようなものがあります。

  • 肩ひもの長さ
  • 肩幅
  • 背中(胸)のバックルの高さ(位置)

見た目は似たような抱っこ紐でも、メーカーによって、調整ポイントが、かなり異なる場合があります。ですから、本来は代理店から直接、使用方法を聴けると理想的ですし、それが出来ない場合も取扱説明書を確認したいですね。取扱説明書がない場合でも、web上である程度確認できる場合もありますから、できるだけメーカー推奨の方法を使えるようにしてみてくださいね。

些細な違いに見えても、お身体に感じる負担感は全く違うことが多いです。例えば、背中のバックルの位置も、お写真のように、幅や高さが変わると、重さの分散度が随分変わります。自分にとって、どこが一番楽か、色々試してみると良いですね。

背中のバックルの位置:肩甲骨の真ん中辺りで肩幅が狭い(左)又は、広い(右)

肩甲骨の真ん中辺りで肩幅が広い

背中のバックルの高さが高い位置:肩幅が狭い(左)又は肩幅が広い

背中のバックルの高さが高い位置

背中のバックルの高さが低い位置:肩幅が狭い(左)又は肩幅が広い

背中のバックルの高さが低い位置
平尾時栄先生

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