イヤイヤ期によくある行動 子供が自分の物を食べない理由

子供が自分の物を食べない理由

こんにちは。イヤイヤ期の対応専門家の西村です。

さて、前回の記事では、イヤイヤ期によく起こる行動の、「スプーンをなげる」のケース2についてお話しました。ケース2は、ケース1が過ぎてから起こる行動だとお話しました。子供は愛情が欲しくてその行動をするため、その表現方法は違うと態度で伝えてあげることが大事だとお話しました。また、ケース1とケース2のその見分け方は、「表情や仕草」だともお話しました。

さて、今回は、2つ目の「大人の食べるものは欲しがり、自分のモノは食べない。」というイヤイヤ期の具体的行動についてお話します。子供と一緒に食事するご家庭で起こりやすいパターンです。お子様と一緒に食事をするということは、子供にマナーや、食事をすることの意味を教える、大事な役割があります。そのため、なるべくお子様と一緒に食べてもらいたいのです。しかし、大人と子供とでは味付けが違ったり、離乳食が完了していない場合は、形状にも違いがあります。そのため、できるだけ子どもには大人の食べている物はあげたくないのが、ママの心情ではないでしょうか?ここで大切なのは、『ママの食べているものが食べたい』と伝えている裏側の理由を汲み取ってもらいたいのです。ここでの裏側の理由とは、『ママと同じことがしたい』ということです。それが、お兄ちゃんやお姉ちゃん、パパであっても同じです。では、できるだけ、「大人と同じがいい」という思いは尊重し、自分のモノを食べさせるにはどうしたらいいのでしょうか?

まず、この対策には、『大人と一緒がいい』という思いを持たせてあげる事が大切です。自分の物を食べたがらず、大人の物を欲しがるときに、こう聞いてあげましょう。

『そっか、これが欲しいんだね?』

まずは、受容することですね。あなたが思っていることはわかったよという、合図です。その次には、このような言葉がけがいいでしょう。

『そっか。これは味が濃くて、硬いから、四歳になったら食べられるよ。』

ここで大事なのは、思っていることを否定しないことです。『だめ』『しかし』『でも』など、否定の言葉を用いない方が、子どもはすんなりと言うことを聞いてくれます。子どもは自分を否定されるような気持ちになるため、もっともっととやりたくなるのです。そのため、なるべく否定の言葉は使わず、代わりに『◯◯になったらできるよ。』と未来に展望を持たせてあげるとよいでしょう。そして、その次に、代案を立てましょう。

『そのかわり、こっちの箸を使ってみるかい?』

このように、子どもがいずれするであろう、大人と同じものに興味を持たせていきます。この時に、こういう言葉がけもいいですね。

『ほら、ママたちと一緒だね?一緒だと楽しいね(^^)』

ここで、初めて『大人と一緒がいい』という欲求が満足されます。また、最後の言葉がけをすると、子どもは『協調』について覚えていきますので、子ども同士の遊びの土台を作ることにもなります。ぜひ、利用してみてください。ポイントは、

  1. 受容する
  2. できない理由を説明するのと共に、それができる時期を教えてあげる
  3. 受容する
  4. 代案を出す

この三つです。それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回は、おやつ編に入ります。お楽しみに。

西村史子 先生

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