ママも子どももスッキリできる、効果的な叱り方

ママも子どももスッキリできる、効果的な叱り方

こんにちは。イヤイヤ期コンサルタントの西村です。

前回の記事では、子どもとの相性として、「マイワールドタイプ」の子どもと、「バランス良子タイプ」のママとの相性を見ていきました。この二人は、とても相性が良いとお話しました。あえて難点と言えば、子どもの突拍子も無い行動にびっくりすることがあります。そのようなことがないように、4つの事に留意して家の環境を整えることで、その悩みは解消されると、お話しました。

さて、今回からは、大体のママが悩まれる「叱り方」についてです。叱り方が上手になればいいのに・・・と願ったことはありませんか?子どもに対して、叱りすぎていないかしら?子どもの心に傷が残っていないかしら?などと、悩むことも多いと思うのです。今回からは、「子どもが伸びる効果的な叱り方」をご紹介していきます。

まず、叱り方をお話する前に、

「イヤイヤ期の頃に必ず叱らなければならないこと」
についてお話しておきましょう。

みなさんは、「叱る」ことについて、どのようなイメージがありますか?従来の表現を使うとすれば、「ダメなことをしたから、叱る」ということではないでしょうか。

しかし、この「ダメなこと」というのは、具体的にどのようなことなのでしょうか? 大きく分けて、下記の3つになります。

  • マナーについて
  • 危険なこと
  • 人に危害を加えるような事

叱る場合、人として必要な生活習慣、規範意識などを身につけるために、叱らなければならない時があります。それが、「マナーについて」です。例えば、お風呂に入ってから眠ることについてです。これは、清潔を保つ上で必要なことです。そのため、もし、嫌がるような事があれば、叱ってでも入らせなければならないこともあります。

※時間が遅くなってしまったことや、大人の都合などでは、入らせなくても大丈夫なこともあります。

また、帰りの時間についてもあります。帰りの時間が遅くなれば、辺りが暗くなり、危険なことが起こる可能性が高くなります。だからこそ、帰りの時間は決まった時間にするために、叱る必要があることもあります。

それぞれ、「今の2歳の子にはわからないでしょう・・・」などと言われがちですが、2歳であれば、「なぜ◯◯しなければならないのか」ということは、簡単な内容であればわかっています。だからこそ、この頃から、理由を伝えて叱ることが大事なのです。

このように、「人として必要な生活習慣、規範意識を身につける」ことを目的としながら、叱る必要があるのです。

次の「危険なこと」についてです。例えば刃物の刃を触る、熱いものを触ろうとする、高いところから飛び降りようとするなど、様々な場面で危険なことが起こります。これらの「危険である」ととっさに思ったことに対して、叱らなければならない時があります。この時のポイントは、

  • 大きな声で
  • ハッキリと
  • 危ない!!

とだけ言うことです。

これで、子どもは「危険なことなんだ」と理解します。また、とっさに叩くのも良いでしょう。ペチン!と叩かれた、手の痛みなどを子どもは覚えています。そのことだけは、絶対に二度と行いません。子どもは「コワい」と思ったことは、絶対に二度は行わないのです。だからこそ、「ママに叱られて怖かった」というのを作り出す必要があるのです。

この時は、思いっきり気持ちを込めて、声を張り上げなければなりませんよ。ママは女優だとよく言われますが、怒っていないのに、怒っているように見せなければならない時があるのです。だからこそ、その時のために、「きつく叱る」事は、抑えておきましょう。

そして、3つ目の「人に危害を加えるような事」についてです。これは、人を叩いたり、噛み付いたり、蹴ったりした時に叱りましょう。人に刃物を向けるだとか、危険なことも同様です。どんな理由があっても、人を傷つけるような事をしてはいけないと、手を掴んででも教えてあげてください。

例えば、よくあるのが、お友達を叩いちゃった場合です。これは、いけないことだと本人がわかっている場合は、説明でいいです。

◯◯ちゃん、泣いてるね」

「◯◯ちゃん、痛かったのかもしれないから、謝ろうよ」

などと、誘導してあげてください。

また、おちゃらけてお友達を叩いてしまったりした時などには、うでを掴んででも止めてあげてください。これは、「この場にはふさわしくない」ということを、カラダで覚えてもらうためです。そして、その後、「うでを引っ張って、ごめんね。痛かったでしょう。」と、まずは謝ってください。それから、「ママはね、あなたが嫌いでうでを引っ張ったのではないのよ。あなたが、人を叩いたからうでを引っ張ったの。相手のお友達も痛かったと思うの。だから、謝ろうよ。」と、同じように、謝ることを誘導してあげてください。

痛みを与えることは良くないことだとよく言われています。しかし、痛いと思わなければわからないこともあります。そのため、フォローも入れつつ、ダメなことはダメだと伝えてあげる事も、ママとしても大事な役目だと思うのです。

これら3つの叱られたことは、おとなになってから、「叱られて良かった」と思うことばかりです。だからこそ、この3つの基準に沿って叱ってみてくださいね。

それでは、必ず叱らなければならない3つのことがわかった所で、前回までに出てきていた「子どものタイプ」に合わせた叱り方を次回からはご紹介します。それぞれ、特性の違う子どもたちですので、叱り方も当然違ってきます。上手に叱ることで、子どもそれぞれの能力を引き出し、伸ばすことができますよ。お楽しみに。

西村史子 先生

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