妊娠中の海水浴にはどんな危険が考えられるの?

妊娠中の海水浴って、行ってもいいの?

妊娠中の海水浴

妊娠すると、あれもこれも「やっていいの?」「本当に大丈夫?」と気になってしまうもの。たとえば、あれって食べても大丈夫なの?ヘアカラーをしても大丈夫なの?つわりが落ち着いたから旅行に行きたいけれど大丈夫なの?…などなど、たくさんの心配があるかと思います。妊娠中に避けたい食べ物についてはこちら妊娠中のヘアカラーについてはこちら妊娠中の旅行についてはこちら

その中でも、特に安定期に入ったことで「旅行に行って海に入りたい!」と考える方も少なくありません。また、妊娠中に上のお子さんを海水浴に連れて行ってあげたい、そのため自分も海に入りたいんだけど大丈夫?と心配になることもあると思います。では、妊婦さんは海水浴に行ってもよいのでしょうか?

海水浴で心配なことって何があるの?

まず、海水浴に行ったときに考えられる危険とは何があるでしょうか?

  • 強い日差しによるシミや日焼けなど肌トラブル
  • 暑さによる熱中症、脱水症状
  • 海水やシャワー室などでの細菌感染
  • 海水温が低く体が冷えやすい
  • 混んでいるとお腹が人とぶつかりやすい
  • 水泳中に足がつると危険(こむら返り)

…などなど、いろいろな危険や心配があるかと思います。また、上のお子さんがいらっしゃる場合にはお子さんから目を離さないように追いかけたり、つきっきりでいなければ危険ですよね。

でも、もしおなかが張ってしまったら?「おなかが張ったら安静に」というのは絶対です!そんなときに上の子が走り出してしまったら、どうしても追いかけなくてはなりません。つまり、おなかの子に負担をかけてしまうことになりますし、これがきっかけで切迫早産になってしまうということも考えられます。切迫早産についてはこちら

海水浴での危険について詳しく見てみよう

妊娠中の海水浴について、上で少しお話ししましたが、どうして危険なのか、どのように危険なのか・・・という事を、それぞれを詳しくみてきましょう。

強い日差しによるシミや日焼けなどの肌トラブル

妊娠中はホルモンバランスの変化によって、ふだんよりもシミができやすい状態となっています。妊娠中にできたシミは産後にケアをすれば消えやすいとは言われていますが、シミのもとができている状態なので産後にケアを怠ってしまうと、そのままシミ・そばかすとして残り続けてしまいます。

また、同じく肌が敏感になっている妊娠中は、ふだんよりも日焼けによる肌のダメージが大きいことも…。日焼け=やけどと同じですから、水膨れ・痛み・赤みがいつもよりひどくなることも少なくありません。まずはできるだけ直射日光を浴びないように工夫をしましょう。海水浴に行くときは必ず日焼け止めを使い、さらに水着だけでなくラッシュガードや上着を一枚羽織るようにしましょう。

暑さによる熱中症、脱水症状

危険なのがこちらの熱中症。普段、公園や夏場の外出でもそうですが、熱中症や熱中症による脱水症状は水分不足や高熱などの症状があらわれますし、症状がひどくなると臓器の障害も起こります。さらに最悪の場合は意識障害、高体温と脱水のために肝機能・腎機能障害が起こり、赤ちゃんもママも死亡してしまうケースも。特に妊娠中のママは代謝が良くなり汗をかきやすいので、たとえ海の中に入っていてもいつの間にか汗をたくさんかいて、海から出たときには軽い脱水が起こっていることもあります。こまめに水分補給をするほか、熱いと感じたらおでこや首をアイスノンで冷やして体感温度を下げるなどの工夫をしましょう。

海水やシャワー室などでの細菌感染

これは多くの妊婦さんが気になっていることではないでしょうか。確かに、衛生管理がきちんとされているプールとは違って海は雑菌がたくさんいます。膣から雑菌が入り込んだとしても通常の膣内は酸性に保たれているために殺菌作用があり、感染することはありません。

しかし、妊娠中はさまざまな体の変化がありますし、ちょっとしたことで抵抗力が下がってしまうことから細菌感染する可能性もゼロとは言えません。こればかりは海に入る以上完全に防ぐことはできませんので、やはり自己責任となってしまいます。

海水温が低く体が冷えやすい

これもおなかの中の赤ちゃんにとって心配なことです。室内プールで行われるマタニティビクスなどは、プールの温度も冷たすぎないようきちんと温度管理がされていますよね。

しかし海では海水温がびっくりするくらい低いときがあります。真夏は冷たくて気持ち良いかもしれませんが、徐々に体温を奪っていってしまうため気が付いたときには寒くて真っ青…ということも。30分ごとに海からあがって休憩をとりましょう。このとき、まずしっかりと水分をふき取り、水分補給の際には冷たすぎるものを飲み過ぎないようにし、さらにおなかを温めるようバスタオルを巻きましょう。

混んでいるとおなかが人とぶつかりやすい

海水浴場によっては海一面人で埋まるなんて事もあります。また、小さな子達も走り回ったりしていますので、お腹にぶつかってしまった時になんらかのトラブルになってしまう事もあります。

水泳中に足がつると危険(こむら返り)

こむら返りは筋肉疲労・脱水・妊娠中におこりやすくなるため、妊娠中のママはしっかりと水分補給、足のストレッチを行い、できるだけ浅いところで海水浴をするようにしてくださいね。

妊娠中の海水浴は自己責任

妊娠中の海水浴の危険について、その危険と対処・予防をご紹介しました。ただ、すべてこれは「自己責任」だということを覚えておいてくださいね。

まず海水浴に行くときには産婦人科の医師に相談を。二つ返事で行ってもいいよ!と言う医師と、プールはいいけど海はダメという医師、妊娠中に泳ぐのは絶対ダメ!という医師など、それぞれです。基本的にはかかっている医師の判断に従うようにし、もしOKをもらった場合であってもよく自分で考え、さらにパパとも話し合ってみてください。細菌感染の可能性がゼロではないこと、お腹や体を冷やさないようにすること、熱中症になりやすいことなどを考えて、最終的にはしっかりと個人で考えるようにしてくださいね。上のお子さんを海水浴に連れて行く場合にはパパや周囲の家族の協力が不可欠ですので、よく相談してくださいね。

妊娠中・育児に役立つコラム

  • 妊娠中に役立つ赤ちゃんの部屋コラム
  • 育児中に役立つ赤ちゃんの部屋コラム
  • パパになったらパパスタ!Papa Study
  • 母乳育児コラム
  • イヤイヤ期コラム
  • ベビーサインコラム
  • マタニティ整体と産後整体コラム
  • 産後のエクササイズコラム
  • ベビーマッサージコラム
  • 絵本の読み聞かせコラム
  • 小児歯科医が教えるマイナス1歳(妊娠中)からの虫歯予防コラム
  • 子どもとのコミュニケーションや発達障がいのお子さんとの関わり方コラム
  • 臨床心理士
  • ~幸せのレシピ~人間関係トレーナー高島大のコラム
  • 楽な抱っこやおんぶの仕方コラム
  • 言葉を覚えるのが遅い子どものコミュニケーションや発音を育てるトレーニング
  • 子どもごはん専門家

妊娠中に役立つ赤ちゃんの部屋コラム

マタスタ
全てのマタスタを読む

育児中に役立つ赤ちゃんの部屋コラム

ママスタ
全てのママスタを読む


注目ページ!

新着記事

世界の子育て事情や体験談、話題の動画を配信赤ちゃんの部屋エンターテイメント 赤ちゃんの部屋エンタメ(エンターテイメント)のすべての記事 妊娠したらマタスタ マタスタのすべての記事
出産したらママスタ ママスタのすべての記事 パパになったらパパスタ パパスタのすべての記事
妊娠・出産・育児コラム
赤ちゃんの部屋コラム

赤ちゃんの部屋コラム

妊娠、出産、育児にはいろいろな悩みや疑問、発見や不思議、喜びや驚きなど今まで知る事のなかった世界があります。目からウロコが出るような妊娠・出産・育児に関するコラムをお届けしていきます♪

赤ちゃんの部屋コラム
母乳育児コラム

母乳育児コラム

あき助産師と助産院ばぶばぶ院長の小林ひさこ先生による母乳育児コラム。母乳育児を始める頃から卒乳までに役立つ様々な情報満載で、母乳育児の疑問や悩みを解決してくれます。

母乳育児コラム
イヤイヤ期コラム

イヤイヤ期コラム

NLP心理学を学び、一時保育所で働きながら100人以上のイヤイヤ期の子供の行動パターンや心理状態を日々観察することで、イヤイヤ期の対応法を体系化したイヤイヤ期専門家の西村先生によるコラム。

イヤイヤ期コラム
ベビーサインコラム

ベビーサインコラム

一般社団法人日本ベビーサイン協会代表理事の吉中みちる先生によるベビーサインコラム。手や指を使ったベビーサインのコミュニケーション手段を覚えて赤ちゃんとコミュニケーションをとりましょう!

ベビーサインコラム
マタニティ整体と産後の整体コラム

マタニティ整体と産後の整体コラム

マタニティ整体と産後の整体について助産師・看護師・ママズケア認定ベビーマッサージ講師・アラウンドバースセラピスト・受胎調節実施指導など様々な分野で活躍する佐藤先生が詳しく解説するコラム。

マタニティ整体と産後の整体コラム
産後の骨盤調整・尿漏れ・便秘・ダイエットに効くエクササイズ

産後のエクササイズコラム

Beauty Space代表、日本マタニティフィットネス協会ママフィット認定インストラクターの荻野則子先生による産後の骨盤調整・尿漏れ・便秘・ダイエットに効くエクササイズを動画でわかり易く解説。

産後のエクササイズコラム
ベルタ葉酸サプリ ベルタ妊娠線 ベルタ酵素
ベビーマッサージコラム

ベビーマッサージコラム

ははこぐさ治療室院長の奥山麻理先生と助産師・保健師・看護師の石坂晶先生によるコラム。お2人が紹介するベビーマッサージはママズケアのメソッドで、1日1回30秒から始められるベビーマッサージ。

ベビーマッサージコラム
ベビーマッサージコラム

ベビーマッサージコラム

RTA指定スクールでぃんぷる代表の関本涼子先生とRTA指定スクールPoco a Poco代表の吉野陽子先生によるコラム。生まれたての赤ちゃんと最初の意思疎通、それは肌と肌を通じて行うタッチケア。

ベビーマッサージコラム
絵本の読み聞かせコラム

絵本の読み聞かせコラム

愛着形成に大変効果的とされる絵本。絵本の選び方や絵本の読み聞かせの効果、読み聞かせ方のコツやオススメの絵本などを絵本の読み聞かせ専門家の平松祐美子先生が紹介。

絵本の読み聞かせコラム
小児歯科医が教えるマイナス1歳(妊娠中)からの虫歯予防

小児歯科医が教えるマイナス1歳(妊娠中)からの虫歯予防

「ムシ歯ゼロで元気なお口」を育むために、マタニティや0歳の赤ちゃんの頃からできることを、小児歯科の専門家としてお伝えするコラム。

虫歯予防コラム
子どもとのコミュニケーションや発達障がい

子どもとのコミュニケーションや発達障がいのお子さんとの関わり方

コミュニケーションや発達障がいのお子さんとの関わり方について臨床発達心理士の斑目雅美先生が子育て実践例を交えて解説。

臨床発達心理士コラム
お腹の中の赤ちゃんと絆作りコラム

お腹の中の赤ちゃんと絆作り

臨床心理士の飯島ゆみこ先生によるお腹の中の赤ちゃんと絆作りコラム。おなかの赤ちゃんとママとの絆を深め、子育ても楽しめるようになるヒントを臨床心理士の視点からお伝えしていきます。

臨床心理士コラム
~幸せのレシピ~人間関係トレーナー高島大のコラム

人間関係トレーナー高島大のコラム

人間関係トレーナー高島大による身近で大切な人との幸せな関係を築く情報コラム。大切な人と幸せな関係を築ける『考え方』と『心の習慣』を『言葉』にして贈らせて頂きます。

幸せのレシピコラム
抱っこの専門家が伝える楽な抱っことおんぶのお話

楽な抱っこやおんぶの仕方

抱っこの専門家が楽な抱っこやおんぶの仕方から腱鞘炎・腰痛などの問題まで詳しく解説!乳幼児期の抱っことおんぶを、より快適に、気持ちよく、自由に楽しめるポイントを学びましょう。

楽な抱っこやおんぶの仕方
言葉を覚えるのが遅い子どものコミュニケーションや発音を育てるトレーニング

言葉を覚えるのが遅い子どものコミュニケーションや発音を育てるトレーニング

「周りの子に比べてことばが少し遅い」「コミュニケーションがうまくいかない」そんな悩みを解決するコミュニケーションや発音を育てるトレーニングコラムです。

言語聴覚士コラム
子どもごはん

偏食・食べないを乗り切るご飯作り

偏食の子も食べない子も悩まないごはん作りを子どもごはんの専門家、美紀ピア先生が教えます。子どもごはんをサポートする食セッションで食の大切さを学びましょう。

子どもごはんコラム