里帰り出産のメリット・デメリットについて知っておこう!

里帰り出産のメリット・デメリットについて知っておこう!

里帰り出産のメリット・デメリット

出産のスタイルがどんどん広がってきている近年、出産前後の生活をどこで過ごすか…ということでも、さまざまなスタイルになってきているようです。一般的には、赤ちゃんが産まれたら「里帰り」と言って、実家に戻って体を休めたり実母のサポートを受けながら育児をする…というのが多いですよね。

ただ、すでに父母がおらず実家に帰ることができない・両親が病気でサポートを受けられない・何らかの理由で両親に会いたくないなど、里帰り出産できないケースも増えています。里帰り出産する方、そうでない方もどちらも多くいらっしゃいますが、それぞれのメリットやデメリットってどんなところなんでしょうか?みなさんは里帰り出産をされましたか?または、これからする予定でしょうか?里帰り出産をするときのポイント、しないというときのポイントなども交えながら見ていきましょう。

里帰り出産を「する」方のメリット・デメリット

まず、里帰り出産をするという方。これは自分の実家に帰るというのが一般的だと思いますが、中にはパパの実家に里帰りというケースもあると思います。自分の実家に帰るという場合ですが、やっぱりなんといっても実両親に気兼ねなくお世話をしてもらうことができる…というのが、最大のメリットでしょう。

里帰り出産をする

里帰り出産のメリットとしては…

  • 気兼ねなくゆっくりできる
  • 家事を任せられる
  • 母がいるので育児について安心感が大きい
  • 甘えられる

など、ママ自身がリラックスできるほか、赤ちゃんのお世話に関しても不安なことを聞くことができたりと、安心して過ごすことができそうですよね。

また、慣れたお母さんの味を楽しむことができますし、自分では母乳育児のために栄養バランスを考えた食事を作るのは難しくても、お母さんに作ってもらうとラクですよね。逆にデメリットとしては…

  • 両親が口うるさい
  • ご近所さんに赤ちゃんを勝手に見せようとする
  • パパになかなか会えない
  • 産後クライシスのリスクが高まる

デメリットによくあるのが、両親の干渉。特に、赤ちゃんが泣いているとすぐにやってきて「おっぱいは?」「おむつは?」などと口うるさく言ってきたり、ママの育児ペースを乱される…という意見が圧倒的に多いようです。

また、以前の育児の方法と近年の育児の方法ではちょっとした違いも。たとえば、両親世代では赤ちゃんにお風呂上りなどに「白湯」を飲ませることが多かったと思いますが、現在では「赤ちゃんの水分補給は母乳だけでOK」というのが一般的です。

泣かせると肺が強くなる、抱っこしすぎると抱きグセがつく…などさまざまなことを言われますが、実際にはしっかり抱っこをしてあげると良いということも言われていますよね。「も~ほっといてよ!」なんて言い返すことができる関係ならストレスも溜まりにくいかもしれませんが、アドバイスだから…と我慢していると知らず知らずのうちにストレスになってしまうことも。そういったときには、早めに里帰りを切り上げて夫の待つ自宅に帰るという方法がいいでしょう。

また、初めて赤ちゃんを育てるという大切な時期に、パパと離れ離れでいる事で産後クライシスのリスクが高まると言われています。産後クライシスにならないように、早めに自宅へ帰る・・・週末だけでもパパに泊まりに来てもらうなどの工夫が必要です。産後クライシスに関する詳しい記事はこちらからご覧ください

里帰り出産を「しない」という方のメリット・デメリット

では、里帰り出産をしないという場合はどうでしょうか。

里帰り出産をしない

まず、メリットから。

  • 自分のペースで家事・育児ができる
  • 住み慣れた自宅で落ち着いて生活できる
  • パパと一緒にいられる

里帰り出産できる環境にある中で、自分のペースで生活をしたいという方や、里帰りから戻ってきたときに大変そうだからという理由で、あえて里帰り出産をしないという方も多いようです。里帰り出産をしないデメリットについて見てみましょう。

  • ママはやる事が多くて体を休ませる時間があまりない
  • 赤ちゃんのお世話で不安が募りやすい
  • パパの協力が不可欠

里帰り出産をするとなかなかパパに会えなくなってしまうということから、お互いに寂しいというほか父性が湧きにくくなる、子どもが慣れなくなるなどの意見があるようです。旦那さんに家をまかせっきりにすると、仕事で疲れて帰ってきてどうしても掃除などに手が回らない…ということもありますから、里帰りから帰ったときに部屋を見てがく然とするなんてことも…。里帰りしないことによって夫と協力して育児ができるほか、自分のペースで家事や育児ができますし、周囲に対しても気を遣わなくても良いというのが魅力ですね。

里帰り出産をする時期に注意!

里帰り出産をするにあたって、どの時期から里帰りするかによってもポイントが変わってきます。特に実家が遠いという方は注意しておきたいのですが、実家のそばで出産をするという場合にはできるだけ早く産院を決めておかなくてはなりません。産院によってはもういっぱいで受け入れられないというところもあったり、分娩予約を取らないといけなかったり、さらに転院するならば転院先の病院にお母さんの状態・赤ちゃんの状態をきちんと伝えておかなくてはなりません。ですから、できるだけ早い段階で産院を決めておいて、しっかりと病院の引継ぎをしてもらうようにしておきましょう。

また、里帰り出産でも出産は自宅の近くで、産まれてから赤ちゃんとともに実家へ移動する…という場合ですが、あまり長距離だと赤ちゃんにもお母さんにも負担がかかってしまいます。この場合もできるだけ事前に里帰りしておくことをおすすめします。赤ちゃんの負担はもちろんですが、出産後のお母さんの疲れや体の痛みというのは想像以上だと思います。できるだけ元気に育児をしていくことができるよう、里帰り出産をするなら万全の対策をとっておくと良いでしょう。

そして注意すべきなのが、母子手帳についている健診の補助券について。地域が違うとこの補助券が使えないという場合や、枚数が違ってきているところも。そうすると負担額が増えてしまうこともありますので、事前にどんな仕組みになっているのかをリサーチしておきたいものです。

里帰り出産しないという場合ですが、実母や両親に自宅に来てもらうというパターンもあります。これなら、両親には負担になるかもしれませんが、ママにとっては住み慣れた自宅で育児ができるほか、何よりパパと毎日顔を合わせて生活していくことができますよね。精神的にも肉体的にも負担が少ない方法なので、もしお母さんがOKという場合なら、自宅に来てもらうというのも良いと思いますよ。

もう一つ注意しなければいけないのが「児童手当」の手続きに関することです。出生届けは里帰り先でも提出できませんが、「児童手当」の手続きは自宅のある市町村への申請となります。申請月の翌月から受給の対象となりますので、長く里帰りをされるという方などはパパに代わりに申請手続きにいってもらうようにしましょう。児童手当に関する記事はこちらからご覧ください

おまけ…筆者の里帰り出産について

筆者は特殊なパターンかもしれませんが、夫の実家に里帰り出産(そもそも里帰りと言うのでしょうか…?)させていただきました。実母は祖母の介護もあるのでなかなか頼れず、さらに義母の方がいろいろと相談できる間柄だったからです。また、自宅と義実家、さらに産院との距離が非常に近かったのでこのような形になりました。

ただ、仲が良いとは言っても気を遣うもの。子どもが夜中に泣けば、声が響くので泣かすまいとあれこれお世話をしたり、義実家なので多少お手伝いをしなくちゃいけないかな…とモヤモヤしたりも。夜中にミルクを作るのにも、忍び足でキッチンへ向かいました。結局、最初の子は1か月ほど、2人目・3人目は退院後1週間ほどお世話になってから、すぐ自宅に戻りました。20代前半で3人の子どもを出産したので割と体力があったのも関係しているのか、特に育児・家事について「つらい」と思うようなことはありませんでした。

ですが、腰が痛いとか、骨盤が歪んだせいかなんとなく体がおかしい・体がバキバキという感覚は常にあったので、ここに体力がない場合には体への負担がかなり大きかったと思います。実母に頼ることができる環境があれば、もっとラクだったのかなと思ったことも、正直ありました。義母もとても信頼していますし、あれこれと言い合えるような仲だったので本当に助かりましたが、やっぱり心のどこかで遠慮をしている部分はあったんですね。最後の方は私がホームシックになり、自宅に帰ってきたときのあの安心感といったら…。夫もそのことを察知してくれて「そろそろ帰ろうか?」と聞いてきてくれました。周囲を振り回すことになるかもしれませんが、やっぱりママが安心して育児をしていくことができる環境が一番ではないでしょうか。

実母に頼りたい・自宅に帰りたい・夫といたいなど、どれもママの正直な気持ち。どういったスタイルにするかをじっくり考えて、夫や家族としっかり相談して、ゆったりとした気持ちで育児できる環境作りをしていきましょう。

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