妊娠中(妊婦)に子宮筋腫が見つかったっても出産できる?

健診のエコーで子宮筋腫が見つかったら?

妊娠中に子宮筋腫

妊婦健診に行った際に、おなかのエコーを見て何らかの異変に気付くということがよくあります。たとえば、お母さんのおなかの中に血の塊があるということはときどきありますし、また「子宮筋腫」が見つかるということも。子宮筋腫といえばよく聞く名前だと思いますが、実際のところどんな症状でどんなものなのか、ご存知でしょうか?

子宮筋腫というのは、良性の腫瘍。子宮を作っている筋肉が、なんらかの原因で一部腫瘍になってしまったものをいいます。あまり自覚症状がないということもあって、いざ妊婦健診をすると子宮筋腫が見つかった!ということがよくあるんです。でも、妊娠している状態で子宮筋腫が見つかったとしても、赤ちゃんは大丈夫なのでしょうか?

子宮筋腫=子宮の良性腫瘍

良性とはいえ、腫瘍と聞くとやはり「がん」をイメージすることだと思います。

ですが、子宮筋腫はその場では大きくなっていくものの、悪性腫瘍のように他の細胞を取り込んだり破壊していく…ということはありません。

しかも、子宮筋腫というのは成人女性の4人に1人はあると言われているほど多いため、とても身近な腫瘍であると言えます。

子宮筋腫の症状としては、生理のときに異様に出血量が多いということや、生理期間が10日以上も続いてしまう…といった月経異常が主になります。そのほかにも、生理時の大量出血のために貧血になりやすいということがあったり、子宮筋腫自体が大きくなると周りの臓器を圧迫するため、痛みや便秘などがあらわれることも。

こういった症状がまったくないまま、知らず知らずのうちに子宮筋腫が大きくなっていくということもあります。

子宮筋腫があっても出産はできる…けど要注意!

さて、そんな子宮筋腫があるとわかった妊娠中、どうしたら良いのでしょうか。子宮筋腫があっても無事に赤ちゃんを産むことができるのか、大きく育つことができるのか…など、たくさんの不安があると思います。

基本的に子宮筋腫というのは、小さく特に症状もないというときには、特別な処置や治療を行わず経過観察するという方向がほとんどになります。

…しかし、妊娠中となれば話は別です。子宮筋腫があるまま妊娠するということはよくあることではありますが、ときには子宮筋腫が原因で流産や早産が起こってしまうからです。

筋腫があることによってその部分が硬くなってしまうのですが、本来なら赤ちゃんを包み込むために柔らかくなっているのが子宮。ですから、赤ちゃんをしっかりと受け入れにくくなってしまうために、妊娠初期は流産しやすいということなんです。

また、おなかの張りやすさも筋腫があるために頻繁になる傾向があると言われていて、そのために早産につながりやすくなるということなんです。

そしてもうひとつ、子宮筋腫は悪性腫瘍とは違ってほかの細胞を侵食していくことはありませんが、その場でどんどん大きくなってしまうことがあります。そのせいで成長していく赤ちゃんを圧迫してしまう場合があるため、赤ちゃんがしっかり育つことができなくなってしまうケースも。子宮筋腫があっても多くの方が問題なく出産していますが、こういった危険があるということも覚えておいてくださいね。

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