つわりはいつからいつまで? ピークは? つわりの時期、症状まとめ

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妊娠した女性のほとんどが体験するといわれているつわり。
いつから始まって、いつまで続くの?そのピークは?
妊活中の女性にとっても、つわりの最中にいる女性にとっても、当然気になるところです。
そこで、今回は、気になるつわりの時期や症状をまとめてみました。

つわりはどうしておこるの?

つわりとは、妊娠に伴いあらわれる吐き気などの不快な症状をさします。
妊娠した女性の約80%が体験するといわれていますが、なぜ、妊娠するとつわりになるのでしょう?
つわりの原因については、さまざまなことがいわれています。

ひとつは、hcgと呼ばれる女性ホルモンの影響です。
受精卵が着床すると、妊娠を継続させるために、hcgが分泌されるようになります。
このホルモンのバランスが変化することでつわりが起こるのではないかと考えられています。

ふたつめは、体の拒絶反応のひとつではないかという説です。
受精卵とはいえ、自分とは違う別の生命体であるため、それを異物として体が捉えることでおこる反応がつわりという説です。

あるいは、妊娠継続のための防御反応ではないかという説もあります。
妊娠初期は不安定な状態ですので、なるべく身体を休ませるために、体調不良になるのではないかというのです。

それとは別に、ホルモンのバランスが変化することで、自律神経が乱れるからではないかという意見もあります。

このように、いろいろな説があるのですが、実は現在のところ、はっきりとした原因は医学的には証明されていません

つわりはいつからいつまで?

原因がわからなくても、つわりを体験する妊婦さんが多いのは事実です。
では、このつわりは、いつから始まって、いる終わるのでしょうか? そしてそのピークはいつごろなのでしょうか?
ここでは、つわりの始まり、終わり、そのピークについてお話ししたいと思います。

妊娠週数の数え方

つわりの開始時期を説明する前に、まずは、妊娠週数の数え方を説明したいと思います。

受精した日や、着床した日から妊娠を数えるという風に勘違いされている方もいますが、最終月経開始日が0週0日となります。

排卵日は生理開始日から約2週間後ですから、0週から2週の間というのは、まだ妊娠していない状態です。
排卵後、卵子と精子が受精すると受精卵は、卵管を通って子宮へ運ばれます。

子宮に到達した受精卵の着床が完了するのが、受精後約12日前後で、だいたい妊娠3週目ということになります。

そして、受精卵が着床するとhcgというホルモンが分泌されはじめ、妊娠を維持する方向に働きます。

つわりの開始時期

統計的には、5〜7週に、つわりが始まる人が多く見られます
ただ、つわりは、個人差が大きいため、一概にこうであるとはいいきれません。

早い人では、生理予定日より前につわりの症状が出ることもあるのです。
一般的には、妊娠検査薬は、生理予定日の1週間以降でないと反応が出ないのですが、それ以前につわりの症状から妊娠に気づく女性もいます。

つわりのピークは?

妊娠初期の5〜7週にかけて始まる人が多いつわりですが、最初は少し気持ち悪いくらいだったのが、だんだんとにつらくなっていきます。

一般的に、そのピークは、妊娠9〜12週にかけてで、その後、再びじょじょにゆるくなっていく人が多いようです。

つわりのピークはどのくらい継続するかというのも、人によってかなり違っています。妊娠経験者の体験談によると、数日という人もいれば、1ヶ月以上続いたという人もいます。

つわりの終わる時期

つわりが終わる時期は、開始時期以上に個人差があります。
ただ、統計的に多いのは、妊娠5〜6ヶ月、安定期に入った時期になります。

このころになると、つわりが落ち着き、気持ちにも余裕が出てきます。
しかし、7ヶ月、8ヶ月までつわりが続いたという女性や、出産するまでつわりが続く女性もいます。

また、妊娠中期につわりが収まったのに、妊娠後期になって、再びつわりの症状が出てくることもあります。
妊娠後期になると、大きくなった子宮が胃を圧迫するために、むかつきや嘔吐というような症状が出ることがあり、これは、後期つわりと呼ばれています。

妊娠初期に急につわりがなくなったら要注意

通常、つわりは、じょじょに気持ち悪さが減っていくようです。
しかし、ひどいつわりが、急になくなるケースもあります。

妊娠初期に、ひどいつわりが急にとまった場合は、流産の可能性もあります

妊娠10〜12週でつわりが終わる人もいるので、必ずしも流産であるとは限りませんが、万が一のことも考えて、病院に行って産婦人科の検診を受けるのが安心です。

つわりを経験しない人もいる

約8割の妊婦さんが、つわりを経験するといわれますが、それは約2割の人はつわりを経験しないということを意味しています。

妊娠しても、必ずつわりになるわけではないのです。

つわりの症状がまったくでなかったという女性もいれば、ほんの少し気持ち悪いのが数日続いただけという女性もいます。
つわりがなくても、特に異常というわけでありません。
また、ひとり目の妊娠の時はつわりがひどかったのに、ふたり目のときはほとんど感じなかったということもあります。

続けて、つわりの症状を詳しくみていきましょう。

つわりの症状


つわりの開始時期や期間は人それぞれですが、その症状もかなり個人差があります。
食べると吐き気がする人もいれば、逆に空腹だと吐き気がするという人もいます。

ここでは、つわりの症状について詳しく説明していきます。

吐き気、嘔吐

つわりを体験する女性にもっとも多く見られる症状が吐き気や嘔吐です。

食べると吐き気や嘔吐をもよおす場合を『吐きつわり』といいます。
その逆に空腹だと吐き気をもよおす場合は『食べつわり』と呼ばれます。

最初は少し吐き気を感じるくらいだったのが、じょじょに吐き気が強くなり、ピーク時には、1日に何回か嘔吐を繰り返す女性もいます。

吐きつわりの場合、食事が思うようにとれなくなるので、赤ちゃんへの栄養が不足するのではないかと心配する妊婦さんもいます。
でも、妊娠初期の場合、まだ赤ちゃんは小さく、お母さんの体に蓄えられている栄養で育つことができます。

食べつわりの場合は、空腹だと吐き気がするために、ついつい食べすぎてしまう女性も多くいるようです。
つわりが終わっても、食べ癖が抜けないお母さんも多く、体重が増加しすぎる傾向にあります。
しかし、急激な体重増加は妊娠高血圧や難産のリスクを高めますので、注意が必要です。

においに敏感になる

ご飯の炊けるにおいがダメという妊婦さんの話を耳にする方はいるのではないでしょうか。

妊娠すると、今まで平気だったにおいが気持ち悪くなったり、あらゆるにおいに敏感になったりするのです。

このような症状をにおいつわりといいます。

どんなにおいで吐き気を感じるかは、個人差がありますので、一概にこのにおいとはいえません。

ご飯のにおい、石鹸や洗剤のにおい、生鮮食品売り場のにおい、汗のにおい、揚げ物のにおいなど、苦手になるにおいは、人それぞれです。
「旦那のにおいで気分が悪くなって、つわりの間は一緒に寝るのがつらかった」という人もいます。

ひどい人になると、スーパーのにおいが気持ち悪くて買い物に行けなくなったり、料理のにおいがダメでご飯を作れなくなったり、日々の生活にも支障をきたしてしまいます。

食べ物の嗜好が変わる

妊娠することで、自分でも驚くような食べ物の嗜好の変化を感じる女性も多くいます。

大好きだったものが、つわりの間、まったく食べれなくなるという話はよく聞きます。
その逆に、急にひとつのものに固執し、それ以外のものが食べれなくなるという女性もいます。

たとえば、チキンラーメンばかりを食べ続けたり、フライドポテトばかり食べたくなったりということです。
しかし、つわりが終われば、自然と元の嗜好に戻ることがほとんどですので、そう心配することはありません。

激しい眠気

とにかく激しく眠いというのが、眠りつわりです。

長時間寝ているにも関わらず、1日中なんだか眠気がするというパターンや、激しい睡魔に襲われて、昼間でも眠り込んでしまうパターンもあります。

仕事をしている妊婦さんにとっては、勤務中の眠気との戦いはかなりつらいかもしれません。
また、激しい睡魔に襲わてしまうという人は、この時期、車の運転はやめたほうがよさそうです。

眠りつわりの対策としては、とにかく寝てしまうのが一番です。
眠いのは、身体が休息を求めているからです。
身体の要求に従って、寝たほうがすっきりするようです。

唾液が増える

唾液の分泌量が増えるのも、つわりの症状のひとつで、よだれつわりとも呼ばれています。

中には、自分の唾液の味やにおいを不快に感じて、飲み込めなくなる人もいるほどです。

よだれつわりの対処法は、唾液を排出してしまう方法と、ガムやお茶で唾液の味を感じさせなくしてしまう方法のどちらかになります。

その他の症状

上記以外にも、頭痛、頭が重い、イライラ、倦怠感、微熱、腰痛など、人によってさまざまなつわりの症状が見られることがあります。

双子のつわりはきつくなるの?

つわりには個人差があるので、一概に双子の妊娠だからきつくなるとはいえません。

しかし、実際に双子の出産経験者の声を見てみると、双子の時のつわりの方が長引いて、きつかったという声が多いようです。

また、お腹に赤ちゃんがふたりいるということは、母体への負担は、当然大きくなります。

特に、後期に入って、胎児が成長してくると、子宮はかなり大きくなりますので、胃腸への圧迫も強くなり、胃のむかつきや嘔吐など、後期つわりと呼ばれる症状が出やすくなります。

つわりの症状で赤ちゃんの性別はわかるの?

赤ちゃんの性別は、ママはもちろん、周りの家族にとっても気になるところです。
つわりの症状で、赤ちゃんの性別がわかるという話はいろいろあります。

  • 女の子を妊娠している場合はつわりはきつくなる、男の子だとつわりは軽い
  • 男の子だと食べつわり、女の子だと吐きつわり
  • 甘いものが食べたくなるのは、女の子の場合
  • 男の子の場合は、揚げ物が食べたくなる

というような話を先輩ママやまわりの人から聞いたことがあるかもしれません。
ただ、どの説も医学的な根拠はないようです

エコー検診で赤ちゃんの性別が識別できるのは、20週以降といわれています。
それまでは、想像を膨らませながら、これらの説をネタに楽しむのもひとつの楽しみ方です。

つわりのが重症の場合の対処


つわりの症状は人それぞれなのですが、あまりにもつわりがひどい場合は、妊娠悪阻の可能性があります。

最悪、意識不明になることもありますので、疑わしい場合は産婦人科の診察を受けることをおすすめします。

こんな症状の時は要注意

妊娠初期の5〜7週にかけて始まる人が多いつわりですが、最初は少し気持ち悪いくらいから始まって、ピークの時には、1日に何度も吐いてしまう人もいるようです。

ただ、激しいつわりが数週間も続くようであれば、妊娠悪阻の可能性もあります

また、下記のような症状がある場合は、入院が必要になる場合もありますので、医師に相談することをおすすめします。

  • 何日も続けて1日中吐いている
  • 水を飲んでも吐いてしまう
  • 体重が5キロ以上減った
  • おしっこの量が少ない
  • めまいがする

尿検査で入院が必要かどうかわかる

妊娠悪阻かどうかは、尿検査で簡単に診断できます。

妊娠悪阻になると、尿中にケトン体が検出されるようになります。
尿検査によって、尿中ケトン体が検出されれば、治療する必要ができてきます

症状が重い場合は、入院して点滴をうけるなどの処置が必要になります。
悪化させると、意識不明など命にも関わりますので、症状が軽いうちにしっかり対処したいものです。

つわりは家族の協力とともに乗り切ろう


始まる時期や、継続期間、症状において、個人差の大きいつわりですが、そのつらさは、本人以外の周りの人には、なかなか理解してもらいにくいものです。

つわりがおこる理由は、いまだにはっきりとはわかっていませんが、精神的な影響も大きいらしいということが、最近いわれるようになってきました。

家族に自分の身体の状態を説明して、十分理解してもらうとともに、つわりを乗り切るために協力してもらうことはとても大切なことです。

どんなにつらいつわりでも、いつかは終わります
赤ちゃんと対面する日をイメージしながら、家族みんなで協力しながら、つわりの期間を乗り切っていきたいものです。

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