アレルギーになりやすい食材とアレルギーの赤ちゃんの離乳食の進め方

食物アレルギーの3大アレルゲン

■卵
卵
最もアレルギーを起こしやすい食品で特に、「卵白」に含まれているオボムコイドがアレルゲンとなり、卵黄より卵白に気を付けなくてはなりません。

■乳製品
チーズ
牛乳・チーズ・ヨーグルト・アイスクリームなどがアレルゲンになる可能性があります。市販品にはアレルギー表示の対象となっているのでしっかり確認しましょう。

■小麦
パスタ
普通小麦・準強力小麦・強力小麦のほか、パスタに用いられるデュラム小麦もアレルゲンとなります。昔に比べ食べる率が増えてるため、アレルギーも増加してきました。

三大アレルゲン以外に気を付けなくてはいけない食品

山芋
山芋トロロ
山芋やサトイモなどに含まれる「アセチルコリン」がアレルゲンとなり、口の周りがかぶれるなどの症状が出ます。
そば
ざるそば
未消化のそば蛋白質が腸から吸収される事で引き起こります。そばは、卵や牛乳に比べ数は少ないですが、少量でも少量でもアナフィラキシーショックを起こすこともあります。
ピーナッツ
落花生
そばと同じように、少量で激しいアレルギーを反応を起こす恐れのある食品です。ピーナッツオイル・バターも同様です。※ピーナッツに関しては海外の研究論文で月に5回ほどピーナッツを摂取する事でアレルギーの発症リスクを下げる事が出来るとも発表されていますが、個人の判断で摂取量を決めずに医師に相談する事をおすすめします。
大豆
豆腐
大豆に含まれてる蛋白質が原因です。豆そのもの以外に、豆腐・納豆・きな粉などの加工品も注意が必要です。
魚介類
魚の切り身
魚でアレルギーを起こしやすいのは、サケ・マグロ・イワシ・カレイ・アジ・タイ・タラ・ブリ・サバなどです。また、イクラ・すじこなどのたまごにも注意しましょう。
肉
蛋白質だけでなく、脂肪分も多いので消化吸収能力の未熟なうちは慎重に与えましょう。

※代表で上記の食品を上げましたが、アレルゲンとなる食品は他にもあるので気を付けて下さい。

アレルギーになった子の離乳食

赤ちゃんがごはんを食べてるところ
アレルギーっ子の離乳食はほんの少しゆっくりいきましょう。離乳食の基本では5~6ヵ月が離乳食スタートとなりますが、アレルギーの心配のある子は消化吸収力の発達を考えたうえで、目安としては5ヵ月半~6ヵ月中に始めましょう。離乳食の目的としては、栄養を補うだけではなく母乳などの「液体」から栄養を取っていた赤ちゃんが、「固形物」を噛んで、飲み込みそこから栄養を取る為の準備期間なので焦らず、その子にあったペースで進めていきましょう。アレルギーの心配があるからと言って、離乳食の開始を遅らせすぎるのもよくありません。いつから始めたらいいか迷う時、何から食べさせたらいいのか迷う時は離乳食開始前に専門医に相談しておくといいでしょう。

なべで煮込んでる
食材は「低アレルゲン化」つまり、体に異物とみなされないように加工処理をしてからあげましょう。難しいことではなく、「食材は必ず加熱してから使う」ということです。食材の分子が変化し、異物とみなされにくくなります。初めの頃は果汁も必ず水で薄め、加熱処理します。しかし、低アレルゲン化できる食材は、果実・肉類・卵などで、魚介類や、穀類、豆類は火を通してもあまり変わることがないので要注意です。

蛋白質の場合は、様子を見ながら少しずつ与えましょう。卵白には各種の蛋白質が含まれており、アレルギー反応を起こす率が卵黄に比べ高くなります。ですが卵アレルギーにしても成長して消化機能が発達するにつれ改善されることがよくあります。そこで大切なのが「与える順番」「少しずつ様子を見ながら試す」ということです。 ・油を使うなら良い油を使用しましょう。離乳食とはいえ、後期~完了期になると油なしではメニューに限りがあります。油脂には便秘にも効果があるので適度に使うことが大切です。油を使用する際に大切なことは、まずごく少量を使い、揚げ物や炒め物はなるべく控えましょう。そして、使う油は体内の炎症を抑える効果のあるα‐リンレン酸系の油(しそ油・えごま油・亜麻仁油)を使う。※紅花油やコーン油に含まれるリノール酸は、体内での炎症を促進しアレルギー症状を強めるので注意が必要です。

α‐リンレン酸系の油は上記の効果がある一方、酸化されやすく「過酸化物」を作るという難点があります。赤ちゃんの場合、摂取量が少ないのでそれほど心配はないのですがα‐リンレン酸系の油を使用する場合は一緒に酸化を防ぐ食品(みそ・緑黄色野菜・玉葱・ねぎなど)を取ることをお勧めします。※みその場合、大人の味噌汁を4倍くらいに薄めてあげましょう。

「プロバイオティクス」、「プレバイオティクス」も離乳食に活用しましょう。これは、腸内で体に良い働きをする生きた細菌を摂取することで、乳酸菌やビフィズス菌が代表的です。これらの善玉菌を増やす働きのある「オリゴ糖」や「食物繊維」をとるよにしましょう。

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