胎動10カウント法のやり方!いつから始める?

胎動を感じるようになると、お腹の中の赤ちゃんの存在をよりいっそう感じ、嬉しい気持ちになりますよね。
胎動は、赤ちゃんが元気に育っている証拠です。
赤ちゃんとママをつなぐ、胎動をカウントすることで、赤ちゃんにもしものことがあったときに回避できるかもしれません。

そこで胎動カウントのメリットや方法・ポイントを紹介します。

記事を最後まで読み、胎動カウント法でお腹の赤ちゃんとコミュニケーションをとるだけでなく、赤ちゃんに異常があったときにいち早く気づけるかもしれません。

胎動カウントとは?

お腹の赤ちゃんに呼び掛けている妊婦さん

胎動カウントとは、胎動を通じて赤ちゃんの動きを毎日確認することで、胎児の健康状態を把握できます。
いつからどのように始めるといいのでしょうか。

これらを詳しくみていきましょう。

胎動カウントは胎児の健康状態を知る目安

胎動カウントのメリットは、お腹の赤ちゃんの異常に早く気づくことができるということです。

胎動減少・消失と死産率には関係性があるという研究が相当数報告されています。

赤ちゃんの胎動が減ったと感じながらも、次の検診まで受診しなかったために死産したという方も残念ながらいます。
胎動カウントをおこなうことで、普段との違いに気づければすぐに病院で受診することができるでしょう。

ただし胎動カウントが、赤ちゃんの命を守るのに効果的かどうか、専門家でも意見が分かれます。
胎動カウントは、赤ちゃんの健康状態を知るあくまでも目安として考え、心配しすぎる必要はありません。

病院の検査で胎児が元気に成長している姿を見ると安心しますが、実際に赤ちゃんの状態が不安になるのは、家で過ごしていたり、仕事をしていたりする日常生活ではないでしょうか。

胎動カウントは赤ちゃんの健康状態を知る目安であると同時に、赤ちゃんとのコミュニケーションでもあるので、赤ちゃんの存在をより身近に感じ、楽しんでおこないましょう。

参照:
産婦人科 診療ガイドライン ―産科編 2017

妊娠中の「安全」確保 〜明日からの外来で気をつけてほしいこと〜

胎動10カウント法が一般的

胎動カウントは、さまざまな方法がありますが、胎動10カウント法がよく使われます。

胎動10カウント法は、おなかの中で赤ちゃんが10回動くまでにかかった時間を計る方法です。
続けていくうちに、10回動くまでにだいたい何分くらいかかるのかという平均時間が割り出せます。

平均時間がわかると、赤ちゃんが元気かどうかチェックする目安となります。

胎動10カウント法で、赤ちゃんが健康なことを簡単に確認することができますよ。

胎動カウントは妊娠21週以降はじめよう

胎動カウントは、胎動が感じられるようになる妊娠21週以降を目安に始めるといいでしょう。

胎動を感じる時期は、個人差があるので前後することもあります。
病院によっては、妊娠後期の早産予防として妊娠30週をすぎておこなう指示があったり、産休に入る妊娠34週に入ってから胎動カウントを取り入れることもあります。

胎動カウントを取り入れていない病院もありますが、胎動カウントは、赤ちゃんとのコニュニケーションの一種でもあり、とくにリスクがあるものではないので、医師の指示がなくても自主的にやってみてもいいでしょう。

胎動カウントは、胎動が感じられるようになる妊娠21週以降、医師と相談しつつ始めましょう。

これで胎動カウントについてわかりましたね。

胎動10カウント法のやり方とは?

胎動カウントのサンプル

胎動カウントには、一定時間を決めて胎動数を数える方法と胎動が10回感じられるまでにかかる時間を測る方法とあります。

今回は、妊婦さんの負担が少ない、胎動10カウント法のやり方を説明します。

赤ちゃんがよく動くタイミングでおこなう

1日1回、赤ちゃんがよく動くタイミングで胎動カウントをおこないましょう。

妊娠後期になると、赤ちゃんの起きたり寝たりするリズムがついてきます。
毎日同じ時間にこだわる必要はありません。
ママの都合がよく赤ちゃんが元気に動く時間帯を探して、おこなうといいでしょう。

ママがリラックスできる姿勢

胎動カウントをおこなうときは、ママがリラックスできる姿勢をしましょう。

身体の左側を下にして横になると胎動を感じやすい人が多いですが、個人差があるので、回を重ねるごろに自分に合った姿勢を見つけるといいです。

ゆったり座ったり、横向きに寝るなど、ママが胎動を感じやすく楽な姿勢をしましょう。

赤ちゃんが動き始めたら時間を計測する

赤ちゃんが動きだすのを待ち、胎動を感じたら、それを1回目として時間を計測し始めましょう。

測り終わったら、記録用紙に記録します。
病院で指示される場合は、病院から記録用紙をもらうことが多いです。

10回胎動表が手元にないという方は、下の胎動表をダウンロードし、印刷してお使いください。

※印刷時推奨用紙サイズ:A4
胎動表ダウンロード

また胎動カウントをするのに役立つアプリもあります。
胎動の回数や時間を計測するだけでなく、自動で保存されるのでお手軽にできます。

おすすめの胎動カウントアプリ

日本産科婦人科学会が監修した、妊娠・出産情報、妊婦向けツールがたくさんつまった無料のアプリです。

赤ちゃんが動きだすタイミングで測り始め、しっかりと記録しましょう。

はっきりした胎動だけ数える

胎動は、はっきりした動きだけカウントしましょう。

「グルグル」「ポコポコ」など連続した動きは、途切れるまでを1回とし、しゃっくりや小さな動きはカウントしません。

はじめはどの胎動をカウントしたらいいか悩むかもしれませんが、やっていくうちにコツを掴み慣れてくるので、あまり気にすることはありません。
はっきりとした胎動をカウントしましょう。

時間の目安は10〜20分以内

胎動を感じてから、10回動くまでに10〜20分程度かかります。

赤ちゃんは、20〜30分の周期で寝たり起きたりしています。
赤ちゃんが眠っている場合はあまり動かないので、30分以上かかるときには、時間を空けてもう1度計測しましょう。

胎動10カウントにかかる時間は、あくまでも目安です。
赤ちゃんの性格や動けるスペース、ママの体型や胎動の感じ方などの違いによって個人差があります。

一般的な時間にとらわれすぎずに、記録した平均時間を参考に赤ちゃんの毎日の変化をみることが大切です。

胎動が普段と異なるときは病院へ受診する

胎動がいつもと違う場合は、病院へ受診した方がいいことがあります。

以下のような様子がみられるときは、お腹の赤ちゃんに異常が起こっている可能性があるので注意しましょう。

  • 胎動が急に弱くなる
  • 1時間以上まったく動かない
  • 2回カウントしたが、どちらも30分以上かかった
  • 計測に1時間以上かかった

いつもと違うときには注意が必要です。

出産が間近になると「胎動が減る」とされていますが、胎動がまったくなくなるということはありません。

胎動が少ない、いつもと違うと感じたときは、赤ちゃんが弱っているということもあります。

何か異変に気づいたら、すぐに胎動10カウント表を持って病院へ受診しましょう。

参照:
三井病院「院長からメッセージ」

サイ世田谷区の産婦人科なら冬城産婦人科医院「胎動について」
東府中病院のブログ「~胎動カウント法~ 」
清水産婦人科 公式ブログ「胎動カウント」
医療法人共立さわらぎ産婦人科「各種指導・診療について」
ムーニー ユニ・チャーム「胎動ってどんな感じ?」

胎動カウントをしてお腹の赤ちゃんとコミュニケーションを楽しもう

くまのぬいぐるみと妊婦さん
赤ちゃんがお腹にいる時間は、限りのある貴重な時間です。

胎動カウントは、妊娠中にしか味わえない赤ちゃんとのコミュニケーションとして手軽にできる方法です。

胎動カウントをすることで、誰でも簡単にお腹の赤ちゃんの状態がわかります。
パパや兄弟と楽しみながら一緒に胎動カウントで胎児とコニュニケーションをとるのもおすすめです。

今しかできない赤ちゃんとのコミュニケーションを家族で楽しみましょう。

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