妊娠中、甘い物を食べる前に知っておきたい3つのこと

妊娠しているママの中には無性に甘いものが食べたくなり、お菓子のやけ食いに走る人もいるかもしれません。
でもお腹の赤ちゃんへの影響は心配ですよね。
食べた後に自分を責めてしまう人もいるでしょう。

実はこれ、妊婦さんの多くが抱えている悩みなんです。

一般には妊娠8ヶ月から10ヶ月の女性に多く現れる症状だと言われています。
ただつわり前の妊娠3週目あたりからこの問題に悩む方も少なくありません。

しかし、我慢してストレスをためてしまう事態は考えもの。
そこで今回は、甘いものを食べたいという気持ちを前向きに受け止めるために知っておきたい、3つのポイントをご紹介します。

1.からだへの影響を正しく知りましょう


たしかに甘いものの食べすぎは、身体によくありません。
思いもつかない病気に、ママも赤ちゃんもかかってしまうリスクがあります。
まずは身体に及ぶかもしれない危険を、しっかりと理解しましょう。

ママへの影響

甘いものを食べすぎたとき、どうしても胎児への影響が気になりますよね。
しかし実はママ自身の身体にも、負担をきたしているのです。

体重増加

健康を考えるなら、体重が1週間に500g以上増えないように気を付けましょう。
放っておくと、難産代謝の悪化などにもつながります。

妊娠高血圧症候群

ママや赤ちゃんに急激な異常が起こる要因の1つが、ママ側の高血圧だと言われています。

低血糖

簡単に言えば「砂糖中毒」の状態に陥る症状です。
うつ病やマタニティブルーにも関連があるといわれています。
産後にも影響が出やすく、注意が必要です。

妊娠糖尿病

妊娠がきっかけで、糖の代謝に異常が出ます。
血糖値を一定に保つホルモン、インスリンが働きにくくなる妊娠後期には、とくに気を付けましょう

網膜症

糖尿病の合併症で、視力がだんだんと低下していきます。
失明に至るケースも報告されているそうです。

羊水過多

羊水にはもともと、胎児を衝撃から守る大切な役割があります。
しかし羊水が多すぎるとママの身体に負担がかかってしまいます。
早産や逆子のリスクも上がりかねません。

赤ちゃんへの影響

ママ側の「低血糖」と「妊娠糖尿病」は、赤ちゃんに遺伝する危険があります。
また糖分のとりすぎは、巨大児や早産のリスクも高めます。

流産の心配は?

ママの食生活の乱れによる流産が心配になることもあるでしょう。

しかし流産が起きやすいのは妊娠初期で、赤ちゃんの身体の弱さがほとんどの原因です。

流産のリスクをあまり心配しすぎずにいても大丈夫かと思われます。

2.食欲を我慢しない


妊娠中のママは、甘いものを食べてしまうこと自体に罪悪感を感じてしまいがちです。
しかし自分のからだを正しく知れば、食べたい欲求を我慢する必要はありません。

むしろ食欲は、我慢せず前向きに受け止める方がよいものだ、と心に留めておきましょう。

ストレスは妊婦の一番の大敵!

甘いものを我慢しても、ストレスがたまるのであれば逆効果です。

ストレスはママにできるだけ与えたくないもの。
たとえばストレスで血管が収縮すれば、高血圧のリスクが上がります。

食べたいものを我慢してイライラするのはやめましょう。

ほどよく食べるとプラス効果も

実は、甘いものを適度に食べると、身体にいい影響を与えることが研究で分かっています。

たとえば甘いものの代表格で、カフェインも含まれるチョコレート。
食べると身体に悪いのでは、と不安になる方もいるかもしれません。

しかし実際には、エール大学の研究で、チョコレートを食べると、高血圧などを引き起こす妊娠中毒症のリスクが減るとしています。

3.甘いものを上手にとる方法を知る

それでは実際に、甘いものはどのようなことに気を付けて食べるとよいのでしょうか?

食べる量を決めておく

まずはどのくらいの量の食事が適切なのか、目安を覚えておきましょう。

平均的な女性の適正摂取カロリーは2000kcal前後。
妊婦さんの場合、妊娠初期なら50kcal、後期なら500kcalがここに上乗せされます。

それでは普段食べているおやつはどのくらいのカロリーなのか、ご存知ですか?

明治ミルクチョコレートが、板チョコ1枚65gで363kcal
きのこの山なら、1袋で453kcal
不二家の苺のショートケーキは、1切れ267kcal

そこまで高カロリーではないのがおわかりでしょうか?
節度を守れば、おやつを食べて自分にご褒美をあげることも、悪い事ではないのです。

自然の甘みをとる

フルーツや野菜など、自然の甘みをとるように心がけましょう。

これらにはビタミン、ミネラル、食物繊維など、妊娠中のママの身体に必要な栄養素が詰まっています
さらに含まれる果糖は直接的には血糖値をあげないため、お菓子などと比べ健康的と言えるのです。

身体のことを考えると、妊婦さんがなかなか外出を楽しみづらいのも事実です。
旬の果物を楽しみながら、季節の変化を感じるのもよいのではないでしょうか。

甘い飲み物を間食代わりにする

妊婦さんにとって、水分補給は赤ちゃんのためにも欠かせません。
少しの工夫で水分もブドウ糖も一緒にとることで、満足感を得るのも一つの手です。

スムージーなど、レシピも手軽で健康にもよい飲み物はたくさんあります。
楽しみながらこれらをつくるのもおすすめです。

避けるべき食べものは?

食べる量に関わらず、避けた方がよい食品は覚えておきましょう。
ここにあげるものはあくまで一例ですが、他にも「やめた方がいいのではないか?」と不安になる食品は、出産まではやめておきましょう。

メープルシロップ

ブドウ糖の成分がとても高いので、避けた方が無難です。

上白糖

上白糖(白砂糖)に含まれる糖質はすぐに体内にとりこまれてしまうので、血糖値が急上昇しがちです。
とくに妊婦さんにとっては避けるにこしたことはないでしょう。

アルコール

アルコール分はお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼすので避けましょう。
直接お酒を飲まなくとも、チョコレートやケーキなどに含まれている可能性もあるので要注意です。

添加物の含まれるもの

たとえばコンビニなどで売られているケーキには、添加物が少なからず含まれています。
同じケーキでも、洋菓子店で製造されたフレッシュケーキの方が、人工物が少なく健康的です。

甘いものを食べたいのは自然なこと!


赤ちゃんのことを考えると、甘いものを食べるのは悪いことだと感じるかもしれません。
しかしそれはあなたのせいではなく、赤ちゃんをお腹の中でしっかりと育てている証拠。
妊婦さん特有の、当たり前の感情なのです。

なぜ妊娠中は甘い物が食べたくなるのか?

妊娠中に甘いものを食べたくなる理由には、大きく2つの理由があります。

ホルモンバランスの変化

まずはホルモンバランスの変化についてです。

妊娠中にはエストロゲン(卵胞ホルモン)プロゲステロン(黄体ホルモン)、という2つのホルモンが増加します。

このうち、エストロゲンには甘味への感度を低下させています。
またプロゲステロンは知覚低下の効果があるようです。

この2つの作用により、妊婦さんの味覚が甘いものを欲するのです。

代謝の変化

妊婦さんの体内には日々成長する赤ちゃんが生きています。
彼女たちの身体が、赤ちゃんの分まで栄養を欲するのは当然です。

こうして赤ちゃんの成長とともに代謝が上がるため、身体がより大量のブドウ糖を必要としていくようです。

甘いものが食べたくなるのは赤ちゃんが女の子だから?

「妊娠中に妊婦さんが甘いものを食べたくなるのは、生まれる赤ちゃんが女の子だからだ」

こんな赤ちゃんの性別に関する迷信も、まだ残っているようです。
ちなみに塩からいものが食べたくなるママからは、男の子が生まれるのだとか。

科学的な根拠がはっきりとある言い伝えではないようです。
でも甘いものが食べたいときも、「女の子が生まれるのかな?」と想像してみると、楽しいかもしれません。

明るい気持ちで赤ちゃんを迎えましょう


甘いものが食べたくなるのは、妊婦さんがお腹の赤ちゃんを支えている証拠です。
ですから赤ちゃんへの影響を過度に気に病むのは禁物です。

適度に甘いものを食べつつ、もうすぐ生まれてくる赤ちゃんを楽しみに待っていきましょう。

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