妊娠中、甘い物を食べる前に知っておきたい4つのこと

妊娠しているママの中には無性に甘いものが食べたくなり、お菓子のやけ食いに走る人は意外と多くいます。
でもお腹の赤ちゃんへの影響は心配ですよね。
食べた後に、自分を責めてしまう人もいるようです。

妊娠中に甘いものが欲しくなるのは、じつは多くの女性が抱える悩みなんです。

妊娠後期にあたる8ヶ月から10ヶ月の女性に多く現れる症状だといわれていますが、つわり前の妊娠3週目あたりから、甘いものを食べたくなり悩む方も、少なくありません。

甘いものを我慢しすぎて、ストレスをためてしまうのは、ママのためにもNGです。

今回は、甘いものを食べたいという気持ちを前向きに受け止めるために知っておきたい、3つのポイントを紹介します。

1.やみくもに甘いものを我慢しなくても大丈夫!心に余裕を持ちましょう


妊娠中のママは、甘いものを食べてしまうこと自体に、罪悪感を感じてしまいがちです。
しかし妊娠中であっても、食欲を必要以上に我慢する必要はありません。

むしろ食欲は、我慢せず前向きに受け止めた方がよいものだ、と心に留めておきましょう。

ストレスは妊婦の一番の大敵!

甘いものを我慢しても、ストレスがたまるのであれば逆効果です。

ストレスは、お母さんのからだによくありません。
たとえばストレスで血管が収縮すると、高血圧のリスクが上がります。

食べたいものを我慢して、イライラするのはやめましょう。

ほどよく食べるとプラス効果も

実は、甘いものを適度に食べると、身体によい影響を与えることが、研究で分かっています。

たとえば甘いものの代表格で、カフェインも含まれるチョコレート。
「食べると身体に悪いのでは?」と不安になる方もいるかもしれません。

しかし実際には、エール大学の研究で、チョコレートを食べると、高血圧などを引き起こす妊娠中毒症のリスクが減ることが判明しました。

2.甘いものを上手にとる方法を知る

甘いものを我慢し過ぎる必要はありませんが、ついつい食べ過ぎると体重が増えてしまい、定期健診で甘いものを控えるよう注意されがちです。

「赤ちゃんへの影響を考えると、甘いものを食べて太りたくない!」
「でも甘いものを我慢するなんて、絶対にムリ!」
このように悩む女性も、多いようです。

母子のからだに負担を与えず、かつ甘いものを我慢して苦しまくても済む方法があれば、ママのためにも一番よいですよね。

妊婦さんはどのようなことに気を付けて、甘いものを楽しむとよいのでしょうか?

食べる量を決めておく

妊婦さんが、糖分の摂りすぎを避けるべき理由のひとつとして、摂取カロリーが多すぎると身体に悪いことが挙げられます。

まずは1日の食事でどのくらいのカロリー量をとるのが適切なのか、目安を覚えておきましょう。

平均的な女性の適正摂取カロリーは2000kcal前後です。
妊婦さんの場合、妊娠初期なら50kcal、後期なら500kcalがここに上乗せされます。

それでは普段食べているおやつはどのくらいのカロリーなのか、ご存知ですか?

明治ミルクチョコレートが、板チョコ1枚65gで363kcal
きのこの山なら、1袋で453kcalです。
不二家の苺のショートケーキは、1切れ267kcal程度といわれています。

そこまで高カロリーではないのがおわかりでしょうか?

妊娠中であっても、自分へのご褒美に、普段の食事に加えてケーキをひと切れだけ食べるなど、節度を守れば、おやつを食べることも、悪いことではないのです。

自然の甘みをとる

フルーツや野菜など、自然の甘みをとるように心がけましょう。

これらにはビタミン、ミネラル、食物繊維など、妊娠中のママの身体に必要な栄養素が詰まっています
また果物などに含まれる果糖は、直接的には血糖値をあげないため、健康のことを考えたいママにはぴったりです。
砂糖と比べて甘みが強いため、少ない量で甘いものを楽しめるのも魅力です。

とくにオススメなのがサツマイモ
お腹に溜まりやすいので、少しの量でも満足感が続きます。
冷蔵庫に入れておけば、あとで温めなおして食べられるので、用意する手間がかからないのも、魅力的ですね。

身体のことを考えると、妊婦さんがなかなか外出を楽しみづらいのも事実です。
旬の果物を楽しみながら、季節の変化を感じるのもよいのではないでしょうか。

甘い飲み物を間食代わりにする

妊婦さんにとって、水分補給は赤ちゃんのためにも欠かせません。
少しの工夫で水分とブドウ糖を一緒にとることで、満足感を得るのも一つの手です。
スムージーなど、レシピも手軽で健康にもよい飲み物はたくさんあります。
楽しみながら、スムージーなどの美味しい飲み物をつくるのもオススメです。

実際のレシピを紹介!

「甘いドリンクを作ってみたいけれど、ミキサーなどの専門用具は持っていない…」
「ミキサーを洗うのは大変そうで気が引ける…」

など、実際に甘いドリンクをつくることに抵抗があるママもいるようです。

そこで女子栄養大学オススメの、簡単につくれるバナナヨーグルトドリンクのレシピを紹介します。

バナナヨーグルトドリンク(カロリー量:148kcal)

【材料(1人分)】
バナナ(よく熟れたもの):1/2本弱(40g)
砂糖:小さじ1
プレーンヨーグルト:110g
牛乳:1/4カップ(50ml)

【作り方】

バナナはフォークでつぶし、砂糖とヨーグルトを加えて混ぜ、牛乳を少しずつ注いでなめらかに混ぜ合わせる。

これなら手間もかからず、後片付けも楽々ですね!
甘いドリンクをつくってみたいママは、ぜひ試してみてください。

飴やガムで、食欲を紛らわせる

「甘いものが食べたい!」と感じるときには、なにか口に入れることで満足感が得られるケースも多くあります。
カロリーが低く、長時間口の中に入れておけるガムは、甘いものの食べ過ぎをやめたいママに効果的です。

ブドウ糖のみを含んでおり、カロリーがないブドウ糖の飴はとくにオススメです。
妊婦さんに必要なブドウ糖を摂取でき、また飴をなめ続けることで食べ過ぎも抑えられます。

またガムに含まれるキシリトールは、歯周病を予防してくれるので、歯の健康が心配なママにはぴったりですね。

ただしガムを一日中かむなど、極端な食べかたをすると、キシリトールが下痢を引き起こし、子宮が収縮するケースがあります。

ガムの食べ過ぎによって、赤ちゃんに負担をかけないように注意しましょう。

3.避けるべき食べものを抑えましょう


食べる量に関わらず、避けた方がよい食は覚えておきましょう。
ここにあげるものはあくまで一例ですが、他にも「やめた方がいいのではないか?」と不安になる食品は、出産まではやめておきましょう。

メープルシロップ

ブドウ糖の成分がとても高いので、避けると安心です。

上白糖

上白糖(白砂糖)に含まれる糖質はすぐに体内にとりこまれてしまうので、血糖値が急上昇しがちです。

とくに妊婦さんは、避けたほうがよいですね。

アルコール

アルコール分は、お腹の赤ちゃんに悪い影響を及ぼすので、避けておきましょう。
お酒を飲まないママも、チョコレートやケーキなどにアルコール分が含まれている可能性もあるので、要注意です。

添加物の含まれるもの

たとえばコンビニなどで売られているケーキには、添加物が少なからず含まれています。
同じケーキでも、洋菓子店でつくられたフレッシュケーキの方が、人工物が少なく健康的です。

スイーツを楽しむときは、その場でつくられたばかりの、新鮮なものを買うことを心掛けましょう

4.からだへの影響を正しく知りましょう


妊娠中に甘いものを食べすぎると、母子のからだには悪い影響が考えられます。

思いもつかない病気に、ママも赤ちゃんもかかるリスクがあるのです。

甘いものの摂りすぎによって、ママと赤ちゃんの身体にどのような危険が及ぶのか、しっかりと理解しておきましょう。

ママへの影響

甘いものを食べすぎたとき、お母さんは、胎児への影響をどうしても気にしがちです。

しかし糖分をとりすぎると、ママ自身の身体にも、かなりの負担がかかります。

体重増加

ママの健康を考えるなら、妊娠中であっても、1週間に500g以上体重を増やさないよう、気を付けましょう。

妊婦さんの体重が増えすぎると、難産代謝の悪化などにもつながります。

妊娠高血圧症候群

ママや赤ちゃんのからだに、異常が起こる主な理由の1つが、ママ側の高血圧だといわれています。

低血糖

簡単にいえば、ママの体内が「砂糖中毒」におちいるケースです。

低血糖は、うつ病やマタニティブルーにも関連があるといわれています。

産後のママのからだにまで、悪い影響を及ぼしがちなので、注意が必要です。

妊娠糖尿病

妊娠がきっかけとなり、ママの体内で糖分をうまく消費できなくなるケースです。

血糖値を一定に保つホルモン、インスリンが働きにくくなる妊娠後期には、妊娠糖尿病を発症するリスクが、とくに上がります。

網膜症

糖尿病の合併症で、視力がだんだんと低下していく病気です。

最悪の場合、失明に至るケースも報告されています。

羊水過多

羊水にはもともと、胎児を衝撃から守る大切な役割があります。

しかし羊水が多すぎるとママの身体に大きな負担がかかり、早産や逆子のリスクが上がるのです。

赤ちゃんへの影響

ママ側の「低血糖」と「妊娠糖尿病」は、赤ちゃんに遺伝する可能性があります。
また糖分のとりすぎによって、巨大児や早産のリスクも高まるのです。

流産の心配は?

ママの食生活の乱れにより、流産のリスクがあがるのではないか、と心配になることもあるでしょう。

しかし流産が起きやすいのは妊娠初期で、しかもほとんどのケースでは、赤ちゃんの身体的な弱さに流産の原因があります。

妊婦さんが甘いものを無性に食べたくなる時期は、妊娠8ヶ月から10ヶ月ごろが多いので、流産のリスクは気にしなくとも大丈夫そうです。

甘いものを食べたいとき、体内で起こっているふたつの変化とは?


赤ちゃんのことを考えると、「甘いものを食べるのは悪いことだ」と感じるかもしれません。
しかし甘いものを食べたくなるのは、決してお母さん自身のせいではなく、赤ちゃんをお腹の中でしっかりと育てている証拠です。

妊婦さん特有の、当たり前の感情だと、前向きにとらえるためにも、なぜ妊娠中のママが甘いものを食べたくなるのか、ふたつの要因を紹介します。

ホルモンバランスの変化

妊娠中にはエストロゲン(卵胞ホルモン)プロゲステロン(黄体ホルモン)、という2つのホルモンが増加します。

このうち、エストロゲンには甘味への感度を低下させ、プロゲステロンには知覚を低下させる効果があります。

この2つの作用により、妊婦さんの味覚が甘いものを欲するのです。

代謝の変化

妊婦さんの体内には日々成長する赤ちゃんが生きています。
彼女たちの身体が、赤ちゃんの分まで栄養を欲するのは当然です。

こうして赤ちゃんの成長とともに代謝が上がるため、身体がより大量のブドウ糖を必要としていくようです。

甘いものが食べたくなるのは赤ちゃんが女の子だから?

「妊娠中に妊婦さんが甘いものを食べたくなるのは、生まれる赤ちゃんが女の子だからだ」

こんな赤ちゃんの性別に関する迷信も、残っているようです。
ちなみに塩からいものが食べたくなるママからは、男の子が生まれがちだといわれています。

科学的な根拠がはっきりとある言い伝えではないようです。
でも甘いものが食べたいときも、「女の子が生まれるのかな?」と想像してみると、楽しいかもしれません。

明るい気持ちで赤ちゃんを迎えましょう


甘いものが食べたくなるのは、妊婦さんがお腹の赤ちゃんを支えている証拠です。
赤ちゃんへの影響を、気にしすぎずにいても大丈夫。

上手に甘いものを楽しみながら、もうすぐ生まれてくる赤ちゃんを楽しみに待っていきましょう。

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