子宮筋腫や子宮内膜症は妊娠に影響するの?ポートサイド女性総合クリニックビバリータの清水なほみ先生にインタビュー!

子宮筋腫」や「子宮内膜症」があって、妊娠や出産に影響するのではと気になる女性もいることでしょう。

また、自分にも当てはまるのか気になってはいるものの、なかなか検査に踏み出せないケースもあります。

生理痛が重くて動けなくて困っている
1週間たっても生理が続いているけど、これって変なの?
検査はどこでできるの?
子宮内膜症と診断されたら妊娠できないの?

など悩みや心配を抱え続けるのはつらいものです。

そこで今回は、ポートサイド女性総合クリニックビバリータの、清水なほみ先生に子宮筋腫や子宮内膜症について詳しく聞きました。

また子宮頸がんの検査についてもあわせて伺いましたので、参考にしてください。

ポートサイド女性総合クリニックビバリータ 清水なほみ院長

子宮筋腫は早めに知っておくことが大切

「子宮筋腫」や「子宮内膜症」といった女性特有の疾患に悩まされる方も多くいます。

妊娠しにくいと言われたり流産の原因になると聞く場合もありますが、実際はどうなのでしょうか。

ーーーまずは子宮筋腫の症状や治療について伺います。

子宮筋腫とは…

子宮の壁にある筋肉の中にできる腫瘍です。
この腫瘍は良性で、30歳以上の女性によくみられる病気です。

ホルモンバランスが影響してできるといわれています。

子宮筋腫のできる場所によっては、月経量が増えるため貧血になることがあります。
量が多いとレバーに似た血の塊が出るケースもみられます。

お腹がぽっこりしたり下腹部痛や腰痛になることもあります。

子宮筋腫の治療とは…

月経痛がひどい場合は痛み止めを、貧血の症状には鉄剤を服用します。

ピルによって子宮内膜の増殖を抑えたり、月経を止めるホルモン剤や漢方を使用することも治療のひとつです。

子宮筋腫が原因の不妊には手術をおこなうこともあります。

ーーー子宮筋腫は必ず治療しなければいけないのでしょうか。

子宮筋腫は30歳以上の女性の3人にひとりがもつ、良性の「こぶ」です。
それ自体では悪さをしません。

しかし「こぶ」が月経痛や過多月経の原因となったり、妊娠・出産の妨げになります。

妊娠して初めて子宮筋腫と判明するケースも多いのですが、事前にわかれば計画的に治療することも可能です。

もちろん問題ない筋腫であれば、様子を見ると判断するケースもあります。

子宮筋腫があってナプキンが1~2時間でいっぱいになるほどの経血量がある、月経が8日以上長引く、健康診断で貧血を指摘された場合には注意が必要です。

1年に1回、婦人科の超音波検査で子宮筋腫のチェックを受けておきましょう。
子宮がん検診の際にも一緒にできますよ。

ーーー子宮筋腫があると不妊の原因になったり、羊水検査の際に流産リスクが高くなるといわれているようですが、実際はどうでしょうか。

筋腫が子宮内腔を変形させたり、赤ちゃんの成長の邪魔になってしまう位置や大きさの場合は、不妊の原因になり得ます。

不妊にならなくても、妊娠中に筋腫の血のめぐりが悪くなることで痛んだり、お産のときに子宮が収縮しづらいといったトラブルを引き起こすことも。

また羊水検査では筋腫によって、検査の針が届かないケースもあります。

そのため、やはり妊娠前から定期的に検査をして把握しておくことが大切なのです。

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