つわりは病気じゃない?でもツライ!言われたときの対処法&妊婦の本音

妊娠中の女性は、身体も心も不安定になりがちです。
とくに安定期にはいるまでは、つわりがある人も多く、とてもツラい毎日を送っている妊婦さんがほとんどでしょう。

にもかかわらず、「妊娠やつわりは病気じゃない」という言葉をよくききます。

この言葉の本当の意味を知っていますか?
この言葉によって傷ついている妊婦さんが多いようです。

ここでは、「妊娠やつわりは病気じゃない」と言われて傷つくママたちの本音、言われてツライときの対処法、この言葉の本当の意味を紹介します。

つわりってどんな状態なの?

つわりは病気じゃない?でもツライ!言われたときの対処法&妊婦の本音「赤ちゃんの部屋」編集部のアンケート調査結果によると、約80%の妊婦さんがつわりを経験していることが分かりました。

つわりには、

  • 吐きづわり
  • においづわり
  • 食べづわり
  • 眠りづわり
  • よだれづわり

などいろいろな種類のつわりがあります。

症状もさまざまで、

  • 吐き気や嘔吐(もっとも多い)
  • 眠気
  • だるさ
  • 頭痛
  • 食欲不振

などがあり、症状の重さにはかなり個人差があるようです。
人によっては、入院を強いられるほど重症な場合もあります。

つわりは、妊娠5〜7週ごろから始まり、妊娠9〜12週にかけてピークをむかえるのが一般的です。

つわりが終わる時期は、開始時期以上に個人差があります。
妊娠5〜6ヶ月ごろに終わる人も多いですが、7~8ヶ月まで続いたという女性や、出産するまで続く人もいます。

参照:サイト:茅原クリニック「第10回つわりの対処法」



「つわりは病気じゃない」の言葉に傷ついたママ実体験と本音

つわりは病気じゃない?でもツライ!言われたときの対処法&妊婦の本音妊娠中はつわりを含めて、身体や心は不安定になりがちです。

そんななかで家事や仕事を頑張っているのに、「病気じゃない」と言われて、ツライ思いをしている妊婦さんも多くいます。

ここでは、「つわりは病気じゃない」と言われて、ツラかったママたちの実体験と本音を紹介しましょう。

「病気じゃない」と言われてツラかったママの実体験

妊娠やつわりは病気じゃないと言われて、ツライ思いをしたママの実体験を紹介します。

一番協力してほしい夫が理解してくれない

つわりでだるくて、夫に自分のご飯は自分でして欲しいとをお願いすると、
「病気でもないくせに」と舌打ちされました。
風邪で寝込んでいる時は病気扱いなのに、何故つわりで臥せってる時はそんなことをいうのかと思います。

引用:発言小町

「妊娠は病気じゃないから」と全く理解してくれませんし家事を手伝ってもくれません。
いつもとおりに家事が出来ない事が不満なようで「ここが汚れている。食器が洗われていない。洗濯物にしわが」といつもどおりの家事レベルを要求されます。
体調が悪くて出来ないと伝えても「そうは言っても病気じゃないだろう?」と堂々巡り。

引用:発言小町

妊娠中のツラさは、毎日を一緒に過ごす夫に、一番理解してもらいたいものです。

最大限の努力をしているのに、「妊娠は病気じゃない」という理由で、家事を怠っていると思われるのは、精神的にもツラいでしょう。

これから育児を一緒に乗り越えていくべき夫に理解されないのは、将来への不安もつのっていきます。

職場で理解されない

職場の妊娠への理解の無さ…
「病気じゃないから働け」「なんで妊婦に気を使わなきゃいけないの?女王様?w」
男性職員に日々言われます
残念ながら退職は仕事上出来ず産休も2か月後までもらえません

引用:yahoo!知恵袋

つわりがきつかった時に上司にみんな妊娠しても働いてるでしょ。病気じゃないんだからなんとか自分で対処して働いてと言われたこと。
生活もままならないのにそれどころではなかった。

引用:ガールズちゃんねる

妊娠初期のつわりの時期こそ、身体を休めたいものです。

しかし日本の社会制度では、つわり期はまだ産休もとれず、この時期でも仕事を続けている女性は多くいます。

会社に迷惑をかけないようにと頑張っているにもかかわらず、心ない言葉を浴びせられると、とてもツラいでしょう。

職場での妊娠に対する意識の低さも、日本のジェンダー格差を広げているのかもしれません。

実母や義母に理解されない

つわりの無かった姑から「妊娠は病気じゃないのよ。気にし過ぎじゃないの?」等と励ましの電話をもらう度に、ストレス溜まりまくりの日々でした。ホルモンの変化とつわりから些細な事で無性にイライラしていました。

引用:発言小町

出産経験者である女性自分の経験のみを基準にして、このように言うのは、かなり罪深いでしょう。

義母がこのような意見を持っていると、夫も同じような意見であることが多いようです。

出産経験者の女性がそのように言えば、まわりの出産未経験者の人は、その意見が正しいと思いがちですよね。

「つわりは病気じゃない」と言われたママたちの本音

妊娠やつわりは病気じゃないと、まわりになんと言われようが、身体がしんどいことは事実です。
そんなママたちの本音とは、どのようなものなのでしょうか。

病気よりツライ!

ハッキリ言って、悪阻は病気になるより辛いです。
病気じゃないから我慢しなければいけない。病気じゃないから薬はない。
病気なら、我慢しなくてすむし、薬だってある。
どれだけ悪阻で泣いたか数えられません。
病気じゃないからこそ辛いんです。
赤ちゃんの為に我慢しなければならないのは百も承知。

引用:yahoo!知恵袋

「妊娠は病気じゃ無いから治せない」
つわりなんて21世紀なのに原因すら分かってないのです。
難病と同じですよ。

引用:発言小町

病気は薬でツラさを軽減でき、治療もできるけど、つわりはひたすら我慢するしかないので、かなり過酷だと感じている人も多いです。

つわりが病気でないことは、妊婦さん自身が一番自覚していることなのではないでしょうか。

病気ではないけど普通の状態でもない!

つわりは病気ではないけど、病気とは違う辛さがあるんだという事をちゃんと理解した上でそういう言葉を使って欲しいです。

引用:yahoo!知恵袋

妊娠自体はたしかに病気ではないでしょう。
だからといって、まったく普通の状態であるかといえば、決してそんなことはありませんよね。

症状はさまざまですが、常に吐き気とたたかっている人が多いです。
見た目だけでは判断できないことなので、病気じゃないこと」が「健康」だと決めつけるのはあまりにも安易でしょう。

妊娠は命がけであることを分かって!

妊娠は病気じゃないけど、普通の状態じゃないってことを世の中に知って欲しいですよね。
その上で酷い悪阻のあることや、切迫流産や早産など命がけであることを理解してもらえたらいいんじゃないでしょうか。

引用:yahoo!知恵袋

妊婦さんは赤ちゃんの命を預かっています。
妊娠した女性の40%が流産を経験したという報告があるように、妊娠中はいつでも命がけです。

流産や妊婦の死亡などの妊娠関連の死亡には、つわりが潜在的に関連しているといわれています。

また稀ではありますが、重度の悪阻(妊娠悪阻)によって妊婦さんが死亡するケースもあります。

目の前にいる妊婦さんが重症なつわりではないと言い切れませんし、「病気じゃないんだから我慢して」とはいえないでしょう。

参照:日本産婦人科学会「流産・切迫流産」参照:カリフォルニア大学(2016年)「Why are Women Still Dying from Nausea and Vomiting of Pregnancy?」


「つわりは病気じゃない」の本当の意味は?

つわりは病気じゃない?でもツライ!言われたときの対処法&妊婦の本音「つわりは病気じゃない」という言葉で傷ついたママたちが多いですが、必ずしもマイナスな言葉ではないようです。

つわりは治療できない

妊娠やつわり自体は、病気か病気でないかの二択でいうならば、たしかに病気ではないでしょう。

医師が認める重度なつわりは、対処療法として点滴などの措置はしてくれますが、つわりの原因自体を治療することは不可能なのです。

女性が子どもを産むということは、人間の歴史が始まってから繰り返されていることですが、つわりの原因については医療の進んだ現代でも立証されていません。

医師でも薬でも治せないという意味で、「病気じゃない」と言われ始めたのかもしれません。

いたわりの気持ちがこもっている

「病気じゃないんだから、薬を飲んでも、医師にみてもらっても治らない。つらいね」といういたわりの気持ちを込めた言葉ともみることができますよね。

言葉の捉え方も使い方も人それぞれなので、心ない使い方をする人がいるのは仕方のないことです。

精神的にもまいっている妊婦さんは、世間のいろいろな意見に敏感になるものです。
嫌な気持ちにはなりますが、真に受ける必要はありません。
自分の体調を最優先にしましょう。

つい反論したくなるような意見もありますが、妊娠自体は健康だからこそ成立すること、病気が原因で妊娠できない女性もいることは忘れないでくださいね。

先輩ママからのアドバイスと対処法

つわりは病気じゃない?でもツライ!言われたときの対処法&妊婦の本音心ない言葉を受けて、精神的にツラい人が多いでしょう。

ホルモンバランスの乱れもあり、気分が落ち込みやすいですが、そういった言葉や態度から自分を守るための対処法や先輩ママのアドバイスを紹介します。

絶対に自分を責めない!

一番味方をしてほしい夫だけでなく、出産経験者である実母や義母に言われると、自分が悪いのかと責めてしまいがちです。

でも絶対に自分を責めないでください。
つわりの症状も、感じ方も、体力も人それぞれです。
自分のツラさを100%理解できる人は、自分以外にいません。

赤ちゃんとママ自身を守るためにも、自分を責めないようにしましょう。

心ない人の言葉に耳を傾けない

出産経験者であっても、つわりの症状が軽かった人やマイナートラブルのない妊娠生活を送った人には、つわりのツラさを理解することは難しいかもしれません。

人は自分の経験から物事をはかっているので、これは男性である夫も同じことです。

心ない言葉を真に受けて落ち込まないように、軽く聞き流しましょう。

どうしても気分が晴れないときは、プレママの友人や先輩ママに話を聞いてもらうなどして気分転換をしてくださいね。

赤ちゃんのことだけを考える

妊娠中はただでさえ、気分が安定せずに不安になることが多いです。

将来のために計画をたてるのはいいことですが、どうしようもないことに悩んでも解決にはなりません。

精神的にツラくなるくらいなら、赤ちゃんが産まれてからのことを考えたり、楽しい時間を過ごせるように心がけましょう。


職場で不当な扱いを受けた場合は公的機関へ

職場でつわりを理解してもらえない場合は、母子健康管理指導カードという、医師から企業への連絡カードを利用しましょう。

企業側は、医師の指導に基づいた措置をする義務があります。

また職場で「病気じゃない」という理由で、不当な扱いを受けたり、嫌な思いをした場合はマタハラになります。
そういった場合は、毅然とした態度で、相談窓口や公的機関を利用してください。

労働相談ダイヤル 0120-154-052
働く女性の全国ホットライン 0120-787-956


理解のない夫には病院から説明を

先輩ママたちが一番悩んでいるのが、夫への対処法です。
これから生まれてくる赤ちゃんのことを考えると、夫婦間の問題は、放置できません。

性別が違うこともあり、どうしても想像できない分野なのかもしれません。

そういった場合は、医師から夫にしっかりと説明してもらうことで、解消できたというママもいました。

また妊婦がどれだけ大変なのかを体感できる、両親学級などに参加するのもオススメです。
ほかのパパと交流することで、自分の態度を客観的にみられるでしょう。

それでも分かってくれない場合は、嘔吐する姿をあえて見せて、理解を得たというママもいるようです。

病気じゃないからこそ、自分の身体を大事にしよう

つわりは病気じゃない?でもツライ!言われたときの対処法&妊婦の本音妊娠中のつわりは、医師の力や薬で治せる「病気じゃない」からこそ、まわりの人がいたわってほしいところですが、どうしても心ない言葉を浴びせる人もいます。

そんな言葉に傷つき、ムリをしても体調は悪化する一方でしょう。

自分のツラさが分かるのは、自分自身だけです。
おなかの中の赤ちゃんを守れるのもママだけであることを忘れずに、リラックスできるように心がけましょう!

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