夫婦で不妊治療に取り組むには?陣内ウィメンズクリニックの陣内先生にインタビュー!

赤ちゃんが欲しいのになかなか授からないと、「不妊治療」をはじめる夫婦も多くいます。

不妊治療にチャレンジして妊娠したい
どんな準備をすればいいの?
不妊治療って実際なにをするの?
男性不妊も相談できる?

など心配になってしまう方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、陣内ウィメンズクリニックの、陣内彦良先生に不妊治療についてお伺いしました。

不妊治療の準備や進め方、また女性側だけではなく男性不妊治療のこともお話しいただきました。

不妊治療はつらいもの、という認識を持つ方もいます。
しかし夫婦で協力して取り組むことで、絆が深まることもあるのです。

どのような取り組みをしていけばいいのか、詳しくみていきましょう。


陣内ウィメンズクリニック 陣内彦良理事長

不妊治療は状態に合わせた4ステップ

ーーー不妊治療のおおまかな流れを教えてください。

不妊治療は、「検査」「タイミング療法」「人工授精」「ART(高度生殖補助医療)」という4つの段階があります。

(1)検査

卵胞の計測や子宮内膜厚を計測するための経膣超音波検査、正常にホルモンが作用しているかを調べる採血検査、フーナーテスト、精液検査などをおこない状態を把握します。

フーナーテストとは…性交後に子宮頚管内を調べ精子の数と運動率を確認する検査。

(2)タイミング療法

排卵時期を確認し、それに合わせて性交渉をもってもらう方法です。
排卵に問題がある場合は、排卵誘発剤を使用することも。

精液検査の結果が正常で、不妊が短期間のときにおこないます。

(3)人工授精

精子を子宮内に注入して受精率を高める方法です。

精液検査の結果が正常値に至らないとき、タイミング療法で妊娠が難しいときに実施します。

(4)ART(高度生殖補助医療)

取り出した卵子を体外で精子と受精させ、子宮内に戻す治療方法です。
シャーレ内で受精を促す体外受精と、卵子に精子を注入する顕微授精があります。

人工授精で妊娠が難しいとき、重度の男性不妊や卵管障害、原因が判明しない場合におこないます。

不妊治療はステップがありますので、まずは検査からはじまります。
それから経過とご希望に合わせて、治療を進めていきます。

当院で妊娠された方の中で、40歳以上は6割がARTによる成果です。

夫婦の妊活に男性不妊外来も活用して

ーーー近年では、男性の精子チェックが自宅でできたり、男性の不妊についても意識されるようになってきました。
男性不妊治療では、どのような検査があるのでしょうか。

  • ホルモン検査…精子を作る働きを促すFSH(卵胞刺激ホルモン)など、血液検査によるホルモンチェック。
  • 精液検査…精液量や精子の運動率などを見ます。
  • 超音波検査…精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)の有無などを確認します。
精索静脈瘤とは…精巣から静脈にかけての血液の流れが悪くなり、こぶのようになったもの。
精子形成を阻害します。
男性不妊のうち、40%以上にあるとされる症状です。
漢方薬やビタミンEの服用をおこないます。

上記の検査結果と普段の生活や今までの治療経験をもとに、男性不妊治療の方針を決めていきます。

精索静脈瘤などで手術が必要な場合は、対応できる大学病院を紹介します。

男性不妊外来は自分の身体が心配で来られる男性もいますが、奥様にすすめられて来院される方が多いようです。

たくさんの方に男性不妊外来を受診していただき、夫婦での妊活に活かしてもらえたらと思います。

当院では月に3回の診療をおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。

ーーー不妊治療のためのさまざまな講座を開催されていますね。
人気のある講座はどれでしょうか。

ベテランのカウンセラーによる心理カウンセリングは人気があります。

運動・栄養指導も、毎回多くの方が参加しています。

これから不妊治療を考えている方も、妊活中の方もどんどん参加してほしいと思います。

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