【医師監修】「妊娠12週」出血や腹痛はある?お腹の大きさは?流産の確率は?

妊娠12週は妊娠4ヶ月の最初の週にあたります。
この時期は、ママや赤ちゃんにどのような変化が起こるのでしょうか。

妊娠12週は健診の方法や、流産時の処置方法が変わったり、出生前診断が可能となります。
母子健康手帳はこのころまでに交付してもらいましょう。

妊娠12週目のママの変化

体内のホルモンバランスが安定して上がっていた基礎体温が徐々に下がり、熱っぽさやだるさが解消されてきます。

つわりの症状が緩和

個人差はありますが、12~16週の間につわりが治まる人が多いようです。
まだつわりが続いていても、あともう少しの辛抱です。

少しお腹がふっくらしてくる

個人差はありますが、このころからお腹が膨らんできて、衣類がきつく感じるようになる人もいます。

マタニティーブラジャーやマタニティウェアを用意して着用しましょう。
わざわざマタニティウェアを買うことにためらいがある場合は、普段よりワンサイズ大きい服でも代用可能です。

実際のお腹の画像

  • お名前
    あみんママ
  • 身長
    164cm
  • 妊娠前体重
    48.5kg
  • 12週目の体重
    48.7kg
  • 妊娠前からの増加体重
    200g
  • お名前
    fujikoママ
  • 身長
    158.5cm
  • 妊娠前体重
    54.8kg
  • 12週目の体重
    48.8kg
  • 妊娠前からの増加体重
    -6kg
  • コメント
    8w~12wあたりまでつわりで吐き続けでした。

妊娠12週目の赤ちゃんの変化

このころになると、だいぶ赤ちゃんらしい姿になってきます。

平均的な赤ちゃんの大きさは中指の第二関節くらい

この時期の赤ちゃんの平均的な大きさは、50~70mmで、体重は15~20gほど。
だいたい成人女性の中指の第二関節くらいの大きさです。

さまざまな臓器や器官が完成に近づく

胎盤が完成に近づきます。
実際に完成するのは15~16週ごろです。

すでに機能を開始している心臓・肺・腎臓・脳などに加えて、消化器官や肝臓・脾臓も機能し始めます。

鼻・口から肺までの気管ができあがり、羊水を飲み込んで呼吸の練習をはじめます。
膀胱が発達することで、飲んだ羊水をおしっことして排出することも。
羊水の中は無菌状態なので、それを飲んで排出した尿にも衛生的な問題はありません。

歯のもとや声帯まで作られています

乳歯のもとが完成し、さらには永久歯のもとまで作られ始めます。

赤ちゃんの歯には、お母さんの栄養状態や健康状態が大きく影響します。
カルシウムなどの栄養をきちんと摂取することを心掛けましょう。

すでに声帯が作られ、出産時に声を出す準備をしています。

見た目が赤ちゃんらしくなってくる

透明だった皮膚は、不透明になり、厚みを増して丈夫になってきます。

顔の造形がこまかくなってきて、エコー写真赤ちゃんの耳が見える場合がありますが、まだ音は聞こえません。

聞こえるようになるのは16週過ぎごろといわれています。
眉毛やまつげ、産毛などが生えてきます。

性器の形成が始まり、早い人だともう赤ちゃんの性別が分かることも。

エコー写真のココをチェック

エコー写真の主な記号の意味は次の通りです。

  • BPD(児頭大横径):頭の一番長い横幅
  • CRL(頭殿長):頭からお尻までの長さ
  • FL(大腿骨長):太ももの骨の長さ

今後は健診ごとに太ももの骨の長さであるBPD(児頭大横径)をチェックすることで、赤ちゃんの成長を具体的に確認することができます。

健診の方法が変わります

1~2週間に1回だった診察が月1回になります。

また、妊娠12週目では、経腟的に行うエコー検査の他に、お腹(下腹部)の上から機械をあてて広範囲を診る経腹超音波(エコー)検査が始まります。
そのため、お腹を出しやすいセパレートタイプのゆったりとした服装がおすすめです。

内診後に出血があった場合は出血量は少なく一両日中に収まることがほとんどのようです。
出血量が多かったり、腹痛がひどくなったり、血液の色が黒いというような場合はすぐに受診してください。