【医師監修】【妊娠22週】赤ちゃんの大きさや体重、エコー写真の見え方は?気を付けたい切迫早産

妊娠22週は、妊娠6ヶ月の3週目にあたります。

この時期は、今まで以上に強い胎動を感じ、ママになる実感が湧いてくるという方が多いようです。

いっぽうで、妊娠22週は生育限界の境界線ともいわれる、とても大切な時期です。

妊娠22週未満の出産を「流産」、妊娠22週以降36週未満の出産は「早産」と定義されています。

赤ちゃんにとって妊娠22週は、命の大きな分かれ道でもあるのです。

そこで、妊娠22週に起こりうるトラブルや対処法を知り、赤ちゃんが元気に成長できるように最適な生活を心がけましょう!

参照:日本産科婦人科学会「早産・切迫早産:病気を知ろう」

妊娠22週のママの変化

妊娠6ヵ月に入ると、ほとんどのママが胎動を感じ始め、お腹も大きくなってきます。

つわりも落ち着き、妊婦ということにも慣れてくるママが多いのではないでしょうか。

では、妊娠22週のママの変化についてみていきましょう。

活発な胎動を感じるように

妊娠中期に入ると羊水量が増え、赤ちゃんは手足を伸び伸び動かせるようになります。

妊娠22週に取り入れたいことは、胎動日記をつけること。

胎動のリズムの把握や、異常にも気づきやすいのでオススメです。

妊娠22週目頃は、まだ赤ちゃんの睡眠サイクルが安定していないことが多いので、たとえ昼間に胎動を感じないことがあっても心配しすぎる必要はありません。

妊娠が進み赤ちゃんの身体が完成するにつれて、少しずつ規則的になっていくので、焦らず見守ることが大切です。

しかし、胎動が極端に弱まったり1時間ゆったり胎動を観察してもまったく胎動を感じなくなったりしたら、異常が起きている可能性もあるので病院を受診しましょう。

体重の増加に注意!

つわりがおさまり、妊娠前のように食べ物も自由に食べられるようになる時期です。

急に体重が増えてしまうというママは少なくありません。

体重が急激に増えると、さまざまなトラブルが起こりやすくなります。
しかし、生活習慣を整えることで、ある程度予防できるのも特徴です。

体重増加にともない起きやすいトラブル

  • 妊娠線ができやすくなる
  • 静脈瘤
  • 妊娠高血圧症候群
  • 妊娠糖尿病

妊娠線

妊娠線は、急にお腹が大きくなったり体重が増え皮膚の伸びが追いつかず、表面に起きたひび割れのことをさします。

出産を終えると少しずつ色が薄くなるので、多少は目立たなくなりますが、完全に消えることはありません。

なるべく妊娠線を作らないように、体重管理や保湿に気をつけましょう。


静脈瘤(じょうみゃくりゅう)

静脈瘤は、下半身の血流が悪くなることが原因とされています。

体重が増えると、下半身に負担がかかるため、静脈瘤になりやすくなるのです。

静脈瘤を引き起こす原因

  • エストロゲン(卵巣ホルモン)の影響で、静脈の流れが悪くなる
  • 子宮が大きくなることで血管が圧迫され、下半身の血流が悪くなる

妊婦さんに多いのが、ふくらはぎや太ももなどに血管がポコポコと浮き出る下肢静脈瘤です。

体重を急激に増やさないことに加え、下記のことに注意して予防していきましょう。

  • 長時間同じ姿勢をとらない
  • 足を高くして寝る
  • 弾性ストッキングを活用する

妊娠高血圧症候群

妊婦全体の約1割の方が、妊娠高血圧症候群を発症しています。

妊娠高血圧症候群とは、妊娠20週以降から産後12週までの期間に、高血圧(最低血圧140mmHg以上、または最低血圧90mmHg以上)の場合をいいます。

決して高い確率ではないようにも思えますが、重症化すると、ママにも赤ちゃんにも命の危険が及ぶため注意が必要な病気なのです。

血圧を上昇される原因でもある睡眠不足や緊張状態を控え、発汗量に応じた適切な塩分摂取、栄養バランスを意識しましょう。

実際のお腹の画像

あみんママの妊娠22週目のお腹の大きさ お名前
あみんママ
身長
164cm
妊娠前体重
48.5Kg
22週目の体重
52.8Kg
妊娠前からの増加
4.3kg
コメント
胎動は朝と夜に激しく感じる事が出来ます。
あみんママ2人目妊娠22週目のお腹の大きさ お名前
あみんママ(2人目)
身長
164cm
妊娠前体重
48.5Kg
22週目の体重
52.6Kg
妊娠前からの増加
4.1Kg
コメント
腰周りに肉がついたとかんじます。私はお腹より腰につくみたいです。
Marikoママの妊娠22週目のお腹の大きさ お名前
Marikoママ
身長
153.5cm
妊娠前体重
43Kg
22週目の体重
46.3Kg
妊娠前からの増加
3.3Kg
ふじこママの妊娠22週目のお腹の大きさ お名前
fujikoママ
身長
158.5cm
妊娠前体重
54.8Kg
22週目の体重
49.9Kg
妊娠前からの増加体重
-4.9Kg
コメント
旦那さんにも胎動が触って分かってもらえるようになったよ。

妊娠中お腹が大きくなる様子

妊娠22週目の赤ちゃんの変化

赤ちゃんの命綱でもある胎盤が安定したことで、この時期は、ママの取った栄養を受け取りどんどん成長していきます。

平均的な赤ちゃんの大きさはパイナップルくらい

妊娠22週目頃の、平均的な赤ちゃんの大きさは23~28cm、重さは約400~500gです。

パイナップルくらいの大きさと考えてもよいでしょう。

もちろん個人差がありますので、目安と考え心配しすぎる必要はありません。

ただ、極端に平均値より小さかったり大きかったりするときには、遠慮なくかかりつけの病院の先生に聞いてみましょう。

エコー写真では上半身だけ映るように

妊娠6ヶ月頃は、赤ちゃんの身体のバランスが新生児とほぼ同じくらいになります。

エコー検査では、身体の上半身しか映らないほどに大きく成長。

この時期は、鼻の骨が白く鮮明に映るなど、身体の細部の成長を確認することができます。

妊娠22週のマイナートラブル


さきほどあげた妊娠線や静脈瘤、妊娠高血圧症候群のほかにも、この時期に気をつけたいトラブルがあります。

予防のためにできることを知って、元気に妊娠中期を乗り切りましょう!

起こりうるトラブル 気をつけたいこと
腰痛、足がつる 栄養バランスが整った食事で体重管理をする
背筋をまっすぐにする
前かがみや中腰にならないようにする
便秘、頭痛 規則正しい食生活で体重増加を防ぐ

軽いストレッチなどで下半身の血流をよくする

歯肉炎、歯周病、虫歯 歯科検診を受ける

つわりの時期は、歯磨きをまめにすることが難しく、口の中の衛生状態が悪くなりがちです。

そのため、歯の病気にもかかりやすい傾向があります。

とくに歯周炎は、早産や低体重児を出産するリスクが高まるといわれているので、気を付けたいところです。

歯周病の妊婦さんは、健康な方に比べ約5倍も確率が高くなるというデータも。

日頃から丁寧に歯磨きを行うことはもちろんですが、安定期に入ったら歯科検診を受けるのをオススメします。

参照:サイト参照:NPO法人日本臨床歯周病学会「歯周病と妊娠」

妊娠22週以降は切迫早産に気をつけよう


妊娠22週は、早産と流産の分かれ目ということは冒頭で触れましたが、早産に至らなくても、早産の危険が高い状態を切迫早産といいます。

残念ながら、流産や早産はいったん起きてしまうと止めることができません。

しかし、切迫早産は、早期に治療すれば問題なく妊娠を継続できるケースが多いのが特徴です。

万が一、切迫早産と診断されても慌てる必要はありません。

切迫早産の症状

下記のような症状が出たら、すぐに病院を受診しましょう。

切迫早産の症状

  • 下腹部に張りや軽い痛みを感じる
  • 少量の出血がある
  • 水っぽいおりものが出たり、悪臭のあるおりものに変わった

切迫早産を引き起こす原因のうち、多いのがママの感染症(絨毛膜羊膜炎) です。

疲れがたまったりストレスを抱えていると、自浄作用も衰え、細菌に感染しやすくなります。

細菌に感染すると膣内に炎症が起こり、子宮の組織や卵膜も壊れてしまいます。

それにより、子宮口がやわらかくなって開いたり、破水が起こったりして切迫早産に至るのです。

また、感染すると炎症性物質が放出され、子宮の収縮が促されてしまうのも原因のひとつといわれています。

参照:日本産科婦人科学会 研修医のための必修知識 C.産科疾患の診断・治療・管理 13.産科感染症の診断と治療

切迫早産と診断されたら

切迫早産と診断されたら、安静にすることが一番です。

子宮口が開き始めていたら、入院をして、歩くことさえ許されないケースもあります。

安静の度合いは人それぞれ異なりますので、自分で判断せず、必ずお医者さんの指示に従いましょう。

予防のためにできること

「切迫早産になったら…」と不安になりますが、予防のためにできることはあります。

  • 疲れをためない、たっぷり睡眠をとる
  • 外陰部を清潔に保つ(自浄作用が落ちるので洗いすぎはNG
  • 妊婦健診をきちんと受ける
  • 身体を温める
  • 過重労働は行わない

妊娠生活全般に通じることですが、規則正しい生活や食生活で、細菌に負けない健康な身体をつくることが切迫早産の予防にもよいといえるでしょう。

オススメの過ごし方

食生活のポイント

体重管理やマイナートラブル対策に重要なのが食生活です。

栄養素のバランスと適切なエネルギー摂取は、赤ちゃんの発達とママの健康維持の両方に欠かません。

下記のポイントを意識して、健康維持に努めましょう!

  • 必要な栄養を取る
  • 赤ちゃんが母体から栄養を受け取り、どんどん成長するため必要な栄養素が増えます。

  • 良質なタンパク質やカルシウムをたっぷり取る
  • 赤ちゃんの歯の石灰化(硬くなること)が始まったり、骨格、筋肉が増加します。
    丈夫な歯や骨、筋肉が作られるのに、良質なタンパク質やカルシウムは欠かせません。

  • 高カロリーなものは控える
  • インスタント食品やスナック菓子などは控えましょう。

妊娠中期に必要な栄養素 多く含まれる食品
鉄分 赤身の肉、赤身魚、ほうれん草、ひじきなど
ビタミン 果物、卵、納豆、わかめなど
カルシウム 牛乳、ヨーグルト、ブロッコリーなど
タンパク質 肉、魚、卵、大豆など

参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」

妊娠22週にしておきたいこと

両親学級に行く

両親学級は、妊娠や出産、新生児のお世話についてなど、妊娠にともなう必要な知識を教えてくれる貴重な機会です。

ママだけで受ける母親学級もありますが、夫婦そろって受ける両親学級がオススメです。

パパにとっては、妊娠中負担の多いママの気持ちを知ることができたり、父親になる自覚が芽生えるきっかけにもなるなど夫婦にとってメリットがあります。

まずは受診先の病院で受講できるか確認したり、各自治体に問い合わせをして、参加するようにしましょう。

パパと一緒に胎動を感じる

ママは、赤ちゃんの存在を日々身体で感じています。

それに対して、パパはなかなか父親としての実感を持ちづらいようです。

パパにもお腹に触れたり、お腹に耳を当てたりしてもらい、一緒に胎動を感じてみましょう!

ストレスを溜めない

妊娠中は、よくも悪くも、ママの気持ち体調ダイレクトに赤ちゃんに伝わります。

ママがストレスや不安な気持ちを抱えていると、胎動が少なくなるケースもあるのです。

不安や悩みがあるときは、パートナーや病院の先生、助産師さんに相談しながらムリのないように過ごしましょう。

妊娠22週のまとめ


日常生活で、気をつけなければならないことはたくさんありますが、一番は赤ちゃんの成長に喜びを感じながら、ゆったりとした気持ちで過ごすことです。

夫婦二人での生活も残りわずか。

今しかできないことを楽しみながら、ムリせずゆったりとした気持ちで、赤ちゃんの成長を見守りましょう。

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