【医師監修】【妊娠37週】正期産!赤ちゃんの胎動は?出産間近?吐き気や恥骨痛は?

【医師監修】【妊娠37週】正期産!赤ちゃんの胎動は?出産間近?吐き気や恥骨痛は?

妊娠37週は妊娠10ヶ月の2週目にあたり、いつ出産を迎えてもおかしくない時期です。
36週以前に産まれると「早産」ですが、37週以降は「正期産」と呼ばれます。

いよいよ出産が近づくため、うれしさと不安が混じる妊婦さんが多いようです。

この時期は、ママや赤ちゃんにどのような変化が起こるのでしょうか。

【この記事で分かること】

  • 妊娠37週目のママの様子
  • 妊娠37週目の赤ちゃんの様子
  • 妊娠37週目マイナートラブル
  • 妊娠37週目の注意点
  • 妊娠37週目の過ごし方

妊娠37週のママと赤ちゃんの様子や、この時期の過ごし方をまとめました。

それぞれ確認していきましょう!

妊娠37週目のママの変化

出産が間近に迫った妊娠37週目のママには、どのような変化があるのでしょうか。

ここでは、体調と気分に分けてそれぞれの変化を紹介していきます。

ホルモンバランスによる体調の変化が目立つ

妊娠37週目になると、ホルモンバランスによる体調の変化が目立つでしょう。

妊娠中は、女性ホルモンと呼ばれている黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)が活発に分泌されています。

妊娠37週の「生期産」に入ると、黄体ホルモンの分泌量は徐々に減りますが、卵胞ホルモンの分泌量は出産まで増加し続けます。

このようにホルモンバランスが変わるため、体調の変化がおこるのです。

妊娠37週目によくある体調の変化は、以下の通りです。

【妊娠37週目の体調の変化】

眠気やだるさ

妊娠初期と同様に、妊娠後期は寝付きが悪くなり、熟睡しにくくなってきます。

これは、卵胞ホルモン(エストロゲン)よりも黄体ホルモン(プロゲステロン)のほうが多くなるためです。

また、お腹が大きくなるにつれて寝苦しくなり、膀胱が圧迫されることで夜中にトイレに行く回数が増えます。

そのため十分な睡眠が取れず、日中に激しい眠気に襲われることも珍しくありません。

睡眠不足は母体に影響するので、必要なときは日中でも仮眠を取るように心がけましょう。

おりものの増加

卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が増えることで、おりものの量や状態が変化します。

個人差がありますが、主に下記のような変化がよくあるようです。

おりものの変化

  • 量の増加
  • 色(茶色・黄色)の変化
  • 水っぽい
  • ゼリー状
  • 臭いが出る
  • 粘り気が強くなる

また、おりものに赤色が混ざっていたら「おしるし」の可能性があります。
出産が近くなってきているサインですよ。

水っぽいおりものが大量に出た場合は、破水の可能性もあるので、かかりつけの産婦人科に相談しましょう。

下痢

便秘だった妊婦さんが下痢になることがあります。

下痢にはいくつか原因がありますが、児頭が下がり、子宮の位置が変わったことが原因のひとつになることも。

下痢のときは食物繊維が多い食品を避け、うどんやお粥など温かくて消化がよいものを食べましょう。

吐き気や胃痛

気持ち悪くなることはありませんか?
妊娠37週目あたりの吐き気や胃痛は、「後期つわり」とも呼ばれます。

後期つわりは、妊娠初期のつわりとは異なり、ホルモンバランスの変化で胃や胃の周辺の筋肉がゆるみ、胃酸が逆流しやすくなることで起こります。

吐き気や胃痛があるときは、食べられるときにお粥・雑炊・スープなど消化のよい食べ物をこまめに摂るようにしましょう。

吐き気や胃痛があるときは、食べられるときにお粥、雑炊、スープなど消化のよい物をこまめに摂るようにしましょう。

症状が酷かったりつらい状態が何日も続く場合は、別の病気を併発している可能性があるので、すぐに病院を受診してください。

妊娠37週目の気分の変化

体調に続いて、気分の変化もみていきましょう。

妊娠37週目の気分の変化には、ホルモンバランスとストレスによる変化が考えられ
ます。

ホルモンバランスによる気分の変化

妊娠後期になると、ホルモンバランスの影響で情緒不安定になりやすいようです。

これは、黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌する量が変わることが原因のひとつです。

ふたつのホルモンのうち卵胞ホルモン(プロゲステロン)が多いときは比較的気分が安定しやすいのに対して、妊娠後期になると黄体ホルモン(エストロゲン)が増えるため、イライラが起きます。

イライラしたり情緒不安定になりやすい時期なので、「イライラするのは仕方ない」と割り切ってしますのもひとつですね。
ホルモンのせいにして、ゆったりと過ごしましょう。

ストレスによる気分の変化

お腹が大きくなることで思うように動けなかったり、出産に対する不安などからストレスを抱えることがあります。

イライラを解消するために、ストレス発散を心がけましょう。

身近な人に話を聞いてもらうだけでも、気分がスッキリしますよ。
1日家事を休んでゆっくりしたり、ウォーキングなどの軽い運動をするとリフレッシュできるのでおすすめです。

実際のお腹の画像

  • お名前
    あみんママ
  • 身長
    164cm
  • 妊娠前体重
    48.5Kg
  • 37週目の体重
    57.6Kg
  • 妊娠前からの増加体重
    9.1Kg
  • お名前
    あみんママ(2人目)
  • 身長
    164cm
  • 妊娠前体重
    48.5Kg
  • 37週目の体重
    58.2Kg
  • 妊娠前からの増加体重
    9.7Kg
  • コメント
    子宮口は柔らかくなり、赤ちゃんが下がってきてるみたいです。
    胃が少し楽になりました。
  • お名前
    ちえママ
  • 身長
    155cm
  • 妊娠前体重
    47Kg
  • 37週目の体重
    54.3Kg
  • 妊娠前からの増加体重
    7.3Kg
  • お名前
    Malikoママ
  • 身長
    153.5cm
  • 妊娠前体重
    43Kg
  • 37週目の体重
    54Kg
  • 妊娠前からの増加体重
    11Kg
  • お名前
    fujikoママ
  • 身長
    158.5cm
  • 妊娠前体重
    54.8Kg
  • 37週目の体重
    56.6Kg
  • 妊娠前からの増加体重
    1.8Kg
  • コメント
    子宮口1cm開く。いつ産まれるかな~?

妊娠中お腹が大きくなる様子

【妊娠37週目のママの変化まとめ】

  • 妊娠初期と比べて寝つきが悪くなる
  • 吐き気や胃痛、下痢といったマイナートラブルがある
  • おりものの量や状態が変化する
  • イライラしやすくなる

妊娠37週目の赤ちゃんの変化

続いて、妊娠37週目の赤ちゃんの変化についてみていきましょう。

お腹の中の赤ちゃんは、以下のような状態になっています。

【妊娠37週目の赤ちゃんの変化】

  • 平均的な赤ちゃんの大きさは45~48センチくらい
  • 身体機能が十分に発育している
  • 皮下脂肪がつきはじめ、ふっくらしてくる

それぞれについて詳しく説明していきます。

平均的な赤ちゃんの大きさは45~48センチくらい

妊娠37週目の胎児の、平均的な大きさは以下の通りです。

体長:45~48cm
体重:2,500~3,000g
※赤ちゃんによって差があります

一般的に胎児の体重が2,500g以上だと、もし早産で生まれたとしても、体内の必要な器官が完成し、皮下脂肪も程よく付いているため、出産後に問題が起こることはほとんどないとされています。

また、この時期に2,000g程度だとしても、かかりつけの産婦人科医から特に注意を受けていない場合は問題ありません。

赤ちゃんによって個人差があるので、数字だけで不安にならないようにしましょう。

身体機能が十分に発育している

妊娠37週目には、脳や肺、肝臓といった必要な身体機能が充分に発育し、いつ生まれても問題ない状態です。

消化器官がきちんと機能しており、おなかの中で赤ちゃんが飲み込んだ羊水や、肝臓・すい臓などから出た老廃物は、赤ちゃんの腸内に胎便として溜まっています。

ちなみに、赤ちゃんが生まれて始めてする黒色や濃い緑色のうんちは胎便です。
消化器官がきちんと機能している、ということですね。

皮下脂肪がつきはじめ、ふっくらしてくる

胎児の体に皮下脂肪がつきはじめ、全体的にふっくらしてきます。

皮下脂肪がついていることで、ママのお腹から外にでても、体温が維持できるのです。

胎動が減る

妊娠37週になると、胎動が減ったと感じる方が多くいます。
個人差があるので、出産間近まで胎動を頻繁に感じる妊婦もいるようですが、一般的には胎動が減ってくることが多いようです。

赤ちゃんは、産道を通り抜けやすいように顎を胸につけ、腕や足を曲げてお腹を丸めた体勢をとり、骨盤のほうへ下りてきます。

赤ちゃんの頭が骨盤に固定されると、動けるスペースも狭くなるため、胎動が以前よりも感じにくくなるようです。

ただし、胎動を全く感じなくなることはないので、万が一、1日に1度も胎動がないときは、かかりつけの産婦人科に相談しましょう。

  • 赤ちゃんの大きさは45~48センチくらい(※個人差あり!)
  • 脳、肺、肝臓などが十分に発育し、いつ生まれても問題ない状態
  • 皮下脂肪がつきはじめ、お腹から外にでても体温を維持できるように
  • 胎動が減る

妊娠37週目のマイナートラブル


お腹が大きくなるにつれ、マイナートラブルに悩む妊婦さんも少なくありません。

出産まであと少しなので、もうひと踏ん張りですよ。

ここでは、どのようなトラブルがみられるのかを紹介します。

【妊娠37週目のマイナートラブル】

対処方法もあわせて解説するので、試してみてください。

恥骨痛

出産が近づいてくると、多くのママが恥骨痛に悩まされます。

これは、赤ちゃんが産道を通りやすくするために、リラキシンというホルモンが分泌され、恥骨を繋ぐ恥骨結合(ちこつけつごう)部分が緩むからです。

恥骨結合部分が緩むことで、子宮の真下にある恥骨結合部分に大きな負担がかかり、痛みを感じます。
また、赤ちゃんの頭が骨盤に収まるため、さらに恥骨結合部分に負担が増え、人によっては激痛を覚えることもあるようです。

軽いウォーキングやストレッチなどで体を動かしたり、ぬるめのお湯につかるなど、下半身の血行をよくするように心がけましょう。

激しい痛みがある場合はムリをせず、恥骨に負担をかけないように安静にしてください。

骨盤ベルトで正しい位置をしめると、痛みが楽になることがあります。
痛みが治まらない場合は、早めにかかりつけの産婦人科に相談しましょう。

むくみ

お腹が大きくなることで下半身への血流が悪くなり、むくみやすくなります。

脚がパンパンにむくんだり、指輪が外しづらくなる方は多いようです。

足湯をしたり、軽い運動をしたり、塩分控えめの食事を心がけるなどして、むくみを解消しましょう。

一般的に、むくみは出産後には自然となくなることが多いので安心してください。

むくみ予防カンタンストレッチ

むくみ予防

むくみ予防の簡単ストレッチを紹介します。

  1. 足の指でグー・チョキ・パーをゆっくり3~5回繰り返します。
  2. 足首を外回し内回しと5回ずつぐるぐると回します。

入浴後、寝る前に5分行うだけでOKなので、よかったら試してくださいね。

【妊娠37週目のマイナートラブルまとめ】

  • 恥骨痛が辛いときはムリをしないように
  • むくみやすくなる!血行をよくして解消しよう

妊娠37週目の注意点


ここでは、妊娠37週目で気をつけたいことについて解説していきます。

妊娠37週目の注意点は、以下の通りです。

【妊娠37週目の注意点】

  • 車の運転に気をつける
  • 外出中いつ何があってもいいように気をつける

車の運転に気をつける

妊娠中の運転は、気をつけましょう。

妊娠中は注意力が落ちがちです。
妊娠37週になると、運転中に陣痛がきてしまう可能性もあり、事故につながりかねません。

外出するときは他の人に運転してもらったり、タクシーやバスといった公共交通機関を利用するとよいでしょう。

外出中いつ何があってもいいように母子手帳を持ち歩く

妊娠37週目は、いつ出産になってもおかしくない時期なので、外出するときは母子手帳を持ち歩きましょう。

急な陣痛や破水が起こることも、十分にあり得る時期です。
ひとりで外出せずに、何かあったときに助けてくれる知り合いや家族と、一緒に出かけてください。

また、旅行や遠出はできるだけ避け、かかりつけの産婦人科から1時間以内の場所に行動範囲をとどめたほうがよいでしょう。

出かけるときは、いつも母子手帳を持ち歩いてくださいね。

【妊娠37週目の注意点まとめ】

  • 車の運転はできる限り避ける
  • いつ陣痛や破水が来てもおかしくない!遠くへの外出は控える

妊娠37週目の過ごし方

続いて、妊娠37週目の過ごし方について紹介します。

安心して出産を迎えられるように、以下の4点を確認しておきましょう。

入院・出産準備をする

いつ陣痛がきて入院になってもいいように、入院・出産準備をしておきましょう。

病院で必要なもの、あると助かるものをリストアップし、カバンに詰めておくと安心ですよ。

入院するときに必要になるものは、以下の通りです。

【入院するときに必要なもの】

  • 母子手帳
  • 保険証
  • 診察券
  • 印鑑
  • 着替え
  • マタニティパジャマ
  • タオル
  • 授乳用ブラジャー
  • 母乳パッド
    など

直前になって慌てないように、早めに準備しておくことが大切です。

気分を上げるマタニティパジャマは、次の記事を参考にしてくださいね。

出産当日の流れを確認する

急に陣痛がきて慌てることがないように、出産当日の流れを確認しておきましょう。

病院までの交通手段は、徒歩・車・タクシーなどを、夫婦間ではっきりさせておくのがおすすめです。

産婦人科やタクシー会社の電話番号を事前に確認して、携帯電話に登録しておくとスムーズに対応できますよ。

出産費用や育休について確認する

いざ入院となったときに、お金の面で苦労しないように、入院費用を確保できているか確認しておきましょう。

出産育児一時金の手続きを忘れていないか、入院前にあらためて確認してください。

足りない費用はどれくらいかも、産院に確認して準備しておくと安心ですね。。

育休はいつまでで、いつ出産手当金を受け取れるかも、今のうちに確認しておくとよいでしょう。

産後の生活環境を整える

入院準備も大切ですが、退院後の生活も視野に入れておくとよいですね。

無事に出産を終えて退院した後に備えて、生活環境を整えておきましょう。

産後1ヶ月程度は安静に過ごす必要があるので、今のうちに布団を干したり、部屋を掃除したりするとよいです。

また、最近は産後に家事代行サービスもあるので、利用するのもおすすめですよ。

新生活のために、赤ちゃんを迎える準備をしておきましょう。

出産前から母乳マッサージを始める

授乳をスムーズに始めるために、産まれる少し前から母乳マッサージを始めましょう。

出産後、なかなか母乳が出ないことで悩むママは少なくありません。

母乳マッサージを開始する時期は、妊娠の経過によるため、助産師さんと相談して決めてください。

適度な運動をする

適度な運動で子宮口を開きやすくしたり、股関節を柔らかくしたりすることで、安産に繋がります。

妊娠後期になると、担当医から運動を勧められる妊婦さんも多いようです。

運動にはマタニティ・ヨガやマタニティ・スイミングなどありますが、もっとも取り入れやすいのは、ウォーキングではないでしょうか。

近所を散歩するだけでも運動になりますし、気分転換にもなりますよ。

食生活を見直して体重管理

妊娠後期の体重管理は、難しいと感じている妊婦さんが多くいます。

つらいつわりが落ち着いて食欲が増したり、体が大きくなるにつれてあまり動かなくなることが原因で、体重管理に一苦労するようです。

正期産の急激な体重増加は、産道が狭くなることで難産の原因になったり、妊娠高血圧症候群妊娠糖尿病のなどの心配がでてきます。

体重増加に繋がりやすい炭水化物を控えめにして、野菜中心の和食を食べましょう。

不足しがちな鉄分やカルシウムが豊富なほうれん草、魚、海藻類なども取り入れて、バランスよく食べることが大切ですよ。

食事を見直し、適度な運動をして体重管理を行いましょう。

【妊娠37週目の過ごし方まとめ】

  • いつ出産になってもいいように入院準備や出産費用、出産当日の流れを確認しておく
  • 産後に忙しくならないように、生活環境を整えておく
  • スムーズに授乳ができるように、母乳マッサージを始める
  • 適度な運動が安産につながる
  • 野菜中心の食生活をこころがけて体重管理

出産はもうすぐ!準備を怠らないように

妊娠37週目には、ママの体調も気分も変化があらわれだします。

また、胎児も十分に発育していつ生まれてきてもおかしくない状態です。

だからこそ、今やっておくべき準備があります。

入院準備や退院後の準備はもちろんですが、日々の外出や過ごし方などを工夫するとよいですね。

安心して出産に望めるように、余裕をもってしっかりと準備しておきましょう!

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