【妊娠3ヶ月】母体の変化は?流産リスクを防ぐ方法【8・9・10・11週】

妊娠3ヶ月は、妊娠8週~11週にあたります。

マイナートラブルに悩むママも多いでしょう。

つわりがツライこの時期は、どのように過ごせばよいのでしょうか。

流産の心配もある妊娠3ヶ月のママと赤ちゃんの様子や、流産を防ぐためにできることをまとめました。

先輩ママの体験談

妊娠3ヶ月、先輩ママたちの体験談を紹介します。

赤ちゃんが動く様子を見て、うれしくなる妊婦さんも多いようですね。

つわりがツライ時期ですが、エコー写真で実際に赤ちゃんを見ると、ママになる実感も湧いてくるのではないでしょうか。

妊娠3ヶ月の赤ちゃんの状態は?

「胎芽」から「胎児」と呼ばれようになる妊娠3ヶ月。

この時期の赤ちゃんはどんな様子なのでしょうか。

エコー写真では人間の赤ちゃんらしく成長し、手足をバタバタと動かす様子も見られるようになります。

赤ちゃんの大きさはどれくらい?

妊娠3ヶ月の赤ちゃんの大きさは、以下の通りです。

  • 身長:5~9cm
  • CHL(頭殿長):約6cm
  • 体重:20g

2頭身だった赤ちゃんは、頭と胴と足の3頭身に成長しています。

お腹の中で赤ちゃんはどう成長している?

骨格や内臓器官が発達し、胎盤が完成に近づきます。

妊娠3ヶ月は「器官形成期」といわれ、胎児の身体の元が作られる時期で、毎週のように変化がみられるでしょう。

羊水を飲んで、尿から排せつをするようになります。

出産予定日が正確にわかる

赤ちゃんの大きさがはっきりすると、そのサイズから正確な出産予定日がわかります。

最終月経開始日から計算されていた出産予定日は、月経周期や排卵日のズレにより、正確性に欠けるのです。

頭からお尻までの長さである頭殿長(CRL)を測り、その長さと妊娠週数をもとに、医師が出産予定日を算出します。

妊娠3ヶ月のママの状態は?

妊娠3ヶ月、この時期のママの身体とメンタルの状態をまとめました。

体の変化は?

妊娠3ヶ月は、子宮が大人のこぶしくらいの大きさになりますが、ママの体重や見た目にあまり変化はありません

つわりのピークですが、3ヶ月目の後半からはつわりが和らぐママもいます。

おりものの変化

腟からの感染症を防ぐために、おりものの量が増えます

量が多いだけなら、とくに問題はありません。

気になるようであれば、ナプキンやおりものシートを使用しましょう。

少量の血が混ざっていることもありますが、すぐに止まるようなら心配ないでしょう。

こんなおりものには注意!

注意が必要なのは、次のようなタイプのおりものだった場合です。

  • 膿のようなおりもの
  • においがきつい
  • かゆみや痛みがある

膣炎など感染症の可能性もあるので、早めに医師に相談しましょう。

メンタルの変化は?

妊娠中はホルモンバランスが乱れ、体調だけでなく心も不安定になりがちです。

ちょっとしたことで、イライラしたり落ち込んだり…

妊娠・出産への不安から、不眠で悩むママもいます。

ツラいと思ったら、一人で抱え込まずに家族に相談したり、友達や先輩ママと交流したりして、周囲の人を頼りましょう

リラックスして過ごしましょう。

妊婦検診の内容

妊娠したら定期的に、妊婦検診を受けましょう。

妊婦検診は、妊娠時期別に受診間隔が変わり、出産するまで、合計14~15回受診します。

  • 妊娠初期:4週に1回
  • 妊娠中期:2週に1回
  • 妊娠後期:1週に1回

妊娠3ヶ月は4週に一回のペースで、妊婦検診を受けます。

超音波検査ではお腹を出すので、着脱しやすい服装がいいですよ。

産婦人科で行う検査

  • 問診
  • 内診
  • 血圧・体重・子宮底長測定
  • 尿検査
  • 経腟超音波検査:子宮全体の大きさ・卵巣の状態を膣内から診察
  • 腹部超音波検査:胎児や胎盤、羊水の状態を腹部から診察
  • 血液検査
  • 浮腫検査

双子の場合は膜性診断が大事

妊婦健診のなかで、双子以上の妊娠(多胎妊娠)がわかることがあります。

多胎妊娠は、単胎妊娠よりもリスクが高いため、12週目までに赤ちゃんに栄養を送る絨毛膜をチェックする、膜性診断が大切です。

膜性診断の結果によっては、管理入院が必要になる場合もあります。

妊婦検診時に持っていくもの

  • 母子手帳
  • 健康保険証
  • 診察券
  • 助成券
助成券とは?

妊婦検診は自己負担ですが、費用の一部が助成されます。

自治体によって、金額や内容が違うので確認してください。

助成券は、母子手帳を受け取るときに一緒にもらえます。

流産のリスク

妊娠3ヶ月は、流産のリスクが大きい時期でもあります。

流産とは妊娠22週未満に、妊娠が終了してしまうことです。

  • 早期流産:妊娠初期(4~11週)に起こる流産
  • 稽留流産:子宮の中で胎児の成長が途中で止まってしまうこと

妊娠初期の流産は、染色体異常など赤ちゃんに原因があることがほとんどです。

妊娠初期の8~15%は、自然流産するといわれており決して少ない確率ではありません。

この時期の流産は自覚症状がなく、痛みを感じないものも多いそうです。

流産の兆候

  • 腹痛やお腹の張りを伴う出血
  • 鮮血が大量に出血

不正出血を起こしたら、すぐに病院を受診してください。

切迫流産

流産の一歩手前の状態が、切迫流産です。

切迫流産は、この時点で赤ちゃんはまだ生きているので、妊娠を継続できる可能性があります。

安静に過ごすことが重要です。

流産を引き起こさないためにできること

残念ながら、流産を予防する方法はありません

この時期の流産は、胎児に原因があることがほとんどだからです。

ですが、流産のリスクを減らすためにできる対策はあります。

  • たばこやアルコール、カフェインは控える
  • 身体を冷やさない
  • 葉酸を摂取する(妊娠前から)
  • ストレスをためない
  • 重い荷物を持たない

自分の身体の変化を常に確認し、健康管理することが大切です。

妊娠3ヶ月でしておきたいことは?

妊娠3ヶ月にしておきたいことをまとめました。

葉酸の摂取はマスト

妊娠中は、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。

積極的に取り入れたい、栄養素のひとつに葉酸があります。

葉酸は、ビタミンB群の一種で水溶性ビタミンです。

葉酸は妊娠前から妊娠3ヶ月までに、摂取するのが望ましいとされています。

葉酸が多く含まれている食材

  • 緑黄色野菜
  • 果物
  • 納豆
  • レバー

参照:厚生労働省「葉酸の摂取について」

葉酸はどれくらい必要?

葉酸を1日0.4mg摂取することで「神経管閉鎖障害」のリスクを軽減できるといわれています。

葉酸は水溶性ビタミンで、熱に弱く調理で半分近く失われてしまうので、注意が必要です。

厚生労働省のガイドラインでは、食事に加え栄養補助食品で1日0.4mgの葉酸摂取を推奨しています。

つわりで食事がとれないときはどうしたらいいの?

つわりが始まる時期なので、食事もままならないという方も多いかもしれません。

葉酸は食材からも摂れますが、食べられないときはサプリで摂取するという方法もあります。

サプリなら摂取量も決められていますし、摂りすぎる心配もなく効率よく葉酸を摂取できるでしょう。

母子手帳をもらう

赤ちゃんの心音が聞こえて、成長が確認できたら、母子手帳をもらいに行きます。

住んでいる区市町村の窓口で妊娠届出書を提出し、母子手帳の発行してもらいましょう。

母性健康管理指導事項連絡カード

「母性健康管理指導事項連絡カード」は、仕事を持つ妊婦さんが医師から通勤緩和や休憩時間などの指導を受けた場合、職場(事業主)に伝えるもので、診断書の代わりとして提出できます。

事業主はこのカードが提出されたら、内容に応じて適切な措置をとるように法律で定められています。

妊婦さんが、安心してムリなく働くためのカードなので、ぜひ入手しておきましょう。

母性健康管理指導事項連絡カードの入手方法

参照:母性健康管理サイト「母性健康管理指導事項連絡カードについて」

出産の方法を検討しよう

バースプランといわれる、出産についての計画を立てましょう。

分娩方法にもいろいろあります。

家族や医師と相談し、自分と赤ちゃんにとってベストな分娩方法を検討しましょう。

これから出産まで、安心して通えるかかりつけの産婦人科を見つけておくことも大切です。

産院には、総合病院・産婦人科専門医院・助産院があります。

産院の選び方のポイント

  • 自宅に近い
  • 希望の分娩方法にあっている
  • 産院の口コミ・評判 など

しっかりリサーチして、自分に合った産院を選んでくださいね。

見学できる産院もありますよ。

里帰り出産を希望している方も、この時期に出産する病院を見つけておいてください。



妊娠3ヶ月目によくあるマイナートラブル

ママの身体の中では赤ちゃんが成長していくにつれ、さまざまなマイナートラブルに悩まされます。

つわりがピークになる

50~80%の妊婦さんが経験するつわり、妊娠3ヶ月はつわりのピークといわれています。

つわりの主な症状

  • 吐き気
  • 胃もたれ
  • 食欲不振
  • 食欲過多
  • 嗜好の変化

つわりにも、さまざまなつわりの種類があります。

  • 吐きつわり:吐き気・おう吐
  • 食べつわり:空腹時・満腹時の吐き気
  • においつわり:においに敏感になり、においを嗅ぐと気分が悪くなる
  • 眠りつわり:常に眠気があり、身体が重い
  • よだれつわり:よだれがいつもより多く出る

つわりははっきりした原因がわからず、病気ではないため治療法もありません。

つわりを軽減するには

  • 食べられるものを食べる
  • 何回かに分けて少しずつ食べる
  • こまめに水分補給をする

つわりは安定期である、妊娠中期になると自然におさまります。

ツライときはムリして食べなくても大丈夫。

食べたいときに食べたい分だけ食べてください

つわりが起こる時間帯や程度を見極め、一口サイズのおにぎりやフィンガーフードを持ち歩くのもオススメです。

食べられるときを逃さないようにしましょう。

妊娠悪阻の心配

つわりが重症した状態を、妊娠悪阻(おそ)といいます。

こんな症状があったら…

  • 何も食べられない
  • 水を飲んでも吐いてしまう
  • 吐き気がおさまらず、1日中吐いている
  • 妊娠前の体重から5キロ以上減った

妊娠悪阻になると、意識障害を起こすこともあり入院が必要になります。

つわりがひどい場合は、妊娠悪阻になっている可能性がありますので、早めに医師に相談しましょう。

腰痛が起こりやすくなる

妊娠中は赤ちゃんを外に出しやすくするため、関節を緩める「リラキシン」という女性ホルモンが分泌されます。

それによって骨盤が身体を支える筋肉や関節への負荷が増え、足のつけ根や腰が痛むこともあります。

お腹の重さで反り腰になり、腰に負担がかかることも原因のひとつです。

皮膚トラブルに悩まされる

妊娠すると黄体ホルモン(プロゲステロン)・卵胞ホルモン(エストロゲン)といった女性ホルモンの分泌量が増加し、体内にメラニン色素を蓄積しやすくなります。

  • 乳首や膣などに色素沈着が起こる
  • シミ、そばかすが目立つ
  • 乾燥肌になる

などの皮膚トラブルが起こりやすくなります。

産後にホルモンバランスが正常に戻れば、自然に消えることが多いですが、UVケア・保湿ケアはしっかりしておきましょう。

頻尿・尿漏れ

大きくなった子宮に膀胱が圧迫されて頻尿、尿漏れトラブルに悩まされることも多くなります。

頻尿対策

  • 利尿作用のあるカフェインを控える
  • 就寝前の水分は控える
  • 身体の冷えを防ぐ

膀胱炎になることもあるので、トイレを我慢するのはやめましょう。

便秘がツライ

妊娠すると、大腸のぜん動運動を抑制する黄体ホルモンが分泌されることにより便秘になりやすくなります。

便秘対策

  • 腸内環境を整える(食物繊維・乳酸菌・オリゴ糖)
  • 十分な水分を摂る
  • 腹筋を鍛える

妊娠中は薬の服用には注意が必要なので、市販の便秘薬は避けたいというママも多いでしょう。

妊娠中でも飲める薬もあるので、便秘がひどくてツライ時は医師に相談してください。

妊娠3ヶ月のオススメの過ごし方

妊娠3ヶ月、どういう風にすごせばいいのでしょうか。

つわりがツライ時期なので、ムリは禁物です。

ゆったりリラックスして過ごすことを、最優先にしてくださいね。

母親学級に参加する

母親学級は、産婦人科病院や保健所などの自治体などで、妊婦さんに向けて開催されています。

パートナーと一緒に参加できる、両親学級もありますよ。

母親学級では、

  • 妊娠中の食生活・栄養指導
  • 体調管理
  • ストレッチ方法

など、妊娠・出産に関するさまざまなことを学べます。

妊婦さん同士の、交流の場にもなるでしょう。

同じ悩みを持つママたちと話すことで、妊娠中のストレスや不安の解消にもオススメです。

マタニティウェアを準備する

お腹が大きくなってからだと、身体も重くだるいのでなかなか買いに行けない…」という先輩ママの意見もあります。

お腹が大きくなってから着る服に困る前に、今のうちにマタニティウェアを用意しておきましょう。

おしゃれができるマタニティウェアも

マタニティウェアは、身体を締め付けないデザインで冷えも防ぐなど、妊婦さんの身体を守る工夫がされています。

マタニティウェアには見えない、オシャレなデザインのものも多く、お腹が大きくてもオシャレを楽しめるでしょう。

マタニティインナーも大事!

マタニティインナーもオススメです。

妊娠中は少しの刺激でも、バストが敏感になります。

胸全体が張り、乳首が生地に擦れるだけで痛みを感じるというママも。

マタニティブラジャーは、刺激からバストを守るために、肌に優しい素材を使用しているのがポイントです。

マタニティショーツ締め付け感がなく、深ばきで冷えからお腹を守ります。

妊婦さんのことを考えてデザインされた、着心地のよいマタニティウェアで快適に過ごしてくださいね。

軽い運動で気分転換

妊娠初期は身体を動かさないほうがいいと思われている方もいるかもしれません。

短時間の適度な運動は、出産に向けた体力作りにもなりますし、血行もよくなり、便秘の解消にも効果的です。

身体を動かすことで、気分転換にもなるでしょう。

しかし、流産のリスクもあるこの時期に、激しい動きは禁物です。

ウォーキングなど身体の負担にならないような、軽い有酸素運動にしてください。

運動をするとき時に心がけること

  • 体調の悪い時は控える
  • 長時間の運動は避ける
  • ジャンプなど激しい動きのある運動はしない

妊婦さんのなかには、運動を控えたほうがいい方もいます。

運動をする前に医師に相談し、許可を得てからにしましょう。

性交渉はムリのないように

妊娠中でも、経過が順調なら性交渉をしても問題ありません

妊娠中は免疫力が低下しています。

性感染症予防のためにも、必ずコンドームをつけてください

出血や腹痛など、少しでも気になることがあるときは止めておきましょう。

安定期までは栄養をとってゆったり過ごしましょう

妊娠3ヶ月は、流産のリスクも考えられるので、しっかり栄養を摂ってゆっくりと過ごすことが大切です。

安定期に入れば、つわりもおさまります。

赤ちゃんが成長している証だと思って、ツライ時期を乗り切りましょう。

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