【妊娠9ヶ月】おしるしって何?逆子の場合は?【32・33・34・35週】

妊娠中は、心身ともにさまざまな変化が起こります。

赤ちゃん誕生への期待だけではなく、成長や身体の変化、出産準備について不安に感じるママも多いでしょう。

妊娠9ヶ月ころになると妊娠生活も終盤に入り、赤ちゃんも誕生の準備を着々と進めています。

この記事では、妊娠9ヶ月ころに起こる赤ちゃんとママの変化や、マイナートラブル、出産準備についてまとめました。

先輩ママの体験談

妊娠9ヶ月の、先輩ママの声をまとめました。

他のママたちが、どのように過ごしているのかみていきましょう。

胎動がさらに激しくなったというママや、さまざまな体のトラブルが増えてくるママも多いようです。

妊娠9ヶ月の赤ちゃんの状態は?

妊娠9ヶ月ころの赤ちゃんは、どのように成長をしているのでしょうか。

赤ちゃんの大きさはどれくらい?

胎児発育曲線によると、赤ちゃんの大きさは

  • 32週0日 1368g~1805g程度、平均値は2242g
  • 33週0日 1509g~2451g程度、平均値は1980g
  • 34週0日 1649g~2156g程度、平均値は2663g
  • 35週0日 1790g~2333g程度、平均値は 2876g

と大きくに成長していきます。

この胎児発育曲線には、95.4%の赤ちゃんの推定体重があてはまるようです。

ただし、成長の度合いには個人差があり、推定体重には誤差もあります。

残りの4.6%の赤ちゃんは、胎児発育曲線にあてはまりません。

赤ちゃんの大きさが平均的ではないからといって、問題があるとはいえないでしょう。

心配な場合は、かかりつけ医に相談してくださいね。

参照:日本産科婦人科学会 胎児計測と胎児発育曲線について

お腹の中で赤ちゃんはどう成長している?

妊娠32週目に入ると、エコーで確認できる姿も、だいぶ赤ちゃんらしくなってきました。

お腹の赤ちゃんは、

  • 皮下脂肪がつき、ふっくらした体つきになる
  • 34週ころに肺機能が完成する
  • 髪や爪が伸びる
  • 頭を下にした縦向きになる
  • 排泄運動をはじめ、子宮内でおしっこをする
  • 表情が豊かになる
  • しわや体をおおっていた毛が少なくなる

このように、出産に向けた準備を進めています。

妊娠9ヶ月のママの状態は?

続いて、妊娠9ヶ月のママに起こる、体と心の変化についてまとめました。

体の変化は?

子宮は、みぞおちの下あたりまで広がります。

そのため、内臓器官が圧迫されて

  • 胃のむかつき、吐き気(後期つわり)
  • 動悸・息切れ
  • 頻尿、尿漏れ

などの症状に悩まされることが多くなるでしょう。

1度にたくさん食べられなくなるので、食事の量を減らし回数を増やすといいですよ。

出産が近づくと子宮が骨盤までさがるので、後期つわりや動悸息切れは楽になることが多いようです。

反対に尿漏れや頻尿に悩むママは増えていきます。

メンタルの変化は?

体が重くなった影響もあり、疲れやすくなり、イライラしがちです。

赤ちゃんに会えるのが楽しみで待ちきれないママも、分娩が不安だというママもいるでしょう。

いつ陣痛が起きてもいいように準備を進めたり、気になることは心にためず医師に相談してくださいね。

妊婦健診の内容・通うペースは?

この時期は、2週間に1度妊婦健診がおこなわれます。

健診の内容は、産院により違いがありますが

  • 尿検査
  • 体重測定
  • 血圧測定
  • 問診や説明
  • 超音波検査(エコー)
  • 血液検査
  • GBS検査

このような検査をおこないます。

GBS検査とは、ママの膣内にGBS(B群溶血性連鎖球菌)という常在菌がいるか調べる検査です。

通常はGBSがいても問題ありませんが、赤ちゃんが産道を通るときに感染すると、まれに敗血症などを引き起こす可能性があります。

GBS検査が陽性であっても、お産のときに抗生物質を点滴することで赤ちゃんへの感染は予防可能です。

参照:葛飾赤十字産院「GBS検査について」

赤ちゃんが逆子だったら

出産が近づくにつれ、羊水が減って赤ちゃんが動けるスペースが少なくなるため、逆子がなおりにくくなります。

とはいえ、妊娠9ヶ月以降に逆子がなおったという先輩ママもいるので、気になる場合は逆子体操などにチャレンジしてみましょう。

逆子体操をおこなう前は、医師に相談してくださいね。

妊娠37週時点での逆子の割合は、およそ3%だといわれており、ほとんどが帝王切開での出産になるようです。

たとえ逆子であっても出産は可能なので、気に病まず、医師と相談しながら進めていきましょう。

参照:国立研究開発法人国立成育医療研究センター「骨盤位外来」

妊娠9ヶ月でしておきたいことは?

妊娠9ヶ月なにをおこなえばいいのか、出産準備に抜けていることがないかと、心配なママも多いでしょう。

ここでは、妊娠9ヶ月でしておきたいことをまとめました。

妊娠線予防

妊娠線は、お腹が大きくなり皮膚がのびることに皮下組織がついていけず、皮膚に亀裂ができるために発生します。

独特の赤紫色の筋が目立つだけでなく、一度できると消えにくいです。

すでに妊娠線ができてしまっている人は、完全に消すことはできません。

「少しでも薄くしたい」「これ以上妊娠線を作りたくない」なら、妊娠線クリームをできるだけ早く使い始めることをオススメします。

妊娠線の原因

  • 急激な体重増加
  • ホルモンバランスの変化
  • 肌の潤い不足

といわれており、妊娠線クリームは肌に潤いをあたえるのに役立ちます。

妊娠線は、お腹だけではなく、二の腕・ふくらはぎ・ふともも・バスト・おしりにもできやすいです。

ケアをするときは、上記の部位も一緒におこないましょう。

クリームを使ったケア方法は「妊娠線の予防はいつからどうやる?妊婦さんの妊娠線ケア方法【完全版】」をチェックしてみてくださいね。

妊娠線クリームを選ぶポイント

妊娠線クリームを選ぶときは、妊娠線専用の商品を選ぶのがオススメです。

市販のワセリンやベビーオイルにも保湿効果があります。

ただ、妊娠線専用の商品は妊娠中の肌や体調に配慮して作られており、さらに保湿以外の美容成分も入っている商品が多いため、より効果が期待できるでしょう。

妊娠線クリームには、オイルタイプとクリームタイプの2種類があります。

オイルタイプ保湿力が高いですが、独特の使用感と香りで好みがわかれるでしょう。

クリームは水分と油分のバランスがよく、肌になじみやすいのが特徴で、香りは控えめなものが多いようです。

一人ひとり体質が異なるため、自分に合った商品を見つけられるといいですね。

出産・入院の準備

出産や入院の準備を進めていきましょう。

赤ちゃんは出産予定日に産まれてくるとは限らず、前後することもあるため、早めに準備を終わらせておくと安心ですよ。

急に入院になるケースもあるので、入院グッズをどこに置くか家族と共有しておくのがオススメです。

産後は出生届をはじめ、児童手当・健康保険の加入・乳幼児医療費助成などの手続きをしなくてはいけません。

出生届は出産後、誕生日を含めた14日以内に届ける必要があります。

新生児を連れて期限内に市役所に行くのは難しいため、事情がなければ、他の手続きも合わせてパパがおこなうことが多いようです。

必要な持ち物などを産前に確認・共有しておけば、スムーズに進みますよ。

産休をとるなら、最終チェックをしよう

産休は34週(出産予定日6週前)から取得できます。

双子や三つ子ちゃんの場合は、14週前から取得可能です。

妊娠9ヶ月には、引き継ぎも佳境に入りますね。

後任のため、さらには自分が気持ちよく仕事復帰するためにも、抜けていることがないか確認しましょう。

子どもの名前を考える

赤ちゃんの名前は決まりましたか?

名前はパパとママ、家族からの最初の贈り物です。

手続きで必要となる出産届は、出産後14日以内に提出と定められています。

出産まであと少しのこの時期、そろそろいくつかの候補に絞ってもみてもいいかもしれません。

面会と出産報告について考えておく

出産後は慣れない育児で戸惑うことも多いはず。

先に出産報告と面会者について、方針を固めておくと楽でしょう。

  • 誰に来てほしいか
  • 入院中の面会をOKにするのか落ち着いてから自宅で会うのか
  • どのように出産報告するのか

上記のようなことについて考えをまとめ、パートナーと共有できるといいですね。

妊娠9ヶ月目によくあるマイナートラブル

多くの妊婦さんが悩むマイナートラブルとその対処法について調査しました。

頻尿

子宮に膀胱が圧迫されるため、頻尿や尿漏れに悩まされるママが多いです。

こまめにトイレに行ったり、吸水シートを使ったりして対処しましょう。

妊婦さん用の吸水シートには、消臭効果があるものも多く、外出先でも安心ですよ。

おしるし

おしるしとは、血液混じりのおりもののことです。

子宮の収縮や子宮口が開くことによって、卵膜がはがれて少量出血するため起こります。

個人差が大きいですが、出産10日前くらい~出産直前の間に起こることが多いようです。

「赤ちゃんともうすぐ出会えるというサイン」ともいえますね。

おしるし=すぐ出産ではないので、陣痛や破水がなければ、いつも通りに過ごしてよいでしょう。

出血量が多かったり、何回も出血したり、痛みがあるような場合は、病院へ相談してください。

出産のながれとして、前駆陣痛→おしるし→本陣痛→破水→出産という流れになることが多いようです。

ただ個人差があるので、おしるしがないまま陣痛がくることもあるでしょう。

お腹の張り

出産が近づくにつれ、お腹の張る回数が増えます。

張りを感じたら、横になって安静にしましょう。

ストレスも張りの原因になるため、上手な発散法を見つけられるといいですね。

出血などの症状がある場合は、早産や切迫早産の可能性があるので病院に相談してください。

前駆陣痛

妊娠9ヶ月に入ると、前駆陣痛を感じるママもいます。

前駆陣痛とは、子宮の筋肉収縮により起こる痛みです。

分娩には繋がらないため、偽陣痛とも呼ばれます。

本陣痛とは違い、

  • 痛みの間隔が不規則
  • 痛みが強くなったり、弱くなったりと変化する
  • 安静にしたり、姿勢を変えると痛みがひいたり、弱くなる

という特徴があります。

ただし、前駆陣痛から本陣痛に繋がることも。

前駆陣痛なのか本陣痛なのか判断に迷うときは、痛みの間隔を計測して間隔が規則的か不規則か確認しましょう。

本陣痛の場合は間隔が規則的で、だんだんと痛みが強くなっていきますよ。

心配な場合は、すぐに病院に相談してください。

寝不足

お腹の重みで「寝つきにくい」「眠りが浅い」と悩むママも多いでしょう。

胃もたれや激しい胎動で寝不足になることもあるようです。

対処法としては、

  • 抱き枕を利用する
  • シムスの体位など寝やすい体勢を探す
  • 夕食を早めにすませる

などがあります。

夜寝られないときは、お昼寝タイムを作るのもいいでしょう。

母乳の漏れ

乳首から、薄い黄色みがかった分泌液(初乳)がでてくることがあります。

母乳の準備が始まっている証拠なので、とくに問題ありません。

母乳がでたときは、乳首をふき、清潔に保ちましょう。

出産後に母乳が出やすくなる、おっぱいマッサージにチャレンジするのもオススメです。

母乳が漏れて服に染み出るようなときは、母乳パッドを使うといいでしょう。

妊娠9ヶ月のオススメの過ごし方

妊娠9ヶ月の妊婦さんにオススメの過ごし方について調査しました。

体調を第一に考え、しんどいときは休んでくださいね。

赤ちゃんに話しかける

お腹の赤ちゃんは、聴覚が発達しているので、ママやパパの声も聴こえるようになっています。

ママもパパもたくさん話しかけてあげましょう。

音楽を聞かせてあげるのもいいですよ。

性交渉をするときは感染予防を忘れずに

妊娠中の性交渉については賛否がわかれており、医学的な結論はでていないようです。

子宮口が軟化して拡大傾向がみられる場合は、破水や感染のリスクが高いため控えた方がよいでしょう。

また性交渉を行う場合は、下のような点に注意しましょう。

  • 必ずコンドームを使用する
  • 腹部を圧迫しない
  • 激しい行為は避ける

コンドームは感染症や精液による子宮収縮を防ぐ効果があるので必ず使用してくださいね。

参照:日本医科大学多摩永山病院女性診療科産科医局「2.日常生活サポート」

赤ちゃんを迎えられる家にする

家事や育児をおこないやすいよう、家具や物の位置をチェックしておきましょう。

重い物の移動は旦那さんや家族に頼んでくださいね。

布団やベビーベッド、衣類・おむつ・おしりふき・おむつ用ゴミ箱など、必要なものを揃えていきましょう。

ゆっくりと休む

疲れやすいこの時期は、しっかりと体と心を休めましょう。

体調がよければ、パートナーや友達と好きなお店に食事に行ったり、映画をみるのもオススメです。

赤ちゃんが産まれたら、しばらくは赤ちゃん優先の生活になります。

今のうちに自分を甘やかして、英気を養っておくといいですよ。

残り少ない妊娠生活を楽しんで

子宮が大きくなることにより、息切れ・動悸や頻尿・尿漏れ、吐き気や胃もたれなど多くの不調を感じる時期です。

休憩を多めに取り、スケジュールは余裕をもって組みましょう。

また、赤ちゃんは出産予定日に産まれてくるとは限らないので、準備は早めに終わらせておくとといいですね

体調が悪いときはゆっくり休み、調子がよいときは残り少ない妊娠生活楽しみましょう。

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