【基礎体温のグラフの見方まとめ】排卵日や生理時の理想の波形は?

妊娠を希望している女性も、そうでない女性も、基礎体温をつけることで自分の体内リズムを知ることができます。

基礎体温をつけるとカラダの不調に気づきやすくなるうえに、妊娠しやすい時期などを知ることも可能です。

さらに毎日の基礎体温をグラフ化することで、データをより見やすく管理できます。

今回は、基礎体温のグラフの書き方や、見方などを、詳しくみていきましょう。

そもそも基礎体温ってなに?


基礎体温という言葉はよく耳にしますが、そもそも基礎体温とは、なにを指すのでしょうか?

基礎体温とは?

基礎体温とは、人が生活するうえで、必要最小限のエネルギーをつかっているときの体温のことをいいます。

つまり基礎体温は、運動したり、食べたり、お風呂に入ったりなどの一切の動作をしていないときの体温をさす点で、一般的な「体温」と違うのです。

とくに女性の基礎体温に関しては、生理や排卵などの影響を受けて、一定周期で体温が変動するため、毎日計測することで、カラダのささいな変化に気付けるのです。

基礎体温を測ることでなにが分かるの?

では基礎体温をつけることで、具体的にどのようなことが分かるのでしょうか?

  1. 生理予定日を推測できる
  2. 排卵日や排卵が正常に行われているか確認できる
  3. 妊娠しやすい時期を見極めることができる
  4. 妊娠しているか否か判断できる

ある一定期間、基礎体温を記録し続けると、体のリズムがだんだんわかるようになります。

リズムをつかめるようになると、以上のような項目を知ることができるのです。

目には見えない女性特有の不調も体温には現れることが多いので、妊活中の女性もそうでない女性も、基礎体温をつけることを習慣にしておくとよいでしょう。

基礎体温の正しい測り方

基礎体温は通常の体温と違い、なにもしていない安静な状態での体温を測らなければならないため、正しく測ることが重要です。

ここでは簡単に基礎体温の正しい測り方について触れていきましょう。

1:基礎体温計を用意する

基礎体温計は、普通の体温計と違い、小数点第2位まで計測できるのが特徴です。

通常の体温計では「36.5℃」と出るところが、基礎体温計では「36.50℃」と表示されます。

基礎体温の温度差は、およそ0.3~0.5度なので、わずかな体温差も正確に測ってくれる基礎体温計を使用してください。

2:毎朝、起きた瞬間の安静な状態で測る

基礎体温は、なにもしていない状態での体温を測らなければなりません。

人間は食事をしたり、水分を摂るだけでも体温が変動してしまうので、起床してすぐのなにもしていない状態で体温を測りましょう。

できるかぎり毎日、同じタイミングで計ることが重要です。

3:基礎体温計は口にくわえて測る

体温計は脇の下に挟むイメージがありますが、基礎体温計は口にくわえて計測します。

舌の根もとにあてるようにして計測すると、正確な体温を測ることができます。

口で測ったことのない方には違和感があるかもしれませんが、毎朝のことなのですぐに慣れてくるでしょう。

基礎体温計の詳しい使用方法については、こちらを参照してください。
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オススメの基礎体温計は、下の記事にあります。
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基礎体温表を作ろう!グラフの書き方は?


毎日計測した基礎体温は、どのように管理・記録していくとよいのでしょうか。

基礎体温数値をノートに記録するのもいいのですが、基礎体温表にグラフ化すると、とても管理しやすくオススメです。

ここでは、基礎体温表の記し方、グラフの書き方について紹介します。

基礎体温表はどこで手にいれる?

まずは、基礎体温表を準備しましょう。

難しそうに聞こえますが、安心してください。

「基礎体温表」は、フォーマットとして完成されたものを、さまざまな場所で手に入れることができます。

ドラッグストアで購入

たとえば、ドラッグストアでは、手帳サイズの薄い冊子になっている基礎体温表を購入できます。

1冊でだいたい1年間分ほど書き込めるようになっており、価格も200~300円とリーズナブルです。

婦人科で手に入れる

婦人科でも、ドラッグストアで売られているものと、同じタイプの冊子を購入できます。

病院によっては無料配布しているケースもあるので、かかりつけの婦人科で確認してみましょう。

インターネットの無料配布を活用する

インターネット上で、気に入ったタイプの基礎体温表を、ダウンロードする方法もあります。

無料配布しているものもあり、カラーのものや、使いやすいものを自分で見つけて、印刷することができるので便利です。

アプリでグラフ化できる

「ルナルナ体温ノート」などのスマートフォン用アプリでも、基礎体温を管理することができます。

数値を入力すれば自動でグラフ化してくれるため、こちらを活用するのもよいかもしれません。
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基礎体温計とアプリ連動型もある

基礎体温計によっては、アプリ連動型のものがあり、検温するだけで自動でデータがアプリに保存され、グラフ化までしてくれます。

起きてからグラフを付けるのが面倒な方には、オススメです。

ただし婦人科などで提示する場合には、携帯やスマホの画面ではなく紙面の方がよいので、自分にあった形式のもので記録しましょう。

基礎体温表のグラフの書き方

グラフの書き方はとても簡単です。

だいたいの基礎体温表は、縦軸は体温に、横軸は日にちの経過になっています。

縦軸の体温は、0.05度ずつ、メモリ線が打たれていることが多いので、その日の体温をメモリに合わせて印をつけるだけでOKです。

毎日、印をつけていき、印同士を線で結んでいくとグラフができあがります。

毎日継続することが理想ですが、たとえ1日くらい測り忘れてしまっても、翌日の体温の印に合わせて線を繋げていけば問題ありません。

書き込んでおくべきポイント

基礎体温表でグラフを作りながら、一緒に書き込んでおくとよい項目を紹介します。

  1. 生理のあった日
  2. 排卵の可能性がある日
  3. 排卵日検査薬の反応
  4. 性交渉のあった日

ほんの一例ですが、上記などを一緒に記録しておくと便利です。

それぞれの項目に×や〇などの記号を決めて、シンプルにしておくと見やすいですよ。

基礎体温のグラフはどう見るの?


基礎体温のグラフは、どのように読み取ればよいのでしょうか?

理想の基礎体温グラフってどんな形?

まず基礎体温と、女性の体内リズムとの関係について解説しましょう。

生理開始日から排卵日まではおよそ14日間あり、体温が低めになります。

この体温が低い状態が「低温期」と呼ばれます。

低温期の最後の日に排卵が起こり、排卵を境に体温が上昇します。
これが一般的に「高温期」とよばれます。
高温期は14日程度続き、生理前にまた低温期に戻ります。

つまり1ヶ月のうち約14日間の低温期と、約14日間の高温期という、2層に分かれるのが理想的です。

上のグラフはひとつの見本ですが、このように、高温期と低温期の2層がはっきり見てとれる波形パターンが見られるとベストです。

2層の境目、つまり「排卵期」に性交渉があると妊娠確率も高くなるということです。

妊娠しやすいタイミングについてはこちらを参照

実際にはその日の体調などで体温が多少変動するので、ここまで綺麗なグラフにならなくても心配ありません。

まずチェックしたい3つのポイント

グラフは1ヶ月周期を目安に、体のリズムをチェックしましょう。

はじめに確認してほしいポイントをご紹介します。

  1. 低温期と高温期の2層に分かれている
  2. 高温期が10日以上継続している
  3. 高温期は安定して高めの体温を保っている(連続して低体温にはならない)

これらのポイントが、自分のグラフに当てはまるかどうか最初に確認しましょう。

とくに問題なければ、排卵リズムが整っており、妊娠しやすい体である証拠です。

もし当てはまらない項目がある場合は、月経リズムや排卵リズムに異常がある可能性もあります。

ストレスなどによって、一時的にリズムが乱れた可能性もあるので、何ヶ月か記録をとり比較するようにしてください。

理想的なグラフの波形にならない!?


基礎体温をグラフ化してみても、グラフの形が理想的でない方は多いようです。

そこで、起こりがちなグラフの波形をみていきましょう。

自分のグラフと、似たものはないか参考にしてみてください。

トラブル1:グラフが1層しかない

低温期と高温期の2層になるべきところが、1層しかない場合は、プロゲステロンが十分に分泌されていない可能性があり、要注意パターンといえるでしょう。

グラフが1層のときは、排卵がきちんと行われていないケースが多いのです。

たとえ生理が来ていたとしても、実は排卵が起こっていない無排卵月経や、ほかの病気である確率が高いと考えられます。

低温期と高温期に体温が分かれない状態が続くと、生理不順や不妊症になるケースもあるため、早めに病院を受診してください。

トラブル2:高温期が10日以上続かない

排卵すると体温が上昇するのは、排卵時に分泌されるプロゲステロンという女性ホルモンの働きによるものです。

プロゲステロンが分泌されることで、子宮や子宮内膜の環境がよくなり、受精や受精卵の着床が起こりやすくなるため、妊娠しやすい体をつくります。

高温期が続かないケースでは、黄体機能不全などが原因で、プロゲステロンの分泌が正常に行われていない可能性があるのです。

ホルモンバランスを整えるために、睡眠やバランスの取れた食事をこころがけるなど、まず生活習慣を見直してください。

それでも改善しない場合は、産婦人科を受診しましょう。

トラブル3:全体的にガタガタしている

基礎体温がガタガタしていても、低温期と高温期になんとなく分かれていれば、きちんと排卵している可能性が高いので問題ありません。

ただグラフがガタガタしていると、排卵日を予測することが難しくなります。

妊娠を希望している場合は、排卵日がきちんと分からないと、タイミングをとりづらくなるのです。

体温が安定しないのは、ストレスや体調が原因であることが多いので、できる限り生活環境を整え、ストレスを減らすようにしましょう。

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トラブル4:高温期がずっと続く

通常であれば、高温期は14日程度続いたのちに、再び低温期に戻ります。

しかし、高温期がずっと続くのは、黄体ホルモンが分泌され続けている状態です。

高温期が3週間以上続くようであれば、妊娠している可能性が高いでしょう。

妊娠初期症状がないか観察しながら、妊娠検査薬などを使って妊娠の是非を確認してみてくださいね。

妊娠検査薬を使うタイミングについては、下記を参照ください。

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基礎体温は健康のバロメーター


妊活中の女性にとって、規則正しい排卵リズムと生理周期を保つことはとても大切です。

自分でも自覚できないようなカラダのささいな変化も、基礎体温をつけていると気付くことができます。

自分のカラダをしっかりと理解してあげるためにも、基礎体温表をつけましょうね。

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