妊娠初期の動悸は普通なの?原因と3つの対策!

妊娠初期に動悸や息切れを経験する人も多いのではないでしょうか。

今まで経験することのなかった動悸を感じると、大丈夫なのか不安になり、焦ってしまいがちです。

この記事では、妊婦さんの動悸の原因不安を解消する対策を紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

妊娠初期に感じる動悸の原因は4つ

動悸とは、心臓がドクドクし、心臓の動きを強く感じたり、速く感じたり、胸が詰まったように感じたりする状態です。

そして、息苦しさを感じ、息切れを起こすことが多いです。

妊娠時の動悸の原因は何でしょうか。

主な原因は4つあります。

1:ホルモンバランス

妊娠中は、ホルモンバランスが乱れる傾向があります。

妊娠すると、女性ホルモンの「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が増加します。

プロゲステロンは、呼吸中枢を刺激し、動悸、息切れを引き起こしやくすくなるといわれています。

参照:バイオメカニズム学会誌 VoL.29, No.4(2005)「女性の睡眠とホルモン」
参照:MSDマニュアル家庭版 妊娠中の体の変化22. 女性の健康上の問題

2:鉄欠乏性貧血

妊娠中は、赤ちゃんに酸素と栄養を送るため、血液が大量に生産されます。

とはいえ、血液の量は増えますが、血液中の酸素を運ぶ赤血球は不足しています。

従って、鉄欠乏性貧血が起こるのです。

また、大量の血液を体内に送るために、血液のポンプの役割をする心臓にも負荷がかかります。

貧血時は動悸、息切れが起こりやすいといえます。

鉄分はしっかりとろう

鉄分は食事から摂取できます。

牛赤身肉、小松菜、ほうれん草、ひじき、納豆、切り干し大根、高野豆腐など、鉄分を多く摂取できる食材を使った食事メニューを心がけましょう。

レバーは鉄分が多く摂れる食材の一つですが、妊婦さんは過剰な摂取を控えたほうがよいとされる「ビタミンA」が多く含まれているので、食べ過ぎに注意してください。

食事でとれる鉄分が十分でない場合は、サプリメントで補うことも可能です。

また、貧血の症状がひどい方は、病院で鉄材を処方してもらえますので、早めに医師に相談することをおすすめします。

3:ストレスや不安

妊婦さんは、ストレスや不安を抱えることが多いです。

身体の外見の変化、体調の変化、仕事などの環境の変化、出産、赤ちゃんが産まれた後の生活への不安、家族にイライラしてしまうなど、さまざまな不安要素があります。

不安、ストレスがたまると、自律神経が乱れ、動悸、息切れの原因となります。

できるだけストレスをためないように、家族、親しい友人、公的機関なども活用して、感じている不安は、一人で抱え込まず、相談してみるのもよいでしょう。

また、趣味や音楽を聴く時間をつくったり、リラックスできる時間を作るのもおすすめです。

4:肺が圧迫される

妊娠後期になると赤ちゃんが大きくなると同時に、子宮がどんどん大きくなっていきます。

大きくなった子宮によって、肺が圧迫されます。

さらに、赤ちゃんに栄養や酸素をたくさん送るために、血液量がますます増え、心臓も圧迫されます。

肺と心臓が圧迫されることによって、動悸、息切れが起こりやすくなります。

妊娠初期から言えることではありますが、お腹の赤ちゃんが楽に過ごせるように、日ごろから、締め付けの少ない楽な服装で過ごすようにしましょう。

妊娠初期の胸の動悸はいつからいつまで?

妊娠初期に感じた動悸は、妊娠後期まで続く場合もありますが、個人差があります。

前項で述べたとおり、妊娠初期からホルモンバランスの乱れなどの原因により、動悸は起こりやすいといえます。

また後期では、赤ちゃんの成長とともに肺、心臓が圧迫され、動悸が起こりやすくなります。

動悸の原因は変化していきますが、長い目で付き合っていかなくてはならない症状のようです。

動悸の対処法は3つ

実際に動悸が起こったらどのように対応したらよいのでしょうか。

普段から簡単にできる、動悸の予防策を含めた対処法を3つ紹介します。

1:動悸が起こったらまず休む

動悸が起こった際は、まず一番に休むことが大切です。

屋内の場合は、横になって休みましょう。

横になる際は、体勢も気をつけるとよいでしょう。

横になる際のおすすめの体勢

横になって休む際に、おすすめな体勢を紹介します。

【足を高くする】

クッションなどを足の下に敷いて足を高くします

心臓の位置が低くなるため、心臓に血液が送られやすくなります。

【シムス体位】

仰向けが苦しい週数の場合は、体の左側を下にして横になってみてください。

「シムス体位」と呼ばれる体勢で、こちらも血液の流れが良くなります。

抱き枕やクッションを活用すると、体勢が保持しやすいです。

動悸が起こったときに、締め付けのある衣類を着ている場合は、少し緩めてください。

動悸が落ち着いてきたら水分をとると、気持ちも落ち着いてきます。

屋外の場合は、ベンチなど座れる場所を探して、座って休みましょう。

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2:お風呂で温める

妊婦さんは日ごろから身体を冷やさないように心がけることが大切です。

お風呂で身体を温めると、血行がよくなり、心臓の負担を軽減できます。

また、リラックス効果も得られるので、おすすめです。

お風呂の温度はぬるめに設定して、のぼせない程度につかりましょう。

熱いお湯に長湯をすると、逆に心臓の負担になるので、注意が必要です。

心臓への負荷が少ない半身浴もおすすめです。

また、身体がつらい時は、足湯でも十分効果が得られます。

半身浴、足湯を行う際も、お湯の温度と長湯には注意しましょう。

3:深呼吸をする

動悸が起こった時は、深呼吸も効果的です。

鼻で大きく息を吸って、口から吐く動作を数回繰り返します。

すぐに治まる動悸であれば、それほど心配しなくても大丈夫。

深呼吸で呼吸を整えるのと同時に、不安な気持ちを落ち着かせましょう。

心と身体を楽にして過ごしましょう

動悸は、妊婦さんと長いつき合いになることが多いです。

できるだけ心臓への負担を減らし、心と身体を楽にしてあげることを心掛けましょう。

動悸が起こった時は慌てずに休み、明らかに症状がひどい場合は、早めに医師に相談しましょう。

日々の不安を少しずつ軽減して、すくすく育つ赤ちゃんの成長を楽しみながら、マタニティーライフを過ごせるといいですね。


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